長野県小諸市 ふるさと納税返礼品「公営墓地・埋葬権」に 問い合わせ殺到!見学会を随時開催するなか、既に申込者も
~公営ならではの安心・年間管理費永久無料・生前申込み可~
長野県小諸市役所(長野県東部地域、市長:小泉 俊博)は、同市が運営する公営墓地「市営 高峯聖地公園」合葬式墓地の永代使用権を2018年2月20日(火)にふるさと納税の返礼品として登録しました。全国初の取り組みとして受け付け開始から約2カ月が経過した現在、実際の申込みや資料請求などの問い合わせが多数寄せられています。
夫婦で申込みを行った長野市在住の男性は、「仕事で故郷を離れてから数十年が経ちました。故郷に戻る予定はないので、ここが終の棲家になります。子ども達は離れた場所で暮らしているため、お墓を建てても管理できません。悩んでいたところ、この取り組みを知りました。非常にありがたかった。」と話します。ほかにも、「妻の実家が小諸市」という東京在住の80代男性が既に申込みを済ませました。
市の担当者は「予想以上の反響に今の社会が抱える墓の問題が窺える」と驚きを感じています。都市部で「お墓」をめぐる問題が注目されるなか、慰霊の場として最適な環境を提供する地方と、故人の安らかな永眠を願うご遺族の思いを「ふるさと納税」で結ぶ取り組みを、小諸市は今後も発展させていく方針です。
■全国初!?公営墓地をふるさと納税の返礼品として取り扱う取り組み※
ふるさと納税の寄附を受け付ける最大手サイトである「ふるさとチョイス」には、寺院が営む霊園の使用権は登録されていますが、公営の墓地をふるさと納税の返礼品として取り扱うケースは極めて珍しく、全国初の取り組みになる可能性があります。(※小諸市役所企画課調べ)
市役所庁内では、寄附を受け付ける部署と公営墓地の管理・運営を担当する部署が異なることから墓地の使用権をふるさと納税の返礼品とすることに協議の時間を要しましたが、小諸市の素晴らしい環境を全国にPRしたいとの思いから部局連携での取り組みが実現しました。
■【公営ならではの永遠の安心】
市が運営・管理する公営墓地のため、埋葬の権利は確実かつ永続的に維持されます。
ご遺族にとっては、将来にわたってお墓の継承に頭を悩まされることがありません。
■【永久無料の年間管理費】
草木の剪定、建物の修繕など施設の維持管理は市が責任をもって行います。
管理費、共益費、光熱費が発生しないことから、ご遺族の負担を減らすことができます。
■【自然豊かな絶好の環境】
標高1,000mの高原。北に浅間山・高峯山、南に日本アルプスを望む美しい環境の霊園は、真夏でもさわやかな風が通り抜けます。故人の安らかな眠りに最適の地です。
■【宗教・宗派は問いません】
宗教・宗派を問わず、どなたでもご利用いただけます。
(※埋葬は焼骨に限ります。散骨はできません。)
■【生前申込みが可能】
生前に申込みが可能です。いざと言うときに慌てることがありません。
■【市職員が現地をご案内】
ご希望により、市の担当職員が現地をご案内させていただくほか、必要に応じて交通アクセスやその他関連情報についてもお知らせいたします。
■「市営 高峯聖地公園」合葬式墓地
標高1,000m。高原の自然豊かな環境にある市が運営する公営の墓地です。
「合葬」という方式で、合葬専用墓に複数のお骨を埋葬します。
永代供養墓とは異なり、霊園(お寺)が代わって故人の供養をすることはありませんが、ご遺族の皆さんはいつでもお参りにお越しいただけます。
施設の維持管理は市が行い、通常発生する管理料や清掃手数料等は不要です。
なお、埋葬にあたってA4版サイズの御影石製墓誌板に、戒名やお名前を刻んでご供養いただけます。
■小諸市の思い
豊かな自然・美しい眺望・静寂のなかに小鳥のさえずりが聞こえる慰霊の場として最適な環境を公営墓地としてご利用いただきたいと思います。
小諸市を故人の「こころのふるさと」としていただくことで、安らかな眠りを願います。
また、当市へは東京から1時間30分程度(新幹線利用)でお越しいただけることから、ご遺族にとっても気軽にお参りをしていただけます。
■小諸市のふるさと納税
小諸市ではこれまでも、野生鳥獣対策のため駆除された鹿肉を市内の加工施設でドッグフードへと加工した商品「KOMORO PREMIUM」やアニメ作品「あの夏で待ってる」や「ろんぐらいだぁす!」とコラボしたオリジナルポスターをふるさと納税の返礼品として展開する取り組みを行ってきました。
今後とも、自主財源の確保と小諸の魅力発信を目的として、ふるさと納税を通して市の特産品や特徴的な取り組みを全国の皆様にPRし、小諸のファンを増やしていきたいと考えています。
■長野県小諸市とは
長野県小諸市は、人口42,641人(2018年1月1日現在)で雄大な浅間山の南斜面に広がり、市の中央部を千曲川が流れ、標高2,000mから標高600mまで1,400mもの高低差を持ちます。
「懐古園」として知られる小諸城址は、春の桜、秋の紅葉など季節を通し数多くの観光客が訪れています。また、城郭は浅間山の火山灰土が雨で削られた谷を利用しており、城下町よりも低い位置にある日本で唯一の「穴城」として、日本百名城にも選ばれています。文豪、島崎藤村や高濱虚子のゆかりの地でもある「詩情あふれる高原の城下町」です。
小諸市へは、東京から約160km、車で2時間半・電車で約1時間半とアクセス抜群。軽井沢町からは「しなの鉄道」で24分、車で約30分です。
■小諸市へのふるさと納税
ふるさと納税寄附ポータルサイト 「ふるさとチョイス」
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