「床の間」文化の復活を提案する入札式オークション 出品作品約1,600点の下見会を4月21・22日に開催
2018.04.04 16:30
京都にて古美術品・骨董品のオークションを開催している株式会社古裂會(こぎれかい)(所在地:京都市下京区柿本町596、代表取締役:柿本 雅義)は、来る5月より本社ビルの昨今のホテル開発需要により売却移転することとなり、延坪1,100坪の大展示空間を活かした最後の下見会、日本の文化「床の間」の復活と「骨董あそび」を提案するオークション(約1,600点出品)を、2018年4月21日・22日に開催いたします。
カタログ表紙
オンラインカタログ: https://issuu.com/kogire-kai/docs/__
■「床の間」がないから遊べないと嘆き、諦めるまえに
「柱」「壁」「床」の1つでもあれば、工夫によって、行や草の遊びが充分にできることを提案します。本オークションの古裂會の撰品には偏りが色濃いですが、魅力的なものは限りなく世の中に存在し、どんなに小さく、狭い空間であっても楽しいギャラリーになり得ると考え、ここに「骨董」あそびを提案します。
■常滑大壺について
#0260【常滑大壺】¥150,000~ 100×100×90
<概要>
鎌倉時代の常滑大壺の姿に武士の感性をみる。彼らの心持ちを投影した象形ではないかと考えさせられのである。実用に徹した頸まわりの肩の張り、そして胴の膨らみ、決定的は、心地よい緊張感を見せる小さな底部で、その不安定な具合がよい。
常滑大壺イメージ: https://www.atpress.ne.jp/releases/153654/img_153654_2.jpg
■見立て鉄の掛花について
#1314 【鉄造鍬先】 ¥20,000.~
#1315 【鉄棒先掛花入】 ¥20,000.~
#1316 【鉄造農具掛花入】 ¥25,000.~
#1317 【鉄鋤】 ¥20,000.~
<概要>
栗の古材を動かせる壁に仕立て、鉄の農具を掛花に見立てた。
日本鉄器文明は弥生時代に淵源し、のち日本刀に独特の美意識を磨いて世界に誇る。対して農耕民の鉄製農具の隙のない機能美に対する関心は薄い。ここで強引に花器に使える鉄鍬や棒先を探した。可憐な野の花を添えれば妙味は満点。
見立て鉄の掛花イメージ: https://www.atpress.ne.jp/releases/153654/img_153654_3.jpg
■入札オークション「骨董・床の間あそび」下見会概要
日時:2018年4月21日・22日 10:00~17:00
会場:古裂會本社 京都市下京区柿本町596
TEL :075-371-0094
URL: http://www.kogire-kai.co.jp
※上記期間外の下見につきましては、事前にお電話でお問合せください。
※先着100名様にカタログ無料プレゼント中!(新規のお客様限定)
■入札情報について
・入札は、希望の作品番号とカタログ記載の最低価格以上の金額を入札用紙に記載し、締切日(4月26日必着)までに提出。
締切後、集計。最高値の人に落札されます。
・下見会への入場は無料、会場にて入札も可能。
初めてご入札される場合は、公的身分証のコピーの提出が必要です。
■古裂會概要
京都で1993年から古美術、骨董のオークションを開催。
美術品オークション企画・運営。委託販売。
古物市場主許可証 :京都府公安委員会第108号
美術品市場主許可証:京都府公安委員会第612229620002号
社名 : 株式会社古裂會(こぎれかい)
設立 : 1993年6月
代表者: 代表取締役 柿本 雅義
本社 : 京都市下京区柿本町596