自殺防止を目的とする瞑想アプリをリリース! スマホアプリを通じて瞑想をうながす5分間程度の音声ガイダンス
株式会社開衡(所在地:栃木県足利市、代表取締役:板橋 良徳、よみ:かいこう)は、自殺防止を目的とするiPhone用スマートフォンアプリ「瞑想アプリKAICOE:カイコウ」を2018年3月よりリリースしました。
■経緯
多くの企業でメンタルヘルス改善のために瞑想的手法(座禅やマインドフルネス的手法など)が使われています。女性誌などでも瞑想的手法を用いたストレス解消法などが紹介されるなど、瞑想的手法のメンタルヘルス改善などへの有効性が認識され始め、瞑想的手法へのニーズが高まっていると考えられます。こうした背景から、自殺防止策としての瞑想的手法を活用したスマートフォンアプリのリリースへとつながりました。この瞑想アプリを通じて、自分の心と身体に向き合い、客観的に自分自身をみつめる機会を提供することで、自殺という間違った選択肢を避けるきっかけにつなげることが私たちの活動のもっとも重要な目的の1つです。
日本の年間自殺者数は2009年の3万2,845人から8年連続で減少しており、2017年の自殺者数は2万1,140人となっています。大きく減少したとはいえ、東日本大震災での死者数1万9,418人(2016年3月1日時点)を大きく上回る方々が2017年の1年間に自らの命を絶ってしまったのです。自殺防止活動をされている「いのちの電話」などの活動に加えて、新たな視点から少しでも自殺防止につながればとの思いから、瞑想的な手法をスマートフォンアプリとして活用した瞑想アプリをリリースしました。
※自殺者数は警察庁自殺統計データより/東日本大震災死亡者数は消防庁資料より
■「瞑想アプリKAICOE:カイコウ」について
「瞑想アプリKAICOE:カイコウ」は音声ガイダンスに合わせて瞑想を行うスマートフォンアプリです。「基本の瞑想」「心と向き合う」「視野を広げる」「身体と向き合う」等、様々な瞑想から気分に合ったものを選べます。森や川の流れなどの自然音も再生できます。また、リマインダー機能で瞑想する時間のお知らせ機能も利用できます。ユーザー登録すると日々の瞑想の記録も取ることができます。
音声ガイダンスの声は、がん患者支援団体や障がい者支援団体の方々に担当していただきました。音声ガイダンスの内容に関して、スピリチュアルな要素や宗教的要素を極力抑える努力をしています。また、可能な限り特定の価値観に縛られないコンテンツになるように配慮しています。アプリ内の背景等のイメージには障がい者によるアート作品を使用しています(一般社団法人障がい者アート協会が運営する「アートの輪」より)。
アプリ名 :「瞑想アプリKAICOE:カイコウ」
対応デバイス:iPhone(iOS 9.0以上)
料金 :無料
<アプリ内有料コンテンツ>
100円/月額(税込)
1,000円/年額(税込)
発売日 :2018年3月2日
販売元 :株式会社開衡(カイコウ)
販売方法 :App Storeにてダウンロード
https://itunes.apple.com/app/id1336847695
■運営団体と代表者について
兄の死と親友の自殺が自殺防止へ関わることになったきっかけです。
私は兄を事故で亡くしました。目の前で兄が死んでいく光景は、私の人生を変えました。兄の死をきっかけに医師を目指し医学部で学んでいたときに、親友が自殺しました。兄の死と親友の自殺を経験し、自殺という社会問題の解決に関わりたいと強く思うようになりました。医学部を退学し自殺防止のための活動へと動き出しました。その後、経営学を大学で学びながら、自殺防止を目的とするソーシャルビジネスとして株式会社開衡を設立し、自殺防止と瞑想を組み合わせた「瞑想アプリKAICOE:カイコウ」を事業の1つとしてその活動をスタートしました。
運営団体 :株式会社開衡
代表取締役:板橋 良徳
所在地 :〒326-0814 栃木県足利市通2-6-21 サンコモード401
設立 :2017年10月23日
事業内容 :自殺防止を目的とするソーシャルビジネス
「瞑想アプリKAICOE:カイコウ」の運営
オフィシャルウェブサイト: https://www.kaicoe.jp/
<代表者経歴>
駒沢大学法学部中退、ハンガリーセンメルベイス国立大学医学部中退、アメリカサンタモニカ大学卒業、ビジネス・ブレークスルー大学グローバル経営学科在学中。
自動車産業分野にて14年間程度勤務。
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