「フレッツ・テレビ」等におけるBS右旋4K放送への対応について
2017.11.16 15:00
スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:高田 真治、以下 スカパーJSAT)、東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村 雅之、以下 NTT東日本)および西日本電信電話株式会社(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:村尾 和俊、以下 NTT西日本)は、2018年12月より実用放送が開始されるBSデジタル放送/110度CSデジタル放送(以下BS/110度CS)の4K・8K放送につきまして、「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービス※1において、BS右旋4K放送を下記のとおり2018年12月1日(土)より提供開始する予定ですのでお知らせいたします。
※1: 本リリースにおいては、「フレッツ・テレビ」または光コラボレーション事業者が提供するテレビサービス、ならびにスカパーJSATがマンション向けに提供する再送信テレビサービス(アンテナの代わりに光回線を用いて地上/BSデジタル放送等を視聴するサービス)を「FTTHサービス」と呼称いたします。
「フレッツ・テレビ」はNTT東日本、NTT西日本が提供する「フレッツ・テレビ伝送サービス」と、スカパーJSATが提供する放送サービス「スカパーJSAT施設利用サービス」を契約することにより、地上/BSデジタル放送などを受信することが可能となるサービスです。「フレッツ・テレビ」のご利用には、「フレッツ光」等の契約・料金が別途必要です。
なお、「スカパー!」、「スカパー!プレミアムサービス光」の視聴には、別途スカパーJSATが提供する放送サービスの契約と、対応テレビまたはチューナーが必要です。
1.背景
スカパーJSAT、NTT東日本およびNTT西日本は、アンテナ不要※2でテレビに専用端末(セットトップボックス等)を取り付けることなく地上/BSデジタル放送が受信できる「フレッツ・テレビ」を2008年より提供してまいりました。
また、スカパーJSATは2015年3月1日に有料チャンネルとしては世界初の4K専門チャンネルを開局し、現在は「スカパー!4K 映画」「スカパー!4K 総合」「スカパー!4K 体験」の3チャンネルを提供するなど、積極的に4K放送に取り組んでまいりました。なお、「フレッツ・テレビ」等においても上記3チャンネルを2015年4月4日より提供しております。
このような中、現行の地上/BSデジタル放送および110度CS放送に加えて、2018年12月よりBS/110度CSの4K・8K実用放送が開始されるにあたり、より多くのお客さまに高精細な画質による放送をご視聴いただくため、3社で「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスにおける実用放送への対応を検討してまいりました。
※2: 地上/BSデジタル放送に対応したテレビまたはチューナーが必要です。また、アンテナで視聴可能な番組が一部受信できない場合があります。
2.対応概要
BS右旋4K放送について、2018年12月1日(土)よりパススルー※3による提供開始を予定しております。これにより、現在「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスを利用してBS放送を視聴している戸建住宅および集合住宅においては、実用放送に対応する4Kテレビまたは4Kチューナー※4により、BS右旋4K放送を視聴できるようになる予定です。
提供開始日 : 2018年12月1日(土)
提供エリア : 「フレッツ・テレビ」提供エリア
テレビ放送局※5: 株式会社ビーエス朝日、株式会社BSジャパン、日本放送協会、株式会社BS-TBS、
株式会社ビーエスフジが放送開始予定
*2019年12月1日(日)より株式会社BS日本も放送開始予定
※3: 放送事業者(スカパーJSAT等)にて受信した映像信号の周波数と変調方式を変更せず、そのまま伝送する方式です。「パススルー(R)」は、マスプロ電工株式会社の登録商標です。
※4: BS右旋4K放送の視聴には、次のいずれかの対応機器が必要です。
(1) テレビ本体でBS/110度CSによる実用放送を受信可能な4Kテレビ*
(2) BS/110度CS対応の4Kチューナー*と、現在市販されている4K対応テレビの組み合わせ
*実用放送の開始に合わせて発売が見込まれています。
※5: テレビ放送局、放送開始予定日は総務省 2017年1月24日発表「BS・東経110度CSによる4K・8K実用放送の業務等の認定実施」に基づきます。なお、FTTHサービスにおける提供はスカパーJSATが各放送局より再放送同意を得る必要があり、今後各放送局と協議調整してまいります。
3.各社の主な役割
◇スカパーJSAT
「スカパーJSAT施設利用サービス」※6の提供
◇NTT東日本、NTT西日本
「スカパーJSAT施設利用サービス」の伝送に必要となる「フレッツ光」および「フレッツ・テレビ伝送サービス」の提供(光コラボレーションモデルにおける提供を含む。)
※6: 「フレッツ・テレビ」または光コラボレーション事業者が提供するテレビサービス*において必要となる放送サービス、ならびにスカパーJSATがマンション向けに提供する再送信テレビサービスです。
*光コラボレーション事業者におけるテレビサービスの取扱い有無につきましては、以下のサイトでご確認ください。
◇NTT東日本 https://flets.com/collabo/list/
◇NTT西日本 http://flets-w.com/collabo/list/index.php
4.今後の展開
「フレッツ・テレビ」等のFTTHサービスにおけるBS/110度CS左旋4K・8K放送への対応につきましては、現在検討中です。詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたします。
スカパーJSATとNTT東日本、NTT西日本は今後も3社で連携し、お客さまに豊かな映像視聴環境をお届けできるよう、サービスの充実に努めてまいります。
【別紙1】サービス利用イメージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/143262/att_143262_1.pdf
【別紙2】視聴可能チャンネル