世界を代表する花絵師達がメットライフドームに集結 「ワールド・ローズ・カーペット」5/18~5/23開催!
2018.05.01 13:00
一般社団法人花絵文化協会は、現在都内を中心に30会場で開催中の「東京インフィオラータ2018」のファイナルイベントとして、世界を代表する4ヶ国の花絵師達による「ワールド・ローズ・カーペット」を、今年20回目を迎える「国際バラとガーデニングショウ」と共同で、5月18日(金)~23日(水)までメットライフドーム(埼玉県所沢市)で開催します。
今回来日する花絵師はスペイン・イタリア・メキシコの3ヶ国(15名)。スペイン・カタロニアに拠点を持つ国際連盟「Comision Gestora Internacional de Arte Efimero(会長:Vicenta Pallares i Castello)」の理事国で、同じく理事国である日本が加わり、4ヶ国の花絵師達が腕を競い合います。作品のサイズは8m×4m、計60,000本のバラが使われます(制作する花絵は全部で6作品)。当日は国際連盟会長のVicenta Pallares i Castello(ヴィセンタ・パラーレ・カステッロ)氏も来日します。
国際連盟では2016年より2年に1度、世界30~50ヶ国地域が参加する国際大会兼国際会議を開催しており、今年6月21日(木)~24日(日)には、第7回目となる大会がスペインのエルチェ・デ・ラ・シエラで開催されます。2020年の大会は日本での開催が予定されており、今回の「ワールド・ローズ・カーペット」は、そのプレ開催の一環として行われます。
6月の国際大会には代表理事 藤川靖彦が日本代表として参加、松本零士氏作画による浮世絵コレクション「侍ハーロックと熊本城」をモチーフに、大地に壮大な花絵を描きます。
インフィオラータは、国籍・世代・性別・障がいの有無を超えた、誰もが参加でき、一緒にひとつの作品を創り上げるダイバーシティアートです。今回「ワールド・ローズ・カーペット」では、来日する各国代表の花絵師達と、事前に募集した一般参加者100名がチームを組み、それぞれの作品を創り上げる国際交流を兼ねた創作スタイルで行います。
第5回世界大会(ローマ)
第5回国際大会(ローマ)
第6回国際大会(ノート)
<開催概要>
開催名称: 東京インフィオラータ2018ファイナル 「ワールド・ローズ・カーペット」
http://www.tokyo-infiorata.com
開催期間: 2018年5月18日(金)~5月23日(水) 9:30~17:30 ※最終日は17:00終了
※作品の制作は5月17日(木) 9:30~1:00
※17日は開会式及び特別内覧会日 15:00~18:00(開会式は14:00~)
開催会場: メットライフドーム
埼玉県所沢市上山口2135
開催内容: 国際連盟理事国であるイタリア・スペイン・メキシコ・日本の
4ヶ国の花絵師が、市民参加者100名とともに、6万本のバラで
メットライフドーム外野席を6枚の花絵で敷きつめます。
招聘 : イタリア(シチリア・ノート)
VALENTINA MAMMANA/CARMELA TORDONATO
スペイン(カタロニア)
Vicenta Pallares i Castello/ESTHER TENEDOR SOLSONA 他9名
メキシコ(ウリアンガト)
JOSE JESUS GONZALEZ PEREZ/ANGEL ADRIAN ALVAREZ NUNEZ
日本(東京)
藤川靖彦/水井友仁
総合監修: 藤川靖彦(花絵師/エフェメラル・アート国際連盟理事)
主催 : 一般社団法人花絵文化協会
後援 : 経済産業省/観光庁/イタリア大使館/エフェメラル・アート国際連盟
※beyond2020公式プログラム/TOKYO2020応援プログラム
【作品】
日本
イタリア
スペイン
メキシコ
<イベント>
☆花絵師 藤川靖彦トークショー「花絵の魅力と今後のビジョン」
6月にスペインで開催される国際大会を前に、世界各国の花絵の魅力と2020年に向けたビジョンを話し
ます。
日時:5月18日(金) 11:00~11:30
会場:メットライフドーム ローズテラス
出演:藤川靖彦
☆アンダーグラフライブ
東京インフィオラータのテーマソング「翼 -road to 2020.Infiorata ver.-」を歌う、アンダーグラフのライブを行います。
日時: 5月19日(土) (1)13:00~/(2)14:30~
会場: メットライフドーム ローズテラス
出演: アンダーグラフ
URL : http://under-graph.com/
<花絵制作者大募集!>
ワールド・ローズ・カーペットでは、会場で一緒に花絵を創る花絵制作者を募集してします。東京インフィオラータ2018オフィシャルサイトよりお申込みいただけます。なお制作参加者は、当日14時より行われる「国際バラとガーデニングショウ」の特別内覧会に参加できます。
制作日時 : 2018年5月17日(木) 9:00~15:00
※作品が完成次第終了
制作会場 : メットライフドーム(埼玉県所沢市)
応募資格 : 大学生以上の男女
※初めての方でも大丈夫です。
応募期間 : 現在募集中 ※定員になり次第締め切ります
応募会場 : 100名
応募先 : http://www.tokyo-infiorata.com/
お問い合わせ: 東京インフィオラータ事務局
〒156-0044 東京都世田谷区赤堤3-3-4
TEL : 03-5355-0700(お電話でのお問合せ 平日10:00~17:00)
FAX : 03-5355-0888
Email: info@tokyo-infiorata.com
■インフィオラータとは?
インフィオラータは、イエス・キリストの復活祭から60日後の最初の木曜日に行われる「聖体祭」を記念して行われるイベント。この日の前後は、市民が教会までの道のりを花や種等で宗教画を描き、その上を司教達が行進してお祝いをします。「神に捧げる芸術」とも呼ばれ、イタリアやスペインを中心に世界各国で盛大に行われています。起源は13世紀、通りを行く司教達を市民が花のシャワーで祝ったのが始まりと言われています。約400年前、サンピエトロ寺院で花絵と進化、それが芸術へと昇華し、世界中の花絵師達が腕を競い合っています。今ではインフィオラータの国際連盟も組織化され、2006年より2年に1度、世界大会が開催されています。インフィオラータの最大の特徴は、花絵はすべて市民の手で創られるということです。そして数時間、数日後には司教達の行進により崩されてしまいます。そのためエフェメラル・アート=儚い命のアートとも呼ばれ、その瞬間の美しさを求め、会場には多くの観光客が訪れます。
■インフィオラータ国際連盟「Comision Gestora Internacional de Arte Efimero」
儚い命のアートである花絵の伝統を守り、次世代へと繋げていくことを目的とし、そのために世界各国の知識と経験を集め、情報を交換し、花絵文化のさらなる革新と普及を目指します。国際連盟はVicenta Pallares i Castello(カタロニア) を会長に、スペイン、イタリア、メキシコ、ベルギー、日本の代表理事によって形成され、現在世界約30ヶ国地域が加盟しています。(日本は一般社団法人花絵文化協会 代表理事の藤川靖彦が理事を務める)国際連盟では2006年より2年に1度、国際大会兼国際会議を開催、加盟国地域による知識と技術の交流を行っています。
2006年:オロタバ(スペイン)
2008年:ウアマントゥラ(メキシコ)
2010年:サンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)
2012年:バルセロナ(スペイン)
2014年:ローマ(イタリア)
2016年:ノート(イタリア)
今年は6月21日~24日まで、スペインのエルチェ・デ・ラ・シエラにおいて、世界約30ヶ国地域が参加し国際大会が開催されます。日本からは藤川靖彦をマエストロに8名による日本チームが参加、松本零士原作の浮世絵コレクション「侍ハーロックと熊本城」をモチーフとした作品を創ります。また2020年に開催される第8回国際大会は、東京インフィオラータの一環として首都圏での開催が決定。2020年の五輪開催を前に、市民参加による、華やかな花絵の五輪が行われます。
(C)松本零士(C)BROAD EXPERT/2017
■東京インフィオラータ2018全体監修
藤川靖彦
花絵師/エフェメラル・アーティスト
株式会社インフィオラータ・アソシエイツ 代表取締役社長
一般社団法人花絵文化協会 代表理事
1961年東京生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。限りある命=Ephemeralをテーマに、国内外において花やキャンドル等を使ったエフェメラル・アートを創作。大地をキャンバスに花びらで描く花絵「インフィオラータ」の日本の第一人者で、現在まで16年間に国内外300ヵ所以上で作品を創作・プロデュース、年間150万人以上の集客をはかるアートイベントへと育て上げた。近年は海外で歌舞伎絵を花で再現する「花歌舞伎」の創作活動を積極的に行っており、世界各地から創作の依頼が殺到している。2015年6月、スペインでの創作を、毎日放送「情熱大陸」が密着取材を行い大反響を呼んだ。これを機にテレビ・ラジオ・新聞・雑誌・WEB等に数多く出演中。ローマ法王やベトナム共産党書記長等、VIPに捧げる作品も創作する。エンジン01文化戦略会議会員/エフェメラル・アート国際連盟理事