測定感度を向上!高性能デスクトップタイプ エネルギー分散型蛍光X線分析装置Epsilon4を5月16日発売
スペクトリス株式会社 マルバーン・パナリティカル事業部(代表取締役:山田 英美)は、往来機よりも測定感度を向上させた高性能デスクトップタイプ エネルギー分散型蛍光X線分析装置Epsilon(イプシロン)4を2018年5月16日(水)に発売しました。
Epsilon4は、従来機であるEpsilon3シリーズより測定感度を向上させたエネルギー分散型蛍光X線分析装置(EDXRF)です。炭素(C)またはフッ素(F)~アメリシウム(Am)まで周期表全体の元素分析に対応し、鉱物、薬品、石油、燃料など、JISなどで定められた試験法やISO、ASTMなどの国際規格に準拠する必要がある産業向けに新たなアプリケーションを提供いたします。先進の蛍光X線励起および検出技術、使い易いソフトウェアと洗練されたデザインが融合し、Epsilon4の分析性能は大型装置により一歩近づきました。
Epsilon4では特別なユーティリティが不要なため、生産拠点に直結した部門にも設置することが可能です。ほとんどのサンプルを大気中で測定することができ、ヘリウムガスまたは真空系のランニングコストやメンテナンス費用も削減します。自社工場で製造されたメタルセラミックス管球は劣化しにくく安定性も高いため、数年間は再校正をせずとも基準に準拠した測定結果を実現します。さらにEpsilon4は検出器にも自動校正機能を搭載することにより、オペレーターの負担を軽減します。
「Epsilon4は、最新の優れた計数回路を持ち、素早く再現性の高い測定結果を得られます。しかもほとんどの場合サンプル前処理の必要がありません。Epsilon4はますます厳しくなりつつある国際規格や試験法に準拠しなければならない産業にとって最適な分析ツールです。それぞれの産業用ソリューションについては、当社の経験豊かなスタッフにぜひご相談ください。」とプロダクトディレクターのSimon Milnerは話しています。
Epsilon4は10Wと15Wの2タイプがあります。いずれも応用性が高く、10Wタイプでは、研究開発からプロセス管理に至る幅広い分野での元素分析(F-Am)に使用可能です。より高いサンプルスループットまたはフッ素よりも軽元素領域、より厳しい濃度範囲においては15Wタイプの装置が対応し、炭素、窒素および酸素の分析も可能です。
■高性能デスクトップタイプ エネルギー分散型蛍光X線分析装置Epsilon4 製品概要
測定範囲 : C~Am/F~Am
サンプル形態 : 固体、粉末、液体
X線管球アノード : Ag、Rh
X線管球出力 : 10W/15W
最大計数率 : 1,500kcps
サンプルチェンジャ(スピナ付属): 10個
■会社概要
商号 :スペクトリス株式会社
本社所在地:〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-6 司町ビル
設立 :1980年7月30日
資本金 :5,000万円
代表者 :代表取締役 山田 英美
社員数 :205名(2017年12月末現在)
事業部名: スペクトリス株式会社 マルバーン・パナリティカル事業部
所在地 : 東京事業所 〒105-0013 東京都港区浜松町1-7-3
URL : https://www.malvernpanalytical.com/jp
マルバーン・パナリティカルブログサイト: http://www.materials-talks.jp/
■スペクトリス株式会社 マルバーン・パナリティカル事業部の事業内容
粒子計測装置とX線分析装置を提供する、Malvern Panalytical(マルバーン・パナリティカル)社の日本事業部です。東京と神戸を拠点に国内計6ヶ所の営業所、2ヶ所のアプリケーションラボラトリにて、装置の販売やサービス、サポート業務をはじめ、各種セミナーなどのイベントも行っております。
粒子計測やレオロジー、熱分析(カロリメトリ)などの製品を持つMalvern社と、X線回折や蛍光X線分析装置メーカーであるPanalytical社が2018年に統合し誕生いたしました。各分野のリーディングカンパニーである両社の統合により、R&D、プロセスコントロール、品質管理、材料特性分析に携わる幅広い業界のお客様へ、最先端のソリューションを提供いたします。
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