卒業後の進路の幅が広がる 有馬高等学院/明蓬館STEC久留米 開校 発達障害のある生徒のための訓練付きの通信制サポート校を開校 普通科の高校教育と自立訓練が受けられる
有限会社Taka.Coでは、このたび高等学校課程に準拠した教育・訓練連携施設、有馬高等学院/明蓬館STEC久留米を開校することとなりました。
明蓬館のカラーである緑と、元気や楽しさを与える色である黄色、オレンジをカラフルに使って、個性豊かな生徒たちが明るく前向きに学べる場所であることを表現しました。
※ STEC=Specialneeds Training & Education Centerの略
■有馬高等学院/明蓬館STEC久留米の概要
学校の所在地 :〒830-0016 福岡県久留米市通東町5-16 富士ビル5F
電話 :0942-27-7414
学院長兼センター長:加藤 さよ子
開校 :平成30年4月
入学区分 :※入学区分は以下の3つに分類されます。
明蓬館STEC久留米 通学型(スクール)自立訓練併用型コース
有馬高等学院 通学型(スクール)コース
自宅学習型(ネット)コース
出願資格 :・平成30年3月までに国内又は海外の中学校もしくは
これに準ずる学校を卒業した者。
・平成29年度現在高等学校に在籍し、
平成30年度に本校への転校を希望する者。
・高等学校に未入学または中途退学し、
出願時においてどの高等学校にも在籍していない者。
・年齢に上限はありません。
運営法人 :有限会社Taka.Co
代表者 :代表取締役社長 日野 高子
法人本部所在地 :〒839-0823 福岡県久留米市善導寺町与田283番地4
代表電話 :0942-27-7414
設立 :平成16年4月
■明蓬館高等学校の概要
学校設置認可者 :福岡県田川郡川崎町
事務本部の所在地:〒141-0001 東京都品川区北品川5-12-4 山泉ビル3F
SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター):〒141-0001
東京都品川区北品川6-7-22
設置課程 :広域通信制課程 日米単位制 普通科 男女共学(独立校)
本校舎設置位置 :福岡県田川郡川崎町 旧町立安宅小学校
理事長&校長 :日野 公三
設立 :平成21年4月
<学校紹介>
明蓬館高等学校は発達障害を持つ生徒を積極的に受け入れる広域制通信制高校として、平成21年に教育特区認定を受けた福岡県川崎町に開校しました。《支援と伴走》を理念として、さまざまな事情や就学上の悩み、とりわけ発達上の特性を持つ生徒たちに焦点をあてて、自尊感情の向上を図りながら、生徒本人なりの特徴や強みを自覚できるよう、じっくりと育成していくことを目標とした、通信制を土台とした単位制普通科の高等学校です。
普通科高等学校としては例のない、発達障害生徒の就学支援と心理・発達支援を行うセンターを品川・御殿山に開設。専門相談員・支援員・相談員(スクールカウンセラー)を揃えて生徒個々の学習環境調整を行うSNEC(すねっく:スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)です。
姉妹校:アットマーク国際高等学校、東京インターハイスクール
■有馬高等学院 3つの特徴
1. 通信制高校の教育課程に沿って障害特性に合わせて個別の配慮が行なわれる。
2. 科目学習をしながら、就労体験、就労訓練も単位取得の対象とみなされるため、就学と就労の連携が図られる。
3. 就学にあたっては、eラーニングを活用し、ICT(情報通信テクノロジー)スキルの習得が出来るため、就労の選択肢が拡がる。
■明蓬館STEC久留米(スペシャルニーズ・トレーニング&エデュケーションセンター)について
有馬高等学院に在籍する生徒が、高校単位取得が出来るよう、各々の生徒の特性を踏まえて、相談員と支援員、相談員、学習サポーターたちから指導、訓練、支援を受けられる場所です。
1. 個性の違いや障害を尊重し合える場所
2. 困っている時に友人や先生に助けてもらえたり、支えてもらえる場所
3. 安心して、好きな学習や得意な学習に挑戦できる場所
機能としては、以下の3点です。
(1) 保護者と生徒一人ひとりのニーズに沿って、個別教育訓練計画の作成
保護者、生徒本人との面接をし、ニーズの聞き取りやアセスメントを行う。
※アセスメントは、WISC、WAIS、K-ABCその他各種適性検査を用いる。
(2) 学習施設内環境調整をし、心理的なサポート
生徒個々の障害特性、認知特性、学習特性に合わせた学習環境の調整や、人間関係・コミュニケーション方法などの調整を行う。保護者や生徒のカウンセリングやセラピーを行う。
(3) 社会的スキル、就労に向けた各種スキルトレーニング
社会適応や自立のための社会的スキルアップや、就労観の育成や具体的な就労スキル取得を行う。放課後の余暇活動・交友関係構築支援、その他生活スキル支援など、社会的自立をするために他人の持つ資源との協調が必要であることを学べる機会をつくる。
■対象生徒の入学受入れ方針
対象となる生徒は以下のとおりです。
発達障害《LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム障害)》と診断された生徒およびそれらの心配のある生徒であり、受給者証もしくは障害者手帳を持つ生徒
■有限会社Taka.Co概要
平成16年4月に創業した有限会社Taka.Coは、高齢者福祉、障害者福祉のさまざまな分野で地域になくてはならない社会資源である事を目指して事業を展開してまいりました。訪問介護、居宅介護、移動支援、障害者就労継続支援A型事業所、障害者就労継続支援B型事業所、一般相談支援事業・特定相談支援事業・障害児相談支援事業、訪問看護ステーション等々です。
学齢期の発達障害を持つ生徒と保護者から、高校課程の就学と自立訓練を同時に行える機会を望む声が高まっている中、このたび新事業として自立訓練併用の高校教育通信制課程のサポート校を提供することになりました。一人ひとりの障害特性に基づいたサポートを受けることができる環境の提供をし、みんなが安心できる環境の中で成長をし、連携している通信制高校の単位を取得し、今後の就労や進学などの進路に向けて、将来の自立を目指すことが主な目的です。
有限会社Taka.Coが福祉、介護、教育、看護、就労の壁を低くし、連携していく中核機能の役割を求められており、強みとする社会関係資本を生かせる事業と認識するものです。
有限会社Taka.Coが教育連携を結ぶのは、インターネットによる学習指導と特別支援教育に力を注いでいる明蓬館高等学校(学校本部/品川・御殿山SNEC・STEC総合センター:東京都品川区、本校舎:福岡県田川郡川崎町)です。
文部科学省の調査では、全国の公立小中学校の通常学級に在籍する児童生徒のうち、人とコミュニケーションがうまく取れないなどの発達障害の可能性のある小中学生が6.5%に上ります。推計で約60万人に上り、40人学級で1クラスにつき2、3人の割合になります。
現在、我が日本においては高等学校では特別支援学級が設けられておらず、中学校までは特別支援学級で個々の特性に配慮された支援を受けることができますが、高校進学を考える時に、どの高校に進学するかで悩まれる方が増えてきているのが現状です。発達障害を持つ高校生たちの中には、「不登校、引きこもり、不安症状、うつ、強迫性障害、社会不安障害などの二次障害」にかかっている生徒も決して少なくありません。
当学院では、これらの高校年代特有の二次障害を予防し、回避できるようにし、高校卒業資格取得に向けた確実な支援と卒業後の確実な進路選択肢を提供し、ひいては卒業生を社会参加の担い手、社会変革の担い手にできるようにいたします。
【有馬高等学院・明蓬館STEC久留米】写真
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