ふるさと納税で生産者の収入増・障がい者雇用環境の改善を目指す 岩手・八幡平市、納税者向け感謝祭を実施し約100名が参加

ふるさと納税で生産者の収入増・障がい者雇用環境の改善を目指す　岩手・八幡平市、納税者向け感謝祭を実施し約100名が参加

～地方からの挑戦　ふるさと納税で地域を笑顔にする～

2017.12.11 10:30

　一般社団法人　ドリームプロジェクト(所在地：岩手県陸前高田市、代表理事：関欣哉)と岩手県八幡平市(市長：田村正彦)は、2017年11月27日、東京ドームホテルにて「八幡平市ふるさと応援感謝祭in東京」(企画：有限会社ビッグアップル)を実施し、約100名の納税者の方々がご参加くださいました。企業では当たり前に行われているIRを納税者に対し自治体が開催し、今までの納税金額の報告・返礼品の紹介、また来年度からは八幡平市視察ツアーの実施されることなどが報告され納税者からは喜びの声が上がりました。

　今回の催しでは、八幡平市のふるさと納税返礼品の梱包を市内の3つの施設が行っていることから【障がい者の活用】をテーマにトークセッションも行われました。

「八幡平市ふるさと応援感謝祭in東京」の様子

■「八幡平市ふるさと応援感謝祭in東京」開催の背景

　「八幡平市ふるさと応援感謝祭in東京」は、納税者と八幡平市とのつながりを点から線に繋がりを広めるために実施したイベントです。ふるさと納税の状況説明や人気返礼品紹介、四季を通しての観光地の紹介を行うことで、八幡平市に対する興味を深めて、更にお越しいただく事で線から面に繋がりを広め八幡平市の本当のファンになって頂きたいという狙いから開催致しました。

＜ふるさと納税から見込まれる効果＞

　今まで販路が無く地域だけで消費され首都圏に対し販売を行ってこなかった地域の一番おすすめしたい商品を首都圏の皆様に紹介し、ふるさと納税で販路を作る事で生産者に自信と誇りを与えつつ、地域の価格ではなく末端小売価格で販売する為、実際の収入増も見込まれます。

　また、「経済弱者」とされる方の雇用もふるさと納税を通じ行っており、ふるさと納税を増やすことが雇用を拡げる事にもつながります。その仕組みは納税者・生産者・雇用者の3方良しとなり地域を笑顔にすることにつなげて参ります。

■「八幡平市ふるさと応援感謝祭in東京」概要

　株式会社トラストバンク　代表取締役の須永珠代氏、NPO法人AlonAlon　代表理事の那部智史氏、八幡平市長　田村正彦氏の3人が八幡平市企画政策課関係長の進行により、「障がい者の活躍出来る機会の創出」や「障がい者を個性と見て特性に合った雇用」等について話されました。

　その後は八幡平市から直送された旬の食材での料理　地元の日本酒　ワインなどがふるまわれました。

　人気メニューは、「八幡平牛のローストビーフ」を始め「鶏と茸のグランメール」や「杜仲茶ポークのポアレ」のほか、地元の料理として「煎餅汁」「ひっつみ汁」「ホルモン鍋」「安比アイス」やヨーグルトなどに列が切れることなく並んでいました。

【ふるさと納税の件数と寄付金額】

2014年　　 13件　　　 930,000円

2015年　　 11件　　　 370,000円

2016年　　 12件　　 1,035,000円

2017年　2,162件　　73,470,000円　(2017年11月末現在)