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福井県の銘菓 羽二重餅を生サブレで包んだお菓子を開発  クルミたっぷり“絹小町”が販売開始

2018.01.09 08:00

半世紀にわたり羽二重餅専門メーカーとして県内外に販売している新珠製菓株式会社(所在地:福井県越前市、代表取締役:杉本 正一)は、この度たっぷりのクルミを練り込んだ羽二重餅をサブレ生地で包み、しっとりと焼き上げた羽二重生サブレ“絹小町”を開発、2018年1月10日にそごう横浜店、都内百貨店にて販売を開始しますのでお知らせいたします。


羽二重生サブレ“絹小町”


新珠製菓では、地元菓子組合から供給されるもち米を金沢の専門業者に石臼製粉してもらった羽二重餅粉で羽二重餅の製造を行っており、原料、特にもち米へのこだわりは設立当初より極めて強いものがあります。半世紀前、市内の若手菓子業者が集い設立された当社は、若い職人たちが美味しい羽二重餅づくりに打ち込み、その技術をみがいてきました。その間少しずつお客様の支持をいただきながら、県内観光地を中心にサービスエリア、空港、駅などへ販路を広げ、2017年初めてアメリカでの販売も実現しております。



■羽二重生サブレ“絹小町”で福井の魅力を発信したい

今回発売される羽二重生サブレ“絹小町”は、焼き菓子でありながらやわらかな食感と舌触りが特徴で、和風の羽二重餅が、香ばしいクルミとサブレ生地に出会うことで、今までにないおいしさが楽しめます。今後、全国から、また世界からお見えになる人々に、このおいしさを味わっていただき、また福井の羽二重餅を、福井という町をこのお菓子を通して知っていただけるものと思っております。

“絹小町”のネーミングは、明治時代後期に羽二重を中心とした日本一の絹織物産地となった越前市今立地区への敬愛と、極めて高品質の和紙を生産する町でもあり、越前打刃物、越前箪笥など、伝統と革新にあふれた手仕事の町でもある地域全体、さらには福井の魅力を発信したいという想いから名づけました。

福井で収穫されたもち米を身近な菓子に使用していくことで、その生産を安定的なものとし、高品質なお米の産地としての確立、優れた食の産地福井としてのイメージアップにも寄与するものと考えます。2018年の福井国体、今後の北陸新幹線福井延伸を控え、福井のお米を使ったお菓子、羽二重餅や関連商品が全国の地域で愛されるように、全国に発信してまいります。



■“羽二重餅”と生サブレが織りなす味

福井県内では多くの菓子店が羽二重餅を製造していますが、越前市は羽二重の国内最大の産地である今立地区があり、歴史的にも絹織物羽二重との繋がりは深く、その思い入れは強いものがあります。県外でも羽二重餅は多く生産されていますが、今回の焼き菓子というジャンルに積極的に取り組んでいくことにより、福井県の銘菓としての羽二重餅のさらなるPR、羽二重餅産地の活性化にもつながるものと思います。

新珠製菓では、2016年にバームクーヘンの地域原料を使った製造にトライし、2017年は羽二重餅をサブレ生地で包むという開発を行ってきました。特に生サブレはその柔らかさ、しなやかさが特徴で、羽二重餅と通ずるものがありました。時間はかかりましたが、それぞれのおいしさを組み合わせ、商品化にこぎ着けることができました。

さらに羽二重餅と相性のいいクルミをふんだんに丁寧に練り込むことで、おいしさを高め、時代に合わせた食味、食感を追求、新しいジャンルに踏み込めたものと思っております。

伝統的な羽二重餅は、技術を守り、高め、磨きながら製造されており、今回発売する“絹小町”は地域の人々に、この地を訪れていただく人々に、新しいおいしさをお届けます。次の時代にも愛される福井、地域であるよう、そしてこの商品が愛されるよう努力をしていきます。



■今後の展開

新珠製菓では、今回の“絹小町”、また“黄金の梅”を使ったバームクーヘンなど、世代に応じた洋菓子の世界にもチャレンジしています。今後も福井県のお米や素材を使ったスイーツを開発し、地域の生産者、消費者とのつながりを深め、地元への貢献活動を進めていきます。2018年1月10日からそごう横浜店でのテスト販売を皮切りに、都内百貨店での福井県フェアにおいてプロモーションを兼ねた先行販売を進め、シーズン10,000個の販売を目標としています。



■商品概要

商品名  : 羽二重生サブレ“絹小町”

価格   : 一箱600円(税抜)

内容量  : 6個入り

発売日  : 2018年1月10日

店舗   : そごう横浜店、都内百貨店



■会社概要

商号        : 新珠製菓株式会社

代表者       : 代表取締役 杉本 正一

所在地       : 福井県越前市小松1丁目5-1

ホームページアドレス: http://www.aratama.jp/

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