高知県、森林鉄道の軌道「ゆずロード」が日本遺産に認定 収穫やオリジナルポン酢づくりなどイベントが拡充
~明治維新から150年、土佐の偉人 中岡慎太郎の想いが今なお残る高知県 森林鉄道から日本一のゆずロードへ~
高知県中芸地域を走る森林鉄道の軌道「ゆずロード」は、2017年に日本遺産に認定され、2018年に明治維新から150年の節目の年を迎えます。
日本遺産認定を経て、「ゆずロード」を眺めながらゆずの収穫体験や、オリジナルポン酢づくり体験、森林鉄道乗車体験など、イベントが拡充しております。
【日本遺産認定ストーリー】
かつて西日本最大の森林鉄道が駆け巡った高知県中芸地域は、林業に代わる産業としてゆず栽培に力を注ぎ、今やゆずの生産量は日本一。木材を運んだ森林鉄道の軌道はゆずの風景広がる「ゆずロード」に生まれ変わりました。
日本遺産にも認定されたゆずロードは、土佐が生んだ偉人 中岡慎太郎が栽培を奨励したものとされています。
● 日本遺産ってなに?
各地の歴史や文化の魅力がつづられたストーリーを文化庁が日本遺産に認定します。
● 中芸ってどこ?
高知県東部の5町村、奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村です。
【森林鉄道遺産】
● 森林鉄道としては唯一の重文指定
魚梁瀬森林鉄道は明治44年に国内3番目の森林鉄道として開通。
昭和38年に廃線となり、軌道などの撤去が行われましたが、現在でも当時の面影を残す橋梁等が点在し、その遺構から18箇所が国の重要文化財の指定を受けています。
● 森林鉄道遺産の見学
山奥に残された森林鉄道の橋やトンネル。
当時の面影を残すノスタルジックな見学ツアーが楽しめます。
● 森林鉄道乗車体験
昭和30年代の中ごろに活躍した機関車が昔の姿のまま走ります。機関車の運転も体験できます。
【かつての森林鉄道はゆずロードへ】
中芸地域のゆずは“KOCHI YUZU”としてヨーロッパでも高い評価を受けています。
「森林鉄道」から「ゆずロード」をぐるりと巡ればゆずの香りと彩りに満ちた景観とゆずの風味豊かな食文化を満喫できます。
【ゆずのまちで体験!】
● ゆず収穫体験
「ゆずロード」を眺めながらゆずの収穫体験!収穫したゆずはお土産用にお持ち帰りいただけます。
● 馬路ポン酢手作り体験
ゆずの商品で有名な馬路村。その馬路村のゆず果汁を使い、様々な出汁やしょうゆを組み合わせて、自分だけのオリジナルポン酢づくり体験ができます。作ったポン酢はお土産にできます。
● 馬路村農協工場見学
かつての営林署跡地に建つ農協は、ゆず加工品売上げ30億円を誇る。工場内は見学自由。ゆずの化粧水作りや石けん作り体験も楽しめます!見学するとごっくん馬路村(1本)のお土産付き!
【癒やし効果抜群のパワースポット】
日本の秘境四国の山奥に隠された本物を体験できる
● 伊尾木洞の散策(安芸市)
周辺が海だったころ、波の浸食でできた天然の洞穴。洞穴の壁面と周辺には天然記念物のシダが群生しています。神秘と癒しのパワースポットとして人気が急上昇!地元ガイドによる案内で散策しませんか?
● 北寺(安田町)空海ゆかりの仏像を拝観
空海が寺院建設のために木材を安田川へ流し、途中で滞留した木材から仏像群を造り、そこに建立したといわれる北寺。重要文化財の仏像9体が保管されています。
● 魚梁瀬杉の森・千本山
樹齢200~300年の魚梁瀬杉の巨木が林立する千本山は自然のパワーが感じられる癒しの空間。長い間保護されてきたため、天然の巨大な杉や桧、ブナなどが今も残っています。
【日本遺産認定のストーリーを動画でお楽しみください】
去る12月5日、高知県のアンテナショップ「まるごと高知」で開催された高知県観光情報交換会に、俳優の松尾貴史さんがご出席されました。
松尾さんは朗読家としてもご活躍されており、当日は多くのメディアを前に、優しく語りかけるような朗読で、日本遺産認定のストーリーを披露していただきました。
この模様は動画としてご覧になることができます。是非動画をご覧いただき、日本遺産の景色に思いを馳せてみてください。
プレスリリース添付資料
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