「テンションナット」の発売、 M100ボルトを1/70の小トルクで締め付けができる!
~電気もエアーも使わずにM30~M100大型ボルトを1/70の 小トルクで締付けができる「テンションナット」を12月6日発売~
ボルトエンジニア株式会社(所在地:兵庫県神戸市)は、電気もエアーも使わずに、M100クラスの大型ボルトをトルクレンチだけで締め付けることができる「テンションナット (Tension Nut)」を2017年12月6日に発売いたしました。
テンションナット詳細: http://www.bolt-engineer.net/tn/
M30~M100の大型ボルトの場合、締め付けトルクが数千~数万Nmにもなり、大掛かりな油圧や電動工具が必要ですが、テンションナットは、小型テンションねじを締め付け大型ボルトをトルクレンチだけで、簡単に締め付けることができます。もう大掛かりな工具や装置は不要です。
■【テンションナット / Tension Nutの特長】
(1)通常の1/70の小トルクで締め付けができる
小さなトルクで大きな締め付け軸力を発揮します。ボルト径M56の場合、標準締め付けトルクだと約8,600Nm必要ですが、テンションナットなら必要なトルクはたった120Nm。1/70の締め付けトルクなので、大型ボルトを電気もエアーも使わずにトルクレンチだけで締め付けができる、次世代のスーパーボルト・ナットです。
(2)特許の緩まないナット構造
緩み止め効果で振動のある機械にも最適です。国際特許を取得した特許構造の特殊「斜面ディスクワッシャー」によって緩まろうとする逆回転方向へ力が働くほど、より高い軸力を発生してより締まる構造です。
(3)ねじ山の荷重分散
ボルトはナットの第1ねじ山(ナット座面近辺)に最も荷重が集中し、第2、第3ねじ山となるに従い、ねじ山の受け持つ荷重は減少して行きます。その第1ねじ山への荷重の集中が、ボルトの破断を引き起こします。テンションナットは、このようなボルトへの負荷を特殊テンションねじによって分散し荷重の集中を軽減しているので、ボルト締めの不具合発生がありません。
(4)高精度な軸力管理
軸力管理による締め付けのため、摩擦の影響がなくトルク管理よりも高精度の締め付けができます。
(5)高温250℃対応
使用環境の温度が高いプラントの圧力容器など高温250℃でも使用可能です。
(6)ボルトの焼付き、かじりが起きない
ボルトを回して締めるのではなく、小さなテンションねじを締め込むことで、ボルトを引き伸ばす引張力での締め付けのため、摩擦熱が発生せずボルトの焼き付きや、かじりが起きません。その為、特にM30以上の大型ボルト締めに最適です。
(7)六角ナットと入れ替えるだけ
被締結物の長さが短くても使用できます。ボルトテンショナーのように使用条件の制約がありません。既存の六角ナットと入れ替えるだけで使用できます。
ボルトサイズ:M20~M400サイズまで対応可能です。
■関連URL
<テンションナットの仕様>
http://www.bolt-engineer.net/tn/
<テンションナットの原理と緩まない理由>
http://www.bolt-engineer.net/tn/reason.html
<テンションナット特集サイト>
■会社概要
会社名 : ボルトエンジニア株式会社
本社 : 〒651-2404 兵庫県神戸市西区岩岡町古郷255-6 2F
資本金 : 1,000万円
事業内容: 大型ボルト締め軸力管理工具、ボルトテンショナー、油圧ナット、
テンションナットの製造・販売
プレスリリース画像画像一括ダウンロード
プレスリリース添付資料
記事掲載数No.1!「@Press(アットプレス)」は2001年に開設されたプレスリリース配信サービスです。専任スタッフのサポート&充実したSNS拡散機能により、効果的な情報発信をサポートします。(運営:ソーシャルワイヤー株式会社)