英語書類に悪戦苦闘するビジネスパーソンの業務効率を大幅改善 自己学習型オンライン翻訳サポートツール 「トランスゲート」の提供開始 ~海外駐在員や企業翻訳担当者の効率化・コスト削減を実現~
2017.11.27 10:00
クラウド翻訳サービス「TRANSMART」を運営するトランスマート株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:服部 淳一)は、ユーザーごとにカスタマイズされた翻訳データベースをもとに使えば使うほど翻訳精度が向上する自己学習型オンライン翻訳サポートツール「トランスゲート」( https://jp.trans-mart.net/transgate/ )の提供を開始しました。年内はトライアル期間として無償で提供を行い、2018年1月からは月額2,000円(税別)で販売予定です。
トランスゲートイメージ
トランスゲートは、機械翻訳とユーザー独自の用語集や翻訳メモリなどの翻訳データベース、AIを活用した提案機能を掛け合わせた翻訳結果に、校正のプロが利用する日本語校正ライブラリーや言葉のゆれチェック・補正機能を反映した日本語校正まですべて1画面で完結できます。日々翻訳作業が発生する企業担当者や英語書類を扱うことが多い海外駐在員の業務効率を大幅に改善するオンライン翻訳サポートツールとして開発いたしました。従来の主要翻訳サポートソフトと違い、アップデート版の購入などが不要で月額利用料のみで常に最新版をご利用いただけます。
社内用語や業界専門用語などが入った文章の翻訳も、トランスゲートを使えば使うほどより精度が高まった訳文が自動的に反映されていきます。これにより、簡易的な社内用の資料などはコストを抑えて機械翻訳ツール「トランスゲート」を利用し、専門性の高い社外提案資料など重要書類はクラウド翻訳サービス「TRANSMART」( https://jp.trans-mart.net/ )でプロの翻訳者に依頼など、発注者側の予算や納期、求める翻訳レベルに応じてその都度、最適な翻訳サービスを選択可能となります。
■トランスゲートで、より手軽に翻訳ができる環境を実現
外務省が発表している最新の「平成29年版 海外在留邦人数調査統計」によると2016年10月1日時点での日本国外に在留する日本人の総数は、133万8,477人で、前年より2万1,399人(約1.6%)の増加となり、統計開始以降最多となりました。また、国内外におけるビジネスのグローバル化の流れにより海外に進出している日系企業の総数は前述の統計によると7万1,820で、こちらも統計開始以降最多となりました。
一方で、その中にはこれまで海外との取引とは縁遠かった地方企業や中小企業なども多く含まれております。必ずしも語学力を有した社員が海外との業務を担っているわけではなく、言語障壁が大きな課題となっており、その解決がビジネスの成否を握っている側面もあることから、翻訳ニーズはますます高まりを見せています。
当社では、これまでもプロの翻訳者に直接依頼できるクラウド翻訳サービスの「TRANSMART」や、翻訳コーディネーターが見積もりから納品まで完全サポートする専門翻訳サービスなど多くの企業の翻訳業務を支援してまいりましたが、日々翻訳作業が発生する企業担当者や海外駐在員の業務効率化やコスト削減を可能にすることでより手軽に翻訳ができる体制を整えるべくこの度のトランスゲート提供開始に至りました。
今後は、日本国内の企業担当者への提供はもちろんのこと、アジア6か国に展開するCROSSCOOP海外拠点との連携により現地の日系企業駐在員など海外在住日本人向けにも積極的に提供していく予定です。
■トランスゲートの主な機能
(1) 機械翻訳機能
翻訳したい文章(日本語または英語)をファイルアップロードすることで、その場で機械翻訳結果を反映します。翻訳前の文章と翻訳結果が1文ごとに対で表示されるシンプルなインターフェイスで、その場で翻訳結果の編集も可能です。編集して保存するたびに、翻訳内容が保存・記憶されユーザーに最適化された用語、表現に進化していきます。
(2) 翻訳メモリ機能
ユーザー独自の用語集や翻訳メモリ登録機能があり、過去に翻訳したデータを登録しておくと、翻訳メモリの結果が反映されるため業界専門用語や社内用語が入った文章の翻訳も利用すればするほど精度が向上し効率化されていく仕組みになっています。契約書やマニュアルなど定型文が多い書類は過去の類似翻訳を自動的に参照することで、内容を把握する時間を大幅短縮できます。
(3)AI機能
利用するごとに増える膨大な量の翻訳データや校正データを自己学習することで、翻訳文や校正の候補を自動提案できる機能も開発中で、随時公開していく予定です。
(4)ファイル出力機能
翻訳した文章は、もとのファイルのレイアウトを再現した状態で出力可能なため、パワーポイントで作成したグラフや画像入りの資料なども毎回翻訳結果を書き移す必要がなく、すぐに翻訳された資料としてご利用いただけます。
(5)翻訳マッチングサービスとの連携
クラウド翻訳サービス「TRANSMART」との連携により、機械翻訳をした上で最終的にはプロの翻訳者に依頼したいと考えた場合、翻訳したい部分のみを選択してプロの翻訳者に依頼することもできます。また登録している独自の用語集が、翻訳者側にも提供されるため、一般的ではない専門用語や社内用語の翻訳も、発注者と翻訳者間で何度も調整する必要がなく手間が省けます。
【料金体系】
・3か月プラン:6,000円(月額2,000円、税別)/ユーザー
・6か月プラン:11,400円(月額1,900円、税別)/ユーザー
・1年プラン :20,400円(月額1,700円、税別)/ユーザー
※1か月のみのご利用は承っていません。毎月ご登録いただいたクレジットカードから月額料金が決済されます。契約期間終了後は、当初プランと同期間の自動更新となりますが契約終了月までに解約申し出があった場合は、契約満了月で利用を停止します。なお、解約後は利用期間中に登録した翻訳メモリなどの機能はご利用いただけません。
【トランスマート株式会社について】
トランスマートは、1996年創立以来20年以上、医薬関連、IT関連をはじめとする様々な企業の翻訳、ローカライズ、DTP業務に携わり、「クラウドソーシング」という用語がまだ一般的ではなかった2000年から、インターネット上で、2,000人を超える優秀な翻訳者の中からお客様のニーズに合った翻訳者を選び、スピーディかつ適正コストで、高品質な翻訳を実施するマッチングサービス「TRANSMART」を運営しています。
社名 : トランスマート株式会社
設立 : 1996年8月
資本金: 1,000万円
代表者: 代表取締役社長 服部 淳一
所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-3-10 新宿御苑ビル10階
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