3DR Site Scan、BIM360統合発表
「建築、土木、測量業界向けSite Scanセミナー」を12月5日、 3DR正規代理店芝本産業株式会社(東京都中央区湊1-1-12)にて開催
2017.11.14 16:45
米国カリフォルニア州:建設土木用ドローンデータ管理ソフト「Site Scan」メーカー「3DR」が本日、Autodesk社製 建設現場プロジェクト管理ツールであるBIM360との統合を、ラスベガスで開催中のAutodesk Universityで発表しました。
3DRはForgeプラットフォームで築いたAutodeskとのパートナーシップによってBIM360の統合に成功し、Site Scanを通して、現場の関係者、責任者、エンジニア、下請け業者、発注担当者などが、ドローンで取得したデータに簡単にすることがアクセスでき、日常の業務で利用可能となります。
BIM360との統合により、次の機能が加わりました。
1. 最新の設計図面をオーバーレイ
BIM360から直接CADまたはPDFの設計図面をSite Scanに読込み、オルソモザイク上に表示できるようになります。BIM360内で設計が変更された場合も、Site Scanにも情報が反映されますので、常に最新のデータが共有できます。
2. ドローンデータのチーム共有
Site Scanで取得したドローンデータ(オルソモザイク、点群、デジタル標高モデルなど)をBIM360に読み込み、全員で利用できるようになります。大容量のファイルを各関係者に送る手間がなくなり、Site Scan上でワンクリックでデータにアクセスすることが可能となります。
3. 現場での問題を即座に解消
作業現場で問題を発見した際にSite Scanのオルソに情報を上げBIM360 Fieldで吸い上げることで、業者とのコミュニケーションを効率よく行うことができ、タイムリーに問題を解決することができます。
「Site Scanでドローンデータをタイムリーに収集し処理することができます。BIM360と統合すると、プロジェクトチーム全員と簡単に情報を共有できますので、BIM360のユーザであれば、Site Scanがベストの選択肢だと思います」と、Paric建設社の仮想施工管理責任者のAndy Leek氏が語っています。
「これからは、建設現場のドローンデータと設計図面の一元管理が可能となります」と、3DR社CEO、Chris Andersonがコメントしています。「現場でのコミュニケーションと品質管理の向上に繋がり、ドローンデータの共有とアクセス方法が簡単化されます」。
BIM360統合またはSite Scanの詳細については、 http://www.shibamoto.com/drone/site-scan/ をご参照ください。
■会社概要
芝本産業株式会社 Team Drone
URL : http://www.shibamoto.com/drone/
E-MAIL: drone.support@shibamoto.jp
TEL : 03-3553-1122
FAX : 03-3553-2370
■Site Scanとは
Site Scanはアメリカ3DRが開発した製品で、土木や建設業界で、これまで専門家が数人体制で数時間・数日費やしていた測量や検査の作業を、UAVを自動飛行させ撮影した画像を、短時間に、専用クラウドで3次元モデルを作成する「All in One」のプラットフォームです。
Site ScanはUAVの飛行を設定するSite Scan フィールドとWebブラウザソフトのSite Scanマネージャーによって構成されています。現場での簡単なフライト設定で、精度の高い3Dモデルを作成することができることに加え、立体物を周回飛行し、電波塔や高層建物の3次元モデル作る「スキャン」モードや、対象物をピンポイントで検査する「点検」モードが標準装備されており、作業目的に合わせたフライトが設定できます。
Webブラウザで操作するSite Scanソフトウェアは、アップデートを通して進化しており、これまでも、ヒートマップの作成や、土量計算などの機能が追加され、日本の現場のニーズに合わせたプログラムが随時加えられていることも大きな魅力です。さらに、10月からはPhantom4 Pro / Advanceでの対応が始まり、DJIユーザーの方々にも3DRの技術を利用いただけるようになりました。この11月からは、点群データの閲覧機能が追加され、専用ソフトウェアを使用せずに、Web上のSite Scan マネージャーで3次元モデリングの臨場感を確認することができるようになります。
このSite Scanは、3DRの日本における正規代理店の、芝本産業株式会社(本社:東京都中央区湊1-1-12)が窓口となり、皆さまに安心してご利用頂くために、製品に関する問い合わせや、トラブル発生時の対応・修理に関することまで、3DR技術スタッフと連携して迅速なサービスの提供を行っております。また、飛行中の事故発生を想定した損害保険サービスにも対応しておりますので、特に業務での活用を考えられている企業関係者の皆さまには安心してご使用いただけると考えております。
■「建築、土木、測量業界向けSite Scanセミナー」を12月5日、3DR正規代理店芝本産業株式会社(東京都中央区湊1-1-12)にて開催
日本の建設・土木業界では、測量・設計・施工・管理・完成検査にいたる全てのプロセスで、現場の生産性向上を目的とした「i-Construction」の取り組みが始まっています。これら一連の作業を3次元データによって効率的に行うことが目的で、ドローンによる3次元測量に期待が高まっています。
Site Scanは、現場でのドローンの自動飛行を設定する「Site Scan Field」とWebブラウザソフトの「Site Scan Manager」の2つで構成されており、撮影から分析まで全自動処理を行うため作業時間の短縮を実現。現場で行う専門的な作業をクラウドで集中管理、関係者間でのデータ共有も可能。作業の効率化をはかることにより、大幅なコスト削減にもつながります。
Autodesk社製 建設現場プロジェクト管理ツールであるBIM360との統合も発表し(前述)、日々進化をとげるSite Scan導入の魅力と、操作マニュアルを使用して全ての機能を紹介する「建築・土木・測量業界向けSite Scanセミナー」を下記日程にて開催いたします。是非、多くの業界関係者の方にご参加いただきたい内容のセミナーとなっております。
記
日時: 12月5日(火)13:00~16:00
場所: 芝本産業株式会社 HSB鐵砲洲会議室
東京都中央区湊1-1-12
JR京葉線「八丁堀」駅B3出口 徒歩3分
日比谷線「八丁堀」駅A2出口 徒歩5分
有楽町線「新富町」駅5番出口 徒歩10分
主催: 合同会社MOTOKUNI
■セミナーのお申込
メールにて、下記情報をお送りください。
Mail: neo.llc.bsp@gmail.com
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