無機質な工事現場の壁が「障がい者アートギャラリー」に プロジェクト第二弾は品川にて実施!
2018.03.07 10:00
株式会社MOGU(埼玉県さいたま市/代表取締役:伊藤 大介)は、一般社団法人 障がい者アート協会(埼玉県入間市/代表理事:熊本 豊敏)と共同で行うプロジェクト「まちかど障がい者アートギャラリー」の第二弾を実施いたしました。
幅4.5m高さ2.55mのまちかど障がい者アートギャラリー
■「まちかど障がい者アートギャラリー」とは?
全国の工事現場の仮囲いに、障がいがあるアーティストの絵をデザインし、街角をアートギャラリーに変えるプロジェクトです。障がい者アーティストの社会参加・正当評価・賃金アップなどを目的に、2017年にスタート。仮設資材のリース会社である日本セイフティー株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:西田 伸一郎)のバックアップのもと、本企画のアートのように大きく羽ばたこうとしています。
*デザインは株式会社MOGU、アートの提供は一般社団法人 障がい者アート協会、施工・監修は、日本セイフティー株式会社がそれぞれ専門知識を発揮し担当
■第二弾内容について
第二弾は馬淵建設株式会社[本社:神奈川県横浜市南区/代表取締役社長:馬淵 圭雄/通称名:Mzec(エムゼック)]を通じて、東京都品川区南品川1丁目1付近の仮囲いにて実施。2018年12月頃(工事の進捗に準ずる)まで地域住民の皆様にお楽しみいただけます。
素材として利用されるアート作品の素材提供料が、馬淵建設から障がい者アート協会へ支払われ、内訳は障がい者アーティストへの著作権利用料・創作活動応援費として70%、障がい者アート事業の運営に30%が分配されます。
■無機質だった仮囲いを鮮やかに彩るトモ・タカイの作品
本企画で採用されたアーティストは、品川在住のトモ・タカイ。特徴的な色使いと大胆なタッチで数々の公募展で入選を果たす実力派。作品の特徴は、見る人を一瞬で引き付ける強烈な色合いや本人の人柄がにじみ出ている明るい雰囲気です。本企画のアートも大きく羽ばたく鳥を独自の感性で描ききっており、品川の街を鮮やかに彩っています。
<トモ・タカイご家族からのコメント>
「凄い迫力でした。施工後に現場を見に行った際にご覧になっている方から素晴らしいわねとお言葉を頂き、とても嬉しかったです。素晴らしい出会いがたくさんあります。人生捨てたもんじゃないと実感しております。」
■今後の展開
株式会社MOGUでは、障がいがある人が描いたアートを使用した事業スキームや商品の提案をしており、どんな業種の企業でも採用していただく事が可能です。「障がいがある人が描いた作品だからすばらしい」のではなく、「アートとしてすばらしい」と感じたものを、企業にあった形、もしくは真新しい形でご提案しています。障がい者アートがより身近なアートになり、障がいの有無に関係なく「いいものはいい」と評価されることを目標に仕事に取り組んでいます。
■関連URL
株式会社MOGU : http://mogumogu.co.jp/
一般社団法人 障がい者アート協会: https://www.borderlessart.or.jp/
日本セイフティー株式会社 : https://www.nihonsafety.com/
馬淵建設株式会社 : http://www.mzec.co.jp/