石垣市、サンゴ養殖の啓発イベントでギネス世界記録(R)に挑戦 専門家のレッスンに参加人数の目標は700人!
沖縄県石垣市(市長:中山 義隆)は、市制施行70周年の記念事業として、「サンゴ復活応援プロジェクト・サンゴ養殖レッスン」を2018年1月21日(日)に開催します。
レッスンの講師には琉球大学熱帯生物圏研究センター瀬底研究室の中野 義勝氏を招き、「サンゴ礁の危機~サンゴの白化現象に向き合うには~」と題して、サンゴの生態やサンゴ礁の役割と現状、サンゴ養殖の実績や課題などのレクチャーを行います。このレッスンはギネス世界記録『Largest coral aquaculture lesson(サンゴ養殖レッスン最多参加者数)』の挑戦も兼ねており、参加者数の多さで世界一を目指します。
サンゴ礁は観光資源、漁業資源などの核であり、防波堤として島を守る、海水の二酸化炭素濃度調節をして生態系を維持するなど、石垣島にとっても、地球全体にとっても重要な役割を持っています。しかし、世界的な環境変化によりサンゴ礁は危機的状況を迎えており、2016年には石垣でも、1998年以来の大白化に見舞われました。こうした現状に、石垣市はサンゴの重要性を広く知ってもらおうと地方創生事業や各所のイベントを催し啓発活動を継続的に行っており、このたびのギネス世界記録挑戦もそうした活動の一環として実施いたします。
なお、レッスン終了後にはサンゴ苗作り体験を実施。株分けしたサンゴを1人に1つずつ配布して、実際に海に移植するためのサンゴ苗を作成します。出来上がったサンゴ苗は、八重山漁業協同組合やダイビング協会等の協力を得て、当日午後に近海のサンゴ畑へ移植を行う予定です。
≪石垣市役所ホームページ: http://www.city.ishigaki.okinawa.jp/home/index.php ≫
■ ギネス世界記録挑戦概要
<日時>
1月21日(日)
開場 9:00
挑戦開始 10:00
サンゴ苗づくり体験 10:50
結果発表 11:10(予定)
<会場>
石垣市立八島小学校 体育館
(所在地:沖縄県石垣市八島町2丁目3)
<挑戦するギネス世界記録>
『Largest coral aquaculture lesson』(サンゴ養殖レッスン最多参加者数)
<ルール>
サンゴの養殖やサンゴ礁を取り巻く海洋環境について専門家がレッスンを行い、レッスンへの参加人数の多さを競う。
<目標>
700人
※標準記録:250人(新規カテゴリのため、ギネスワールドレコーズが定めた最低人数)
【ギネス世界記録公式認定員による審査】
本挑戦では、ギネスワールドレコーズより「ギネス世界記録公式認定員」を招へいし、審査を受けます。認定された場合は同日に公式認定証授与式を併せて実施いたします。
※ ギネス世界記録(R)はギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です。
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