サンダーソフト、画像関連技術のMM Solutionsを買収

モバイル・スマートビークル・IoT分野の製品開発プラットフォームを強化

世界をリードするインテリジェントプラットフォーム技術プロバイダーであるサンダーソフトウェアテクノロジー(証券コードSZ:300496 以下、サンダーソフト)は、業界トップクラスのグラフィックスおよび画像関連技術を保有するMM Solutionsの買収を完了したことを発表しました。

この買収後、サンダーソフトはMM Solutionsの技術を自社のモバイル、車載、IoTに向けた製品開発プラットフォームに統合し、インテリジェントビジョンソリューションをさらに強化します。


MM Solutionsの買収によりサンダーソフトの技術が向上

AI技術により、従来のカメラはスマートカメラに進化し、多くの画像を自動認識できるようになり、スマートフォン、AR/VR、ロボット、自動運転、監視、教育、住宅セキュリティ、小売、交通、工場などの多くの領域で新しいビジネスモデルを創造します。サンダーソフトはAIテクノロジーが私たちの生活をより生産的、創造的、かつ幸福なものにすると強く信じています。MM Solutionsの買収により、サンダーソフトはこの業界のリーディングポジションの位置を獲得し、最も競争力のあるビジョンソリューションを提供する事が可能になりました。


MM Solutionsのサービスについて

MM Solutionsは世界最大のモバイルおよび産業用グラフィックス・画像関連技術企業の一つです。2001年の創業以来、ハイエンドグラフィックスとイメージング製品のワンストップソリューションを提供することに注力しています。MM Solutions は光学、画像処理、ビジョンアルゴリズム等の領域において16年を超える開発とビジネスの経験を積んできました。強力なR&D、および技術専門知識を持ち、クアルコム、テキサスインスツルメンツなどの企業と深い戦略的協力関係を築き上げています。イメージングシステム、光学設計、画像処理におけるシステムおよびアーキテクチャの深い理解を持ち、世界をリードする画像技術とAIアルゴリズムの開発、最適化、インテグレ―ションの能力を有しています。現段階で、全世界で60を超える卓越した映像画質を持つカメラを搭載したスマートフォンとタブレットが、MM Solutionsの画像ソリューションとグラフィックスおよびイメージングアルゴリズムを採用しています。さらに全世界で5億台を超えるスマートフォンカメラ画像処理ユニットが、MM Solutionsが提供する画像処理アルゴリズムとカメラ調整技術を搭載しています。その中でも5機種のスマートフォンが MM Solutionsの技術を活用し、有名なTIPA Best Mobile Imaging Device賞を受賞しました。モバイルの領域以外では、車載の領域において、カメラや画像処理IPをサラウンドビューやADASなどのアプリケーションに提供しています。


サンダーソフトのサービスについて

サンダーソフトは、世界をリードするインテリジェントプラットフォーム技術プロバイダーとして、スマート・オペレーティングシステム、グラフィックス、イメージングアルゴリズム、およびAIアルゴリズムの領域で確かな技術を蓄積し、AI業界において世界をリードするチップセットベンダー、アルゴリズムベンダー、およびモジュールベンダーと緊密なパートナーシップを結び、それらを統合、活用する上で豊富な経験を持っています。10年近いカメラ技術の革新と経験を蓄積し、サンダーソフトはカメラのフルスタックソフトウェアの開発、エンベデッドビジョンシステムアーキテクチャ、画質調整、AIアルゴリズム、エンベデッド環境でのシステムパフォーマンスの最適化など、ビジョンテクノロジーとビジョンソリューションをワンストップで提供することができます。


同時に、エンベデッド技術領域のエキスパートとして、サンダーソフトは、顔検出、シーン認識、オブジェクトトラッキング、物体認識など、多くのエンベデッドAIアルゴリズムを開発し、商品化しています。これらのAIアルゴリズムによって、最適化を経てGPU、DSP 、CPU、専用AIチップセットなどの様々なコンピューティングアーキテクチャ上での運用が可能になります。


複数のカメラストリームや、高いAI精度、強力な検出器を必要とする先進的なビジョンソリューションに対し、サンダーソフトは、高度なAIアルゴリズムを使用してビデオ解析を支援するエッジコンピューティングプラットフォームを開発しました。 このプラットフォームは20組のカメラストリームをサポートし、エッジサーバー上に高度なビデオ分析エンジンを配備し、人数、性別、年齢、オブジェクト認識など高度なAI機能を提供する事を可能としました。


また、サンダーソフトは、画像認識技術により、工場での不良品検出を自動で行う簡単で使いやすい視覚検査システムを開発し、AI技術を品質保証を利用する事で、各業界における工場の生産性を大幅に向上させることを可能としました。


サンダーソフトは完全なインテリジェントビジョンテクノロジーシステム、およびチームとプラットフォームを保有しています。サンダーソフトは、MM Solutionsのリソースとテクノロジーの統合により、紛れもない世界においてインテリジェントビジョンテクノロジーのリーディングカンパニーになります。


両社代表によるコメント

サンダーソフトの社長兼CEO 趙 鴻飛は次のように述べています。

「スマートデバイス内におけるカメラの重要性は述べるまでもありません。創業以来、サンダーソフトは常にインテリジェントビジョンの領域に注力してきました。現在、我々は業界のお客様にワンストップのカメラターンキーソリューションを提供することができます。未来のスマートデバイスはインテリジェントビジョンテクノロジーによりさらに高い機能を要求する様になるでしょう。MM Solutionsがイメージング技術、光学設計およびビジョン技術などの領域において絶えず追求し続ける事を信じています。そして彼らの才能、技術、およびリソースに対する統合能力は、サンダーソフトのインテリジェントビジョン領域で国際競争力を強化するでしょう。」


MM Solutions CEOであるNikolai Daskalovは次の様に述べています。

「MM Solutionsは、プレミアムイメージングIPのワンストップサービスを提供することに専念しています。16年以上に及ぶイメージングサイエンスに焦点を当ててきたおかげで、MM Solutionsは豊富な経験と、業界の声誉を蓄積してきました。 今後、サンダーソフトの多大なサポートを得て、MM Solutionsは技術、研究開発リソースだけでなく、世界市場においてもさらなる発展を遂げると信じています。サンダーソフトと共に、全世界でインテリジェントビジョンソリューションの能力を構築することを楽しみにしています」


2018年3月28日までに、MM Solutionsの買収に関するサンダーソフトのすべての文書およびプロセスがレビューされ、承認され、本取引のすべての株式交換が完了しました。



■サンダーソフトについて

サンダーソフトは、全世界をリードするインテリジェントなプラットフォームテクノロジーとソリューションを提供する世界有数のプロバイダーです。北京に本社を置き、深セン証券取引所(証券コードSZ:300496)に上場。同社のグローバルエンジニアリングチームは、ハードウェアとソフトウェアの深い理解があり、自動車、モバイル、およびIoTに焦点を当てて豊富な専門知識を蓄積してきました。 サンダーソフトは、半導体、コンポーネント、ターミナル、ソフトウェア、インターネットベンダー、モバイルキャリアなどの主要テクノロジー企業と強力なパートナーシップを構築し、OEM/ODMに垂直統合を提供しています、短い開発時間で市場に投入できる革新的で高品質なインテリジェントデバイスを構築することを目指しています。 サンダーソフトには、中国、米国、日本、韓国、フィンランド、ブルガリア、インド、マレーシアに20のR&Dセンターとオフィスがあります。

詳しくは http://www.thundersoft.com/ をご覧ください。



■MM Solutionsについて

MM Solutionsは、スマートフォンの画像、ビデオ、およびオーディオの世界的リーダーです。 当社は、OMAP 2Dおよび3Dイメージング、電子ブック、タブレット、スマートTV、メディアプレーヤー、およびナビゲーションデバイスの方面においてテキサスインスツルメンツの戦略的パートナーです。世界中でMMSのカメラフレームワークとイメージングアルゴリズムと画質チューニングを使用したスマートフォンの出荷数は2.50億を超えています。

詳細は http://www.mm-sol.com/ をご覧ください。

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