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子どもの「好奇心」は親子のスキンシップ時間に比例  よく笑い、大人が好きになる傾向あり

夫婦のスキンシップが良好な人は親子のスキンシップも良好

創業85周年を迎えた株式会社ナリス化粧品(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:村岡 弘義)は、子ども用クリームの販売を前に、中学生までの子どもを持つ30~49歳の女性に対し、「親子のスキンシップ」についてインターネット調査を実施しました。働く女性の増加で家族のあり方が変わる中、夫婦のスキンシップがとれている人は子どもとのスキンシップも良好であること、また、親とのスキンシップが良好な子どもは「笑顔」「好奇心」が多く「大人を好きになる」傾向があり、逆に、親子のスキンシップが不十分な子は「ゲームがやめられない」「やる気がない」という傾向があることも明らかになりました。


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■調査トピックス

(1)親子のスキンシップが「十分とれている」「だいたいとれている」と感じる人は74.3%。しかし、子の年齢とともにスキンシップの機会は減り、1日の子どもとのスキンシップ時間は、2才までは2時間以上、小学校高学年では5分未満、中学生は「していない」が最も多い。スキンシップ時間に、仕事の有無・就労時間の長短による顕著な差は見られない。


(2)夫婦のスキンシップが「十分とれている」「とれている」と感じる人は45.8%。半数以上が「あまりとれていない」「全くとれていない」と回答。「全くとれていない」は21.7%。また、夫婦のスキンシップが「十分とれている」「だいたいとれている」人の8割以上が、子どもとのスキンシップも「十分とれている」「だいたいとれている」と回答。


(3)親子のスキンシップ時間が長いほど、その子どもは「よく笑う」「好奇心が旺盛」「大人を好きになる」傾向。逆にスキンシップ時間が短い子どもは「ゲームがやめられない」「やる気がしない」「イライラしがち」な傾向。


(4)保湿剤を塗った後に実感したことがある効果を質問したところ、直接的な潤いだけでなく「子どもが笑顔になる」「子どもが安心する」など心理的な効果を感じていることが明らかになった。



■調査概要

一次調査 調査実施期間:2017年10月31日~11月2日

     調査対象者 :30~49歳の女性2,402人

     調査方法  :インターネットによるアンケート調査

二次調査 調査実施期間:2017年11月9日~2017年11月12日

     調査対象者 :一次調査で0歳から中学生までの子どもがいる

            と答えた30~49歳の女性1,214人

     調査方法  :インターネットによるアンケート調査



■調査結果

(1)中学生までの子どもを持つ30~49歳の女性に「子どもとのスキンシップはとれている方だと思いますか?」と質問したところ、「十分とれている」と答えた人は19.4%、「だいたいとれている」と答えた人は54.9%で、7割以上の人がスキンシップをとれていると感じていることがわかりました。


「子どもとスキンシップをする時間はどのくらいですか?(平日1日平均)」という質問に対しては、「~30分」が18.9%とトップ。次いで「~15分」が17.9%、「~1時間」が17.0%という結果になりました。これを子どもの年齢別にみると、2歳までは「2時間以上」がトップですが、小学校高学年では「~5分」が32.0%、中学生では「していない」が38.3%にのぼり、子どもの成長とともにスキンシップの機会が確実に減っていくことが明らかになりました。


また、週の就労時間別に傾向を見ると、仕事をしていない人の子どもとのスキンシップの時間は「2時間以上」がトップ、就労時間が増えるほどスキンシップを「していない」と答える人が多い傾向が見られました。これは、スキンシップ時間が最も増える「1歳未満」の子どもを持つ母親は育児休暇などで仕事をしていないことや、子どもの成長とともに就労時間が増え、スキンシップする時間も減ることが影響していると考えられます。最も回答の多かったスキンシップ時間「~30分以内」「~15分」においては、仕事の有無や週の就労時間による顕著な差は見られませんでした。週の就労時間が「~60時間」「それ以上」と回答した人の中には、スキンシップ時間を「2時間以上」とっている人もいました。


Q 子どもとのスキンシップはとれている方だと思いますか?


Q 「子どもとスキンシップをする時間はどのくらいですか?(平日1日平均)」


子どもの年齢別


週の就労時間別


(2)「夫婦のスキンシップはとれている方だと思いますか?」という質問に対しては、「十分とれている」は9.6%、「だいたいとれている」は36.2%で、とれていると感じている人は半数以下にとどまりました。「あまりとれていない」が32.4%、「全くとれていない」と回答した人は21.7%にものぼりました。


また、夫婦のスキンシップ実感と親子のスキンシップ実感の相関をみたところ、夫婦のスキンシップが「十分とれている」と回答した人の93.2%、「だいたいとれている」と回答した人の87.7%が、子どもとのスキンシップも「十分とれている」「だいたいとれている」と回答。「あまりとれていない」「全くとれていない」は10%程度にとどまりました。逆に、夫婦のスキンシップが「全くとれていない」と回答した人は、子どもとのスキンシップも「あまりとれていない」「全くとれていない」と回答(44.3%)。夫婦のスキンシップが良好な人は、子どもとのスキンシップも良好であるといえそうです。


Q 「夫婦のスキンシップがとれている方だと思いますか?」


夫婦のスキンシップ実感と親子のスキンシップ実感の相関


(3)「あなたの子どもに当てはまることをすべて答えてください」という質問で子どもの傾向についてアンケートをとり、親子のスキンシップ時間との相関関係を調べました。子どもの特徴として「よく笑う」「好奇心が旺盛」「大人を好き」と回答する人の割合は親子のスキンシップ時間が長いほど高くなり、逆に、「ゲーム(スマホ)がやめられない」「やる気がない」「イライラしがち」と回答する人の割合は、親子のスキンシップ時間が短い人ほど高くなりました。


スキンシップ時間と子どもの傾向


(4)「子どもとのスキンシップで、日常行っていることをすべて答えてください」との質問では、「ハグする」「手をつなぐ」「頭をなでる」という項目が子どものどの年齢でも高くなりました。かつての日本で多く見られた「おんぶする」という項目は、子どもが0歳でも34.8%、全体で21.6%にとどまりました。いっぽう、中学生以上で「ハグをする」と答えた人は20.6%にのぼりました。「抱く」や「抱き合う」とは違ったニュアンスを持つ「ハグする」という言葉が一般化してきたことが、スキンシップの行為にも影響しているといえそうです。


また、この質問で「保湿剤(クリームやオイルなど)を塗る」と回答した454人に、保湿剤を塗った後に実感したことがある効果を尋ねたところ、「肌が潤う」という直接的な効果のほかに、「子どもが笑顔になる」「子どもが安心する」など心理的な効果を感じていることがわかりました。また、子どもの年齢が高くなるほど「子どもが安心する」効果を実感している人が多く、子どもの成長とともにスキンシップが少なくなるなか、「保湿剤を塗る」という行為は貴重といえそうです。


子どもとのスキンシップで日常行っていること


保湿剤を塗った後に実感したことがある効果



■全体考察

働く女性の増加で家族のあり方が変わる中、親子のスキンシップがとれていると感じている人は7割以上と、多くの親子が何らかのスキンシップをとっていることがうかがえます。いっぽう、夫婦のスキンシップがとれていると感じている人は半数以下。夫婦間のスキンシップが良好なほど、子どもとのスキンシップも良好であることが多く、スキンシップがとれている子は精神面でも安定している傾向があります。寒い冬はスキンシップがとりやすい季節。この調査が、夫婦、親子とのスキンシップを改めて見直すきっかけになればと考えています。



■二次調査

<調査実施項目>

・子どもと向き合って会話する時間はどのくらいですか?(平日1日平均)

・子どもと向き合って会話をする時間はどのくらいが理想だと思いますか?(平日1日平均)

・親子の会話(コミュニケーション)がとれている方だと思いますか?

・子どもとのスキンシップで、日常行っていることをすべて答えてください。

・子どもに保湿剤(クリームやオイル)を塗ると答えた人にお聞きします。

 保湿剤を塗った後に実感したことがある効果をすべて教えてください。

・子どもとのスキンシップとして行いたいと思っていることをすべて答えてください。

・子どもとスキンシップをする時間はどのくらいですか?(平日1日平均)

・子どもとスキンシップをする時間はどのくらいが理想だと思いますか?(平日1日平均)

・子どもとのスキンシップはとれている方だと思いますか?

・親子のスキンシップを阻害する要因として当てはまるものをすべてお答えください。

・あなたはどんな時に子どもとスキンシップをとりますか。

・夫婦のスキンシップがとれている方だと思いますか?

・触って気持ち良いと思ってもらいたいなど、子どもとのスキンシップのことを考えて、自分の肌のケアをしていますか?

・あなたの子どもに当てはまることをすべて答えてください。



■会社概要

社名 : 株式会社ナリス化粧品

所在地: 本社 大阪市福島区海老江1丁目11番17号

資本金: 16億円

代表者: 代表取締役社長 村岡 弘義

社員数: 665名(2017年3月期・連結)

売上高: 222億円(2017年3月期・連結)

URL  : http://www.naris.co.jp



■グループ事業内容

【訪問販売事業】

・化粧品・健康食品・健康機器・美容機器・補整下着等の販売

・エステティック事業

・ビューティスタジオ(セルフエステサロン)デ・アイム事業

・教育事業

【海外事業】

・東南アジア・中国など世界各国における化粧品の開発と販売

【開発事業】

・OEM事業(相手先ブランドによる製品生産受諾販売)

【通信販売事業】

・媒体を通した化粧品販売

【店頭販売事業】

・化粧品商社等を通したドラッグストア・量販店での化粧品販売

【店舗販売事業】

・直営店による店舗独自の化粧品の販売、エステサービスの提供

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