レオンテック、日本で業務開始

レオンテックはアジアでの展開強化に向け、東京にレオンテック証券株式会社を新たに設立、2018年5月1日より業務を開始し、本格的に日本市場に参入する。


レオンテックは、自社およびスイス大手金融機関であるライファイゼン・スイス、EFGインターナショナル等のビジネス・パートナーが発行する幅広いデリバティブ商品を、最先端テクノロジーを駆使した自社開発のプラットフォームを通じて日本の投資家に提供する。長年に及ぶ低金利環境の下、ストラクチャード商品への需要は依然として高く、世界最大規模を誇る日本市場での業務展開は、香港・シンガポールに続き同社のアジア地域における事業拡大の一環となる。


レオンテック証券株式会社の代表取締役社長に就任した久保 智 氏は、2016年にレオンテック入社以来、香港を拠点に日本での顧客開拓に努めてきたが、今後は東京で顧客基盤の拡大に注力する。同氏は、ゴールドマン・サックス証券の元マネージング・ディレクターで、同社で15年間にわたりデリバティブの商品開発と営業を主導してきた。同氏は、東京三菱銀行(現 三菱UFJ銀行)に1996年に入行後、1999年に出向した東京三菱証券(現 三菱UFJモルガン・スタンレー証券)では商品開発を担当、2000年にゴールドマン・サックス証券に転じた。同氏は、早稲田大学政治経済学部卒で、日本証券アナリスト協会検定会員。


レオンテックのエグゼクティブ・コミッティーのメンバーで、インベストメント・ソリューションズ部門およびバンキング・ソリューションズ部門の統括責任者であるデイビット・シュミッド氏は、「東京を拠点に日本での事業を本格的に展開できることを大変うれしく思う。これは、レオンテックにとってアジア市場の重要性と市場へのコミットメントを裏付けるものだ」とコメントしている。久保氏は、「オーダーメイドの金融ソリューションを求める日本の顧客層のニーズにより合致した幅広いストラクチャード商品をお届けすることができると確信している」とコメントしている。


レオンテック証券株式会社は、金融庁所管の第一種金融商品取引業者および日本証券業協会の会員として業務を開始する。



■レオンテック

レオンテックAGは、ストラクチャード商品にフォーカスした、金融とITに強みを持つスイス企業です。最先端テクノロジーを駆使した自社開発のプラットフォームを通じて、様々なデリバティブ投資に関連する商品及びサービスを提供しています。レオンテックは、これらの商品の直接の発行体となる一方で、ビジネス・パートナーである金融機関の商品もアレンジしています。また、レオンテックは保険会社に対して資本効率の高い年金保険関連商品も提供しています。

レオンテックは、世界10カ国に子会社及び支店を有し、30以上の市場で業務を展開しています。2017年度は、年間取引高268億スイス・フラン(約3兆円)、営業収益2億1,540万スイス・フラン(約250億円)を計上しております。

レオンテックはスイス証券取引所に上場しています(証券コード SWX: LEON)。より詳しい情報につきましては、レオンテックのホームページ( https://www.leonteq.com/news )をご参照ください。

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