難病と闘う著者がわが子に綴る幼少時の物語 涙あり、笑いありの児童文学「ぼくにできること」刊行
~ 差別やいじめに負けず、いたずらや冒険にあけくれた子ども時代 ~
2018.01.16 10:30
株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区、代表取締役:松崎 義行)は、子どものみらい文芸シリーズより「ぼくにできること」(本体 1,300円+税)を2月1日に刊行いたします。
この物語は、難病のデュシェンヌ型筋ジストロフィーにより全身が動かず、発声もできない著者の土屋 竜一が、幼かった2人の我が子に昔語りができないかわりに、自身の幼いころの体験を書き続けてきたものです。涙あり、笑いあり。子どもには新鮮な感動、大人にはなつかしさがあふれる良質な児童文学です。(対象年齢 8才~)
「ぼくにできること」
▼ぼくにできること公式ウェブサイト
▼書籍詳細
http://store.shopping.yahoo.co.jp/poempiecestore/0124.html
◆ストーリー紹介
リュウちゃんはわんぱくで元気いっぱいの男の子。でも幼稚園の頃から走るのだけは苦手で転んでばかりいました。それは「筋ジストロフィー」という病気の前ぶれだったのです。
全10話からなる物語には、主人公がいたずらや冒険を通じ、たくましく成長していく姿がいきいきと、ユーモアたっぷりに描かれています。さあ、リュウちゃんと一緒に「できること探し」の旅に出かけてみませんか?
2 こわいこわい三つの部屋
ある夜、おじいちゃんにご用を言いつけられたリュウちゃん。それは母屋からずっと離れた暗い部屋から本を持ってくるというミッションで…
5 秋のぼうけん遠足
リュウちゃんはなぜか遠足が嫌い。その遠足で、クラス全員にとんでもないことがふりかかります。その危機に立ち向かうリュウちゃんでしたが…
10 雨の日のバス
ひょんなことから、可愛らしい高校生のお姉さんと出会ったリュウちゃん。折りしも、リュウちゃんがバスの運転手にいじめられていることを知ったお姉さんは…
珠玉の10作品それぞれに対する解説を収録。想像力を刺激し作品の鑑賞を助けます。
解説:谷 郁雄(詩人。『バナナタニ園』など著書多数)
◆著者略歴
土屋 竜一(つちや りゅういち) 1964年生まれ
長野県佐久市出身・在住のシンガーソングライター、著作家。
難病のデュシェンヌ型筋ジストロフィーと闘うサバイバーでもある。
◆著書
出会いはたからもの(フーコー)-1999年
神様からの贈り物(角川書店)-2002年
日本でいちばん働きやすい会社(中経出版)-2010年
◆概要
発売日 : 2018年2月1日
判型 : A5判変形(15cm×18cm)
ソフトカバー: 168ページ
定価 : 本体1,300円+税
ISBN : 978-4-434-24214-4 C8095
表紙・挿絵 : Mariya Suzuki
子どものみらい文芸シリーズは子どものための新作の文芸シリーズです。
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