4産地のみかんが“骨の健康に役立つ”機能性表示認可へ　「静岡みかん」3,776個配布イベント　東京・横浜・埼玉で1～2月開催

2018.01.12 10:00

静岡みかんは、2015年に「三ヶ日みかん」に生鮮食品で全国初の「機能性表示」が認められ、その後「とぴあみかん」、さらに今シーズン新たに「清水のミカン」「西浦みかん」が認可となり、県内4産地で「骨の健康に役立つ」表示が可能になりました。

JA静岡経済連柑橘委員会は、昨今の健康志向に合わせ、これを追い風に、首都圏での「静岡みかん」(静岡県産青島温州みかん)のいっそうの認知向上と販売強化を図り、1月～2月に「静岡みかんキャンペーン」を、東京・横浜・埼玉で実施します。

静岡みかんポスター

静岡県は、みかんの収穫量全国第3位、うち「普通みかん」の収穫量・出荷量日本一を誇るみかんの産地であり、年明けからが出荷最盛期となります。

今季の静岡県産みかんは前年を下回る出荷量となる見込みですが、やや大きめの果実で、糖度・酸度のバランスがよい、高品質な仕上がりとなっています。

キャンペーンでは「日本一の富士山のもとで生まれた高品質なみかん」の趣旨のもと、若手生産者らの参加により、富士山の標高にちなんで「3,776個」の静岡みかんを商業施設等で無料配布し、静岡みかんのおいしさを伝えます。また、静岡大学と連携する静岡みかん応援団体「静岡みかんパートナークラブ」による「みかんの皮むきアート体験」も実施し、ファミリー層を中心に「静岡みかん」に親しんでもらいます。なお、今期は初めて埼玉県でも開催します。

■イベント開催概要

2018年1月20日(土)　アーバンドックららぽーと豊洲(豊洲駅前)

2018年1月27日(土)　横浜ベイクォーター(横浜駅東口)

2018年2月3日(土)　ららぽーと新三郷(新三郷駅前)

○静岡みかん配布　　　　　：各会場3,776個　11時半(豊洲は11時)・13時・

　　　　　　　　　　　　　　15時より3回にわけて配布予定

　　　　　　　　　　　　　　※各回予定数がなくなり次第終了

○みかんの皮むきアート体験：11時～15時30分(受付終了)予定

静岡みかん無料プレゼント

みかんの皮むきアート体験

■その他の活動

首都圏の幼稚園へのみかんプレゼントや調剤薬局でのみかん配布、青果店でのポスター掲示や試食販売会などを実施します。

また、「静岡みかんスペシャルサイト」( http://www.shizuokamikan.jp/ )において、県内各産地や生産者紹介、機能性に関するコラム、静岡みかんレシピなどコンテンツを公開しています。

■静岡みかんの概況

静岡県産みかんの収穫量は、和歌山、愛媛に次いで全国第3位。うち「普通みかん(※1)」の収穫量・出荷量は全国1位です。「早生みかん」の比率が高い西日本産に比べ、出荷ピークは遅めの1～2月になります。また、静岡県産の主力品種「青島温州(※2)」は貯蔵に向くため、より食味が濃厚な「貯蔵みかん」を4月上旬まで出荷し、消費者に長期間おいしいみかんを提供しています。近年は表年と裏年の生産量格差解消に取り組み、計画的な生産を行っています。

※1 普通みかんとは1月以降に出荷されるみかんを指す。早生みかんは年内に出荷されるもの。

※2　本件で言う「静岡みかん」とは青島温州を指す。

みかんの都道府県別収穫量・出荷量