1月20日(土)を皮切りに、ぞくぞく開催 「灘の酒蔵」蔵開き 日本一の酒どころ「灘五郷」の個性豊かな新酒をお楽しみください。
2018.01.19 12:45
「灘の酒蔵活性化プロジェクト実行委員会」(灘五郷酒造組合、神戸市、西宮市及び阪神電気鉄道株式会社)では、阪神沿線にある日本一の酒どころ「灘五郷(※)」のプロモーションを行うことで「灘の酒蔵」を中心とした沿線・地域の活性化、誘客促進、ブランド力向上、「灘の酒」の需要拡大に取り組んでいます。
その「灘五郷」の各酒蔵(10社)において、毎年恒例の「蔵開き」が1月20日(土)から順次開催されます。「蔵開き」は、1月下旬から4月上旬にかけて、年に一回開催されるイベントで、各酒蔵が敷地を開放し、冬場に仕込まれたできたての新酒を振る舞うほか、普段立ち入ることができない酒蔵が見学できるなど、日本酒に親しむ絶好の機会となっています。
(※)灘五郷:神戸市の西郷・御影郷・魚崎郷と、西宮市の西宮郷・今津郷の5つの郷の総称で、酒造りに最適の「宮水」が湧き出るほか、酒造用原材料米の最高峰といわれる「山田錦」の産地も近いことから、「日本一の酒どころ」として栄え、現在は、27の清酒・みりんを製造する蔵元があり、全国の約25%に相当する量の日本酒がこの一帯で製造されています。
当委員会では、この伝統ある良質な新酒を多くの方に楽しんでいただくため、各酒蔵で開催される蔵開きやイベント情報などを取りまとめて発信していきます。
具体的には、灘五郷の酒蔵へのアクセスに便利な阪神電車では、昨年10月からラッピングトレイン「Go!Go!灘五郷!」を運行し、PRに努めているほか、蔵開き情報などを車内広告で紹介します。
また、阪神電車の各駅で配布している灘の酒蔵や灘の酒が楽しめる飲食店マップ「日本酒ガールの灘五郷ほろよいマップ」の「神戸編」に続き、2月には「西宮編」の発行を予定するなど、灘五郷を盛り上げていきます。
この機会に、日本一の酒どころ「灘五郷」を訪ねておいしい新酒を見つけてください。
(参考)「灘五郷」のお酒の品質と地位確立の経緯
日本酒は季節を問わず造ることができますが、秋に収穫したお米を気温の低い冬場に仕込むことで、雑菌の繁殖を抑えることができ、醪(もろみ)の温度を制御しやすいことから、できあがる日本酒も良質なものとなります。このため、江戸時代の灘五郷の酒蔵では、この時期に集中して醸造し、お酒の質を向上させることで、市場の拡大を図り、現在の日本一の酒どころ「灘五郷」の地位を確立しました。
◆「灘の酒蔵」蔵開き等の予定について◆
※各蔵開き及びイベント情報の詳細は、こちら(https://www.atpress.ne.jp/releases/147777/att_147777_1.pdf)をご確認ください。
(1)蔵開き(西方面から)
1:西郷:沢の鶴(3/17)
2:御影郷:菊正宗(2/24)、白鶴(4/7)
3:魚崎郷:浜福鶴(1/20、21)
4:西宮郷:寳娘(2/3)、徳若(2/10)白鹿、(2/17)、日本盛(2/24)、白鷹(3/4)
5:今津郷:大関(3/3)
(2)灘の酒が楽しめるイベント
・宮子さんのじっくり酒蔵めぐり(白鹿クラシックス、白鷹禄水苑、日本盛酒蔵通り煉瓦館、大関甘辛の関寿庵:1・2月の土日)
・酒蔵無料ミニツアー(日本盛・大関コース(1/27、2/24)、白鷹・白鹿コース(2/10))
・じっくり酒蔵堪能 日本盛酒蔵見学と本格日本料理(日本盛(株)ほか:2/1)
・じっくり酒蔵堪能 大関酒蔵見学と古民家で味わい弁当(大関(株)ほか:2/9)
・モトロク灘の酒ストリート2018(神戸元町六丁目商店街:3/23、24)
※灘五郷各酒蔵による試飲会イベント(出展酒蔵は未定)
・六甲ミズバショウまつりでの酒蔵出展(六甲高山植物園:福寿(3/31)、沢の鶴・白鹿(4/7)、剣菱・櫻正宗(4/14))
・「フクブクロ」販売(沢の鶴資料館、甲南漬本舗本店、誠味屋本店、神戸酒心館、菊正宗酒造記念館、灘浜福鶴蔵、白鹿クラシックス、白鷹禄水苑、日本盛酒蔵通り煉瓦館、大関甘辛の関寿庵の各施設:2/10、11、12、17、18)
阪神電気鉄道株式会社 http://www.hanshin.co.jp/
リリース http://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/5661.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1