リアルタイム車両管理「Cariot(キャリオット)」対応の ドライブレコーダー「ER2」を提供開始
~FeliCaでのドライバー識別、インカメラオプションで車内外両視点での 危険運転動画をクラウドで閲覧可能に~
2018.04.17 10:00
エコモット株式会社(本社:北海道札幌市、代表取締役:入澤 拓也、以下「エコモット」)は、株式会社フレクト(本社:東京都中央区、代表取締役:黒川幸治、以下「フレクト」)へドライブレコーダー端末「ER2」の提供を開始いたします。
ドライブレコーダー端末「ER2」は、シガーソケットから給電を行います。本製品をシガーソケットに設置することで、車の情報がLTE回線網を通じ、「Cariot」サーバに連携します。サーバには、GPSによる速度測位や、危険運転(急加速・急減速・急ハンドル)時の位置情報、や動画データなどがクラウド上にアップロードされ、「Cariot」上の走行データから地図上で把握できるようになります。これにより、タイムリーな現場の状況把握、走行記録の自動化による業務効率化や、危険運転ドライバーの運転指導ができ、安全性の向上などを実現します。
■「ER2」の概要
LTEモジュールを搭載したカーテレマティクス端末です。これまで独立して利用していた「高性能ドライブレコーダー」、「簡易デジタルタコグラフ」、「GPSトラッキング」の3つの機能をコンパクトに一体化し、高いコストパフォーマンスを実現します。
映像はHD画像、WDR搭載のクリア画質となります。インカメラにも対応し、車外だけでなく車内の同時録画が可能です。FeliCaリーダーを搭載し、FeliCaチップ内蔵の社員証などをかざすことで、ドライバーを識別することができます。
■リアルタイム車両管理「Cariot="Car(クルマ)"+"IoT" キャリオット」とは
本アプリケーションは2015年秋より営業車両やバスの運行管理で利用実積を積み重ね、2016年から建設・物流業務を中心に「作業の効率化」や「コスト削減」の目的で利用されています。幅広い業界での導入数の増加を踏まえ、セールスフォース・ドットコムが提供する世界最大のビジネスアプリケーションのマーケットプレイス「Salesforce AppExchange」で公開、提供しています。
■エコモットの今後のカーテレマティクスサービスへの取り組み
自動車に搭載されているドライブレコーダーを始めとした様々な車載機器に通信モジュールを接続するテレマティクスサービスは、リアルタイムでの運行状況、位置情報把握が中心ですが、エコモットは事故を未然に防ぐための危険運転ドライバー指導による安全性を向上させる機能も備わっています。
今後の法的規制強化、ドライバーの減少・高齢化などを背景に、カーテレマティクスサービス市場の中でも法人用車両における「クラウド型車両管理・勤怠管理システム」の市場は2022年には利用台数168万台、市場規模は511億円になると見込まれています。(株式会社シード・プランニング調べ)
エコモットはこのような市場に対して、より安心・安全を確保しつつ、業務効率化を実現可能とするサービスを提供してまいります。
会社概要
■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・自社開発通信デバイスの提供を行うとともに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能にするソリューションを提供しています。2017年6月に札幌証券取引所アンビシャス市場へ上場いたしました。
所在地 : 北海道札幌市中央区北1条東2丁目5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表者 : 代表取締役 入澤 拓也
設立 : 2007年2月
資本金 : 1億円(2018年3月末現在)
事業内容 : IoTインテグレーション事業
企業サイト: https://www.ecomott.co.jp/
■株式会社フレクトについて
フレクトは、Salesforceを中心としたソフトウェア開発・コンサルティング事業等を行う会社です。創業時から続くB to CのWebアプリケーション構築事業で培った技術によるソフトウェア開発、およびサービスデザインを強みとしています。セールスフォース・ドットコム社のコンサルティングパートナー、また国内においてHerokuの開発パートナーとして実績があります。
所在地 : 東京都中央区京橋2-13-10 京橋MIDビル2F
代表者 : 代表取締役 黒川 幸治
設立 : 2005年8月
資本金 : 4,750万円
事業内容 : コネクテッド・カー・サービス「Cariot(キャリオット)」、
クラウドインテグレーションサービス、IoT関連サービス等
企業サイト: http://www.flect.co.jp/
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