外部情報連動広告配信システムでパス・コミュニケーションズと ニッポンダイナミックシステムズが事業協力
リアルタイムデータに連動した広告放映でOOH広告のデジタル活用を推進
2017.12.05 08:45
株式会社パス・コミュニケーションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本 惠司)と株式会社ニッポンダイナミックシステムズ(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:平山 武司、以下 NDS)は、DOOH(Digital Out of Home:交通・駅サイネージや大型ビジョン)における、外部情報連動広告配信システム、およびそれに関連する技術において、両社が保有する知識、情報を相互に共有し事業協力することを合意いたしました。
外部情報連動広告配信システム「ez-DynamicAD」サービスイメージ
■業務提携の背景及び経緯
DOOHは、様々なロケーションに設置され多くの用途で広がりを見せており、ニーズが高まっています。
実際、街中の屋外ビジョンや、駅構内、商業施設のデジタルサイネージは急激なスピードで増え続けており、アナログ媒体(看板やポスター)からDOOH媒体に切り替えられるところも少なくありません。
DOOH媒体が急激に増えた事で、国内のOOHもこの数年で進化しました。ただし、表示画面はデジタルへと進化したものの、放映方法はDOOH黎明期から変わらぬ従来の放映方法(事前入稿した素材を決まったスケジュールに放映する)が続いており、CMを出稿する広告主様には、「動画を流す事が出来る」という事でしか、デジタル媒体の魅力を活用頂く事が出来ていませんでした。
そこで両社は、デジタル媒体の魅力を引き出すため、従来とは異なる、リアルタイム性の高い放映技術の進化を、この数年追求してきました。その結果本年、桜の開花情報に合わせて広告素材を合成し、駅サイネージへ配信することや、夏の気温・天気などの気象情報や花火大会などのイベント情報に連動して広告素材を5大都市(東・名・阪・札・福)のDOOHへ配信するなど、最適なタイミングで効果的な広告素材を選択して配信する仕組み【Dynamic -DOOH】を実現させ実績を積みました。現在では、全国の駅サイネージ・ビジョン約1,000面規模への連携が可能となっております。
今回、渋谷スクランブル交差点の屋外ビジョンの他、全国約150基の大型ビジョン・デジタルサイネージに関わる広告営業事業と、DOOH媒体の運営、新規設置・コンテンツ配信・編成・映像制作といったDOOH媒体運用事業を、国内DOOHの広告活用黎明期より続けているパス・コミュニケーションズと、IT黎明期よりシステム開発に携わり、長年積み上げたソフトウェアの開発力を活かして、多様なコンテンツ配信・制御に強みを持つNDSが、より深い関係を築くため事業協力することで、Dynamic-DOOH広告の展開を加速させ、DOOHだからこそ出来る広告展開を広告主様にご提供します。
なお主に企画・運営・窓口をパス・コミュニケーションズが、Dynamic-DOOHシステム(ez-DynamicAD)の開発をNDSが手掛ける。
■株式会社パス・コミュニケーションズ 会社概要
商号 : 株式会社パス・コミュニケーションズ
代表者 : 代表取締役社長 宮本 惠司
所在地 : 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-30 昭和ビル4階
設立 : 1998年9月
事業内容: 大型ビジョン・デジタルサイネージ広告の
コンテンツ配信・管理・製作・コンサルティングなど
資本金 : 7,528万円
URL : http://www.pas-com.co.jp/
■株式会社ニッポンダイナミックシステムズ 会社概要
商号 : 株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
代表者 : 代表取締役社長 平山 武司
所在地 : 〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-22-3 NDSビル
設立 : 1969年8月
事業内容: ソフトウェア受託開発、ASPサービス、パッケージ販売、
コンテンツ配信サービス
資本金 : 9,600万円