アスコット社 日本で新事業を始動 ~事業協力(NTT都市開発株式会社)と 賃貸借予約契約(株式会社高島屋)の締結~
2018.01.30 15:00
株式会社アスコットジャパンの親会社であるアスコット社(本社:シンガポール、最高経営責任者:ケビン・ゴー)は、新たに始動した事業2件に関してお知らせいたします。
【NTT都市開発との事業協力】
日本での事業拡大を目指すアスコット社とホテル・リゾート事業の拡大に取り組むNTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 中川 裕 以下、「NTT都市開発」)の方針が一致し、サービスレジデンスの共同開発および開発案件の情報共有などを行う事業協力に関して合意に至りました。
アスコット社が培ってきたサービスレジデンスの運営実績及びNTT都市開発の培ってきたオフィスや住宅、商業、ホテルなどの幅広い開発ノウハウを活かす協力関係を構築し、サービスレジデンス事業に取り組むことで、両社の事業を発展強化できるものと考えております。
本件事業協力の第一弾として、NTT都市開発が検討中の福岡市および横浜市におけるサービスレジデンスの開発について、アスコット社を運営委託の候補先として、事業化に向けた協議を開始いたしました。各プロジェクトおよび今後のサービスレジデンス開発の概要については詳細が決まり次第、お知らせいたします。
なお、本件事業協力は、それぞれ単独での事業や第三者との事業協力等を制限するものではありません。
【大阪・高島屋東別館に新サービスレジデンス開業決定】
アスコット社と株式会社高島屋(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:木本 茂 以下、「高島屋」)は、高島屋が所有する大阪・ミナミの高島屋東別館(所在地:大阪市浪速区)のリノベーション計画において、全体面積の約40%を、サービスレジデンスとする検討を進めてきましたが、今般合意に至り、2018年1月に賃貸借予約契約を締結し、開業することが決定しました。
高島屋東別館で展開するサービスレジデンスは、アスコット社がグローバルに運営するブランドのひとつである「シタディーン」で、客室数は300室以上を想定。客室のほかにジム、会議室、共同キッチン、キッズルームなどを備え、飲食店等のテナントが入る予定です。2019年冬の開業を目指しています。
シタディーンは、レジャー、ビジネス両方の旅行者をターゲットにしたブランドで、自由で機能的、そして利便性の高い快適な滞在を提供することをコンセプトにしています。日本では、東京に2軒、京都に1軒を運営しているが、大阪での展開は初となります。
■アスコット社(The Ascott Limited)概要
アスコット社は、アジア最大規模の不動産会社「キャピタランド社」の完全子会社で、シンガポールに本社を置き、世界展開するサービスレジデンスのオーナー兼オペレーターとして業界をリードしている企業のひとつです。6つのサービスレジデンスのブランド「アスコット」「サマセット」「シタディーン」「クエスト」「ザ クレスト コレクション」と「ライフ」を展開し、長期・短期滞在のいずれであっても快適に過ごせる、モダンで洗練された空間をご提供しております。現在、北アメリカおよび南アメリカ、アジアパシフィック、ヨーロッパ、中東、アフリカの主要都市を中心に世界30カ国以上の約130都市で、43,000室以上を運営。さらに、計画・開発段階の約30,000室も含めると、計500物件以上、約73,000室にのぼります。1984年に、アジアにおけるサービスレジデンスの先駆けとなる「アスコット・シンガポール」をオープンし、現在に至るまで30年以上の事業実績を誇ります。
日本では2002年に株式会社アスコットジャパンとして展開を開始。現在は「シタディーン」を東京に2軒と京都に1軒、「サマセット」を東京に計3軒展開のほか、賃貸住宅等の保有・運営を行っております。「アスコット」ブランドは2017年3月に東京・大手町に開業した「アスコット丸の内東京」が日本初となり、7軒目のサービスレジデンスとなりました。
■キャピタランド社(CapitaLand Limited)概要
キャピタランドは、本社をシンガポールに置き、シンガポール株式市場に上場している、アジア最大規模の不動産会社です。総合開発、ショッピングモール、サービスレジデンス、オフィス、住宅、不動産投資信託(REIT)およびファンドから成る、全世界で850億シンガポールドル相当(2017年9月30日時点)を超える資産を所有・運用しています。キャピタランド・グループとしては、世界30カ国150以上の都市で事業を展開しており、シンガポールおよび中国の市場を主軸としつつ、インドネシアやベトナムといった市場でも拡大を続けています。
キャピタランドの強みは、確固たる資産基盤と幅広いネットワークにあります。キャピタランド・グループは多岐にわたる設計や開発、運営に対応できることから、高い品質の不動産関連商品とサービスを開発し管理・運営を行なっています。同社はまた、アジア最大の投資運用事業のひとつ、シンガポールおよびマレーシアで上場する不動産投資信託(REIT)5銘柄、すなわちキャピタランド・モール・トラスト、キャピタランド・コマーシャル・トラスト、アスコット・レジデンス・トラスト、キャピタランド・リテール・チャイナ・トラストおよびキャピタランド・マレーシア・モール・トラストを保有しています。
■日本で展開しているサービスレジデンスの3ブランドについて
アスコット
トップビジネスエグゼクティブをターゲットにした自社最上級ブランド。モダンでエレガント、かつ、洗練されたラグジュアリー空間をご提供いたします。日本では東京(大手町)に「アスコット丸の内東京」として2017年3月30日に開業いたしました。
(1泊からの短期、1ヶ月以上の長期共に宿泊可能)
シタディーン
レジャー、ビジネス両方の旅行者をターゲットにしたブランド。自由で機能的、そして利便性の高い快適な滞在をご提供いたします。日本では、東京(新宿)に2軒、京都(五条)に1軒を展開しています。
(1泊からの短期、1ヶ月以上の長期共に宿泊可能)
サマセット
エグゼクティブとその家族、友人をターゲットにしたブランド。スタイリッシュかつ温かい家庭的な雰囲気と、様々なレクリエーション設備やアクティビティをお楽しみいただけます。日本では、東京(品川、銀座、麻布)に3軒を展開しています。
(1ヶ月以上の長期のみ宿泊可能)
※株式会社高島屋の「高」は、機種依存文字のため「高」で代用しておりますが、ハシゴ高が正式です。
大阪に開業予定のシタディーン(グラフィックイメージ)
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