大里ラボラトリーが岐阜県HACCP導入施設に認定
2017年12月27日、岐阜県庁にて岐阜県HACCP導入施設認定式が開催され、株式会社大里ラボラトリーが認定を受けました。
大里ラボラトリーがある岐阜県は平成27年度より、HACCP(危害分析・重要管理点)システムの概念に基づく高度な衛生管理を推進するとともに、一定水準以上の衛生管理を行っていると認められる県内の施設を認定することにより、衛生管理の不備に起因する健康被害の未然防止に寄与することを目的とし、岐阜県内に所在する食品営業施設を対象に、認定を進めてきました。
FPP(パパイヤ発酵食品) ブランド名:Immun'Ageの製造を担う大里ラボラトリーは、食品の安全を第一に考え、常に均一な品質の製品を提供すべく、国際規格であるISO9001、ISO14001、ISO22000、そしてFSSC22000のシステム認証を受け、カナダ保健省よりNatural Health Products製造におけるGMP基準を満たす工場としてサイトライセンスを取得しています。
この度、大里ラボラトリーは衛生管理の水準を更に上げ、食品事故発生等のリスクを低減させるべく、岐阜県が取り組んでいる、HACCP導入施設認定に着手しました。今回の認定を受け、製造工程であらゆるリスクに対して、あらかじめ予測・分析し被害を未然に防ぐHACCPの手法を生かして、安全な食品の提供に取り組んで参ります。
食品の安全を第一に考える大里ラボラトリーが送り出すImmun'Ageは、栄養豊富なフルーツ「パパイヤ」と日本人の長寿を支えてきた「発酵」という二つの健康の秘訣を結びつけて生まれた発酵食品です。原料には遺伝子組み換えしていないパパイヤを使用し、厳密な管理のもと製造されることから品質への国際的な評価は高く、臨床研究の結果が数多く論文として報告されています。
【大里ラボラトリー概要】
名称 : 株式会社大里ラボラトリー(OSATO Laboratory, Inc.)
所在地 : 岐阜県揖斐郡大野町稲富2118
代表取締役: 林 幸泰
URL : http://www.fpp-japan.com/
【岐阜県HACCP導入施設認定制度】
岐阜県が定める基準を満たす衛生管理を実施している施設を認定し、食品営業者がHACCPに基づき衛生管理をしていることを積極的に評価する制度です。対象事業者は、岐阜市を除く岐阜県内に所在する食品営業施設で、平成30年1月現在で認定施設は34件です。
詳しくは岐阜県公式ホームページ内「岐阜県HACCP導入施設認定制度について」を参照ください。
http://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/shoku/shokuhin/11222/gifu-haccp.html
※規格詳細
HACCP:米国のNASAが安全な宇宙食を供給するために開発した衛生管理システムをHazard Analysis Critical Control Point(危害分析重要管理点)システムといい、一般的にはHACCPシステムと呼ばれています。最終製品の一部を抜き取り検査して製品全体が安全基準をクリアしているかどうかを判断する従来からの方法とは異なり、製造工程の要所要所で異常がないか、すべての製品を連続的にチェックするため、より信頼性の高い安全確認システムといえます(岐阜県食品衛生監視指導計画実施結果より)。
ISO9001:製造やサービスの品質保証を通して、顧客満足の向上と品質マネジメントシステムの継続的な改善を実現する国際規格です。
ISO14001:企業などの活動が環境に及ぼす影響を最小限にとどめることを目的として定められた環境に関する国際規格です。法の遵守、自然や地域との共生に対する理念を問われると同時に、組織を取り巻く影響を考慮し、解決するためのシステムです。
ISO22000:食品安全マネジメントシステムのひとつで、食品安全のためのシステム認証国際規格です。HACCPの食品衛生管理手法をもとに、消費者への安全な食品提供を可能にするため、フードチェーンの原料及び資材の調達、製品並びにサービスに至るすべてにおいて安全安心の基本を守るために厳しい基準を設けています。
FSSC22000:食品安全マネジメントシステムのひとつで食品安全管理の国際規格「ISO22000」と食品産業向け「ISO/TS22002-1」を適応し、さらに、法による規制及び製造業者やサプライヤーに対する要求事項を追加した新しい食品安全の認証規格で、国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定したベンチマーク承認規格です。
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