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講談社、ジャーナリスト・長谷川 幸洋氏の最新作『官邸敗北』を刊行

~著者自身が登場人物となり民主党政権を描写するリアル政治ドキュメント~

2010.05.11 10:00

株式会社講談社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:野間 佐和子)は、ベストセラー『官僚との死闘七〇〇日』、山本七平賞受賞『日本国の正体』の著者、長谷川 幸洋氏の最新作『官邸敗北』を刊行、5月21日より発売開始いたします。

普天間基地移設問題で窮地に陥り、マニフェスト破りの政策を次々と打ち出す末期症状の鳩山政権。参議院選を前に退陣まで囁かれる中、注目の政治ノンフィクションです。


【『官邸敗北』について】

「いいか、奴らに鳩山民主党政権を守る気などない。敵だよ」

クリスマスの晩、“異変”は静かに始まった。著者の身辺で起きた不可思議な事件、その謎解きで見えた民主党豹変の真実。与野党激突の舞台をしつらえ、政治家を争わせて操る人々が、日本の中枢を支配している――!

鳩山政権はなぜこんなに早く、こんなに大きく失墜したのか。「これは私自身が手触りの取材で感じた鳩山政権論である。政治家、官僚、メディアの現場感や本音にこだわった」(はじめに)とあるように、著者自身も本書の登場人物となり、実名を挙げてリアルに「鳩山官邸の敗北」を活写する傑作政治ドキュメントです!

<もくじ主要項目>
第一章 官邸連続ミステリー
●財務官僚が議論にヤジ
●事業仕分けの功績者を邪魔者扱い
●菅直人の怒声「フジイの辞表をもってこい」
●官邸をないがしろにした財務省人事

第二章 民主党抱き込み工作
●財務省のゲームプランにはまる
●霞が関の利権を財務省の利権に組み替え
●国家戦略室の法的根拠は「どうぞ総理のご勝手に」
●内閣総務官室が書いた驚くべき法案

第三章 ドーナツ化する政権
●財務省お得意の「ヘトヘト」作戦
●藤井財務相辞任の背景
●政策決定の主導権を市場に委ねる邪道
●マニフェストと閣議決定の板挟み

第四章 操縦されるマスメディア
●一回の電話で亀井に押し切られた鳩山首相
●勝主計局長が激怒
●国税と検察はスキャンダルを知っていた
●司法記者を検察のポチに仕立て上げる四重基準

第五章 財政と天下りを分けるな
●民主党の成長戦略は専務理事政策の典型
●増税より公務員給与の削減が先
●財政危機と天下り問題は表裏一体
●総理大臣が小沢の代理人

<書籍概要>
書籍名 : 官邸敗北 (ISBN978-4-06-216159-6)
著者  : 長谷川 幸洋
価格  : 1,680円(税込)
出版社 : 株式会社講談社( http://www.kodansha.co.jp/ )
発売日 : 5月21日
サイズ : 四六判
ページ数: 230ページ
URL   : http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2161591


【著者紹介】

長谷川 幸洋(はせがわ ゆきひろ)
東京新聞・中日新聞論説委員。慶應義塾大学経済学部卒業後、中日新聞社に入社、ブリュッセル支局長などを経て現在に至る。
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)を卒業、国際公共政策修士。これまでに財政制度等審議会臨時委員(2005年)、政府税制調査会委員(2006年)などを歴任。


【ご参考 『官邸敗北』編集者ブログ】

URL : http://karamaru.com/

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