プロジェクションマッピングを駆使したアートイベント 学生団体が東京都のレンタルハウス1棟で3月10日・11日に開催
~学生が企画からデザインまですべて手がける~
2018.03.01 14:00
芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上雅人)の学生プロジェクト団体「ShibaLab」は、3月10日(土)・11日(日)、レンタルスペースの池尻セレクトハウス(和光建物株式会社/東京都渋谷区/代表取締役 芹澤好明)で「FUTURE HOUSE PROJECT」を開催します。
「FUTURE HOUSE PROJECT」1階イメージ
「未来のおうちはどうなっているか」をテーマに、室内で楽しめるプロジェクションマッピングや、IoTなどを駆使したインタラクティブアートなど、展示や体験コンテンツを実施します。あわせて全ての作品の仕組みやプログラムも現地とオンライン上で公開することで、子どもから大人まで楽しみながらものづくりについて学ぶことができます。
( https://shibalab.com/blog/ 「ShibaLab」ブログ)
同団体は2017年7月~9月に同レンタルスペース1階にてプロジェクションマッピングによるアクアリウム展を開催。今回さらに拡大し、センサなどを使用することで、1棟全体に学生が考案したさまざまなしかけが盛り込まれたアートイベントの開催を同レンタルスペースに提案し、実現にいたりました。
■開催概要
名称 : FUTURE HOUSE PROJECT
開催日時 : 2018年3月10日(土)~3月11日(日)10:00~17:00
開催場所 : 池尻セレクトハウス(〒154-0001 東京都世田谷区池尻4-22-8)
入場 : 無料
詳細URL : https://shibalab.com/fhp/
チラシURL: https://www.atpress.ne.jp/releases/149989/att_149989_1.pdf
■展示作品(予定)
【おさかなアクアリウム(1階リビング)】
来場者のスマートフォンやタブレットで描いた魚が、水槽となった壁で泳ぎ始めます
【影のボールプール(1階リビング)】
投影された映像に流れてくるボールを来場者の影で触れることができます
【コーヒープロジェクションマッピング(1階キッチン)】
テーブルの上のコーヒーに、プロジェクションマッピングを映します。ラテアートや星などさまざまなデザインが出現します
【くらげアクアリウム(1階リビング)】
来場者のスマートフォンでくらげやイルミネーションの色を変えて、自分でアート空間を作り上げることができます
【future house notifier(2階ウッドデッキ)】
どこにいても、トイレに人がいるか確認ができるチャットツールなどのIoTテクノロジーの体験も
【未来の和室(2階和室)】
四季の風景などを、プロジェクションマッピングで障子に描き、未来の和室を演出します
そのほか、ダイニングではTシャツやトートバッグに自分のデザインを印刷したり、廊下には距離センサを用いた音が鳴る仕掛けを用意したりと、1棟全体をインタラクティブアートとものづくりの空間として演出しています。
「ShibaLab」代表の矢仲雄亮さん(電子工学科4年)は、「大きな屋外ではなく、家の中で気軽に楽しめるプロジェクションマッピングを用いることで、ものづくりに対する敷居を下げたいと思い企画しました。このイベントを通して、子どもたちにICT(情報通信技術)に興味を持ってもらい、学校のプログラミング教育を楽しんだり将来理系に進んだりするきっかけになればと思います。作品の作り方も公開しているので、大人にもものづくりに興味を持ってもらいたいです」と話しました。
「ShibaLab」について
学生が企画運営をし、大学が資金援助をする芝浦工業大学の取り組み「学生プロジェクト」に、2016年度採択。インタラクティブアート作品などの制作をしています。作品は、作り方などをブログに掲載し、技術を公開。体験してもらうだけでなく、ものづくりを行うおもしろさを広げていくことを目指しています。
今後、他大学の学生とも連携し、「自分でものを作る」きっかけとなるようイベント・ワークショップなどを開催するとともに、これまで学んできた技術を生かし、社会の役に立てるようなインタラクティブアート作品を制作する予定です。
ホームページ(アート作品の動画など公開): http://shibalab.com/
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