20代の3割は、メイク落としの時間が30秒未満 30秒未満のメイク落としは、肌の“くすみリスク”に!
美容皮膚科・アンチエイジング医療の銀座ケイスキンクリニック(所在地:東京都中央区、院長:慶田 朋子)は、20代の女性を対象にメイク落としにかける時間の調査を実施しました。
その結果、20代女性の3割以上がメイク落としにかける時間が30秒未満であることがわかりました。30秒未満の簡単なメイク落としでは、顔の凹凸部分にメイクが残り、お肌の「くすみリスク」を生じさせる要因となります。
今回の調査は、働く20代女性を対象に『生活習慣と肌への影響』について実施したもので、その中で「しっかりメイク」(平日・仕事のある時にするメイク)のメイク落としの時間を調査した結果、20代女性の32.9%がメイク落としにかける時間を30秒未満と回答しています。また、20代女性の約23.1%が「メイクを落とさずに寝てしまうことがある」と答えており、メイクが残ったままの状態が長時間続く生活をおくっていることが明らかになりました。
■雑なメイク落としによる「くすみリスク」と対策
実は、30秒未満の簡単なメイク落としでは、小鼻や目の下など顔の凹凸部分にメイクが残っていることが確認された実験結果があります*。肌に残ったメイクは、メイクの油脂が酸化し、肌への刺激となって炎症が起こります。そして、炎症から肌を守るために大量に放出されるメラニンはくすみの原因に。それだけでなく、肌の炎症は角層機能の低下や乾燥を招いてさらなる「くすみリスク」となります。この実験結果からも、30秒未満のメイク落としは、顔の凹凸部分に「メイクぐすみ」を生じさせる可能性が考えられます。
小鼻部分のメイク残り
メイク落としの時間によるメイク残りの具合を表す画像データ。30秒のメイク落としでは、毛穴にメイクが残ったままであり、くすみの原因に。*出典 資生堂
当院では、診察の前に患者様ご自身でメイクを落としていただくのですが、ミルククレンジングを使っていた頃は、メイク汚れが残っている方が案外いらっしゃいました。オイルクレンジングなら高い洗浄力があり、こする必要もなく短時間で乳化するので、毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができます。メイクやご自身の肌に合った『正しいクレンジング』で、「メイクぐすみ」を予防していきましょう。
■働く20代女性の3割が、メイク落としを30秒未満で済ませている。
調査の結果、3割の方が「しっかりメイク」した日でもメイク落としに30秒未満の時間しかかけていません。メイクをしっかり落とすためには、数十秒を惜しまずしっかりメイクを落とすことが大切です。
Q.あなたが普段、お顔のメイク落としにかける時間は、平均してどれくらいですか。
※ポイントメイク落としと、メイクを落とした後の洗顔を除いた時間をお答えください。【しっかりメイクの日】(SA)
メイク落としにかける時間【しっかりメイクの日】
■メイクを落とさずに寝る経験がある 23.1%。
2割以上の方が「メイクを落とさずに寝てしまうことがある」と回答。これは、朝メイクをして出勤してから翌朝までの長時間、肌をメイク漬けにすることになり、大きな肌ダメージにつながっています。
Q.あなたは普段、お顔のメイクを落とさずに寝てしまうことはありますか。(SA)
メイクを落とさずに寝る経験
■調査概要
調査期間:2017年12月15日~12月16日
調査主体:銀座ケイスキンクリニック
調査対象:20代の女性 295名
調査方法:インターネット調査
■短時間の雑なクレンジングでは、顔の凹凸部分にメイクが残りやすい。
頬のメイクは落ちていますが、小鼻や目の下など凹凸が部分ある部分には、一部にメイク残りが見られます。この状態で眠りにつくことは、皮脂やメイクの油脂成分が酸化する原因となり、「くすみリスク」につながります。
出典:資生堂
「しっかりメイク」を30秒のクレンジング後に肌測定器(スキンビジオム)で確認した結果です。
■「くすみリスク」に配慮したオイルクレンジングのススメ
●理想的なクレンジング方法
アイホールと鼻の毛穴にはメイクが残りがちになるため、クレンジング剤を手のひらで温めしっかり乳化させる様なイメージで、くるくる円を描きながら馴染ませます。まつげや目回りは、力の入りにくい薬指を使うようにします。
その後、微温水(36℃)で20回程度すすぎます。すすぎ残しは生え際と首に多いため、特に丁寧に洗うことを心がけてください。お風呂で洗う場合は、熱いシャワーを勢いよく顔に当てるなどせず、洗面器に張ったぬるま湯で洗い、最後に弱流水のシャワーで流してください。
●オイルクレンジングのメリット
オイルクレンジングは、擦らずとも短時間で乳化し、毛穴の奥や目周りもメイク残りなくスッキリ洗うことができる高い洗浄力があります。近年のクレンジングオイルは、潤い成分を落とし過ぎる心配も少なく肌への負担を軽減します。また、オイルクレンジングは、テクニック不要でサッと落ちるので、不器用さんがミルクやジェルクレンジングで長時間擦るよりも肌の負担が少なくて済むという点もメリットの一つです。
■美容皮膚科医・銀座ケイスキンクリニック院長
慶田 朋子(けいだ ともこ)
医学博士。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。日本レーザー医学会認定レーザー専門医。東京女子医科大学医学部卒業、同皮膚科学教室に入局。聖母病院皮膚科などの勤務を経て、2006年に有楽町西武ケイスキンクリニック、2011年に銀座ケイスキンクリニックを開設する。最新の医療機器と注入治療をオーダーメイドで組み合わせ、「切らないハッピーリバースエイジング」を叶える美容皮膚科医として厚い信頼を得ている。皮膚の働きや美肌に役立つスキンケア、生活習慣などのわかりやすい解説が人気で、テレビ、雑誌、ウェブなどでも活躍中。著書『365日のスキンケア』(池田書店)が好評。
●銀座ケイスキンクリニック
所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座1-3-3 G1ビル5F・6F
TEL :0120-282-764(びはだになるよ) 完全予約制
診療時間:月~土 11:00~19:00
休診日 :日曜・祝日
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