イケアが世界で最も歴史ある 「シカゴ・グッドデザイン賞 2017」を4つ受賞
「より快適な毎日を、より多くの方々に」をビジョンとするスウェーデン発祥のホームファニッシングカンパニーのイケアは、「シカゴ・グッドデザイン賞 2017」を4つ受賞しました。
今回受賞に輝いたのは、Tom Dixonとのコラボレーションで開発されたDELAKTIG/デラクティグのソファ プラットフォーム(4月発売予定)、HAYとのコラボレーションで開発されたYPPERLIG/イッペルリグ 一体成型チェア、子ども用のSOLBO/ソールボー テーブルランプ、METALLISK/メタリスク 紅茶&コーヒー コレクション(4月発売予定)の4つです。
シカゴ・グッドデザイン賞は、世界中の優れたデザインに対して与えられる、最も古く、最も権威ある、最も定評のあるデザインアワードです。
■受賞製品の一例
DELAKTIG/デラクティグ ソファ プラットフォーム(価格未定・4月発売予定)
METALLISK/メタリスク 紅茶&コーヒー コレクション(価格未定・4月発売予定)
SOLBO/ソールボー テーブルランプ ¥1,999(税込)
YPPERLIG/イッペルリグ 一体成型チェア ¥7,990(税込)
これらの受賞製品はすべて、イケアのデザインの基本となる「デモクラティックデザイン」にもとづいて開発されました。イケアのヘッド・オブ・デザインを務めるマーカス・エングマン(Marcus Engman)のコメントは以下の通りです。
「イケアでは1つの製品を開発するのに2~3年かかります。なぜなら、開発のすべての段階に形、機能性、品質、サステナビリティ、低価格の要素を取り入れるからです。イケアではこれら5つの要素すべてを満たしたものをデモクラティックデザインと呼びます。デモクラティックデザインは、優れたデザインはすべての人が手に入れられるものでなければならない、というイケアの信念にもとづいています。ですから、グッドデザイン賞の受賞は、デザイナーや商品開発担当者、技術者はもちろん、HAYやTom Dixonのようなコラボレーションのパートナーまで、受賞製品の開発に関わったすべての人にとって非常に励みになる出来事です」
■「シカゴ・グッドデザイン賞 2017」の概要
シカゴ・アテナイオン博物館が主催するグッドデザイン賞は、1950年にシカゴで、エドガー・カウフマン・ジュニア(Edgar Kaufmann, Jr.)やエーロ・サーリネン(Eero Saarinen)、チャールズ&レイ・イームズ(Charles and Ray Eames)によって立ち上げられたもので、革新的かつ注目に値する工業デザインと、それらのデザインに関わる人々に与えられます。
グッドデザイン賞2017のすべての受賞製品は、シカゴ・アテナイオン博物館の栄えある永久保存デザインコレクションの一部となり、2018年に行われるグッドデザイン賞の公式受賞式で表彰されます。
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