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新刊『誤学習・未学習を防ぐ! 発達の気になる子の「できた!」が増えるトレーニング』 大人になってからの「困った」を減らすために今からできること

2018.05.21 12:00

株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区舟町5、社長:佐々木幹夫)は、書籍『誤学習・未学習を防ぐ!発達の気になる子の「できた!」が増えるトレーニング』を2018年5月21日(月)に刊行します。本書は、家庭で実践できる発達が気になる子への取り組みを、イラストとともに分かりやすく解説します。

 療育&福祉現場のベテランが実践する、「自立」を重視したトレーニング

「発達障害」「療育」という言葉はよく知られるようになりましたが、発達が気になる子に対して、具体的に何をすればよいのか分からず困っていたり、子どもに分かりにくい声掛けや間違ったやり方をしてしまうケースもみられます。

食事や睡眠などの生活面、文字や数字の読み書き、時間やお金の概念、人とのやりとり……学校などの集団生活や、社会に出て働くようになった時の「困りごと」を減らして自立するために、身につけておきたいことを、療育や障害児・者支援の現場に30年以上携わる著者2人が、家庭で実践しやすい形で分かりやすく紹介します。子どもの「できた!」が増えることは、「親子が楽になること」でもあります。

やってしまいがちな「誤学習」や「未学習」、親たちの本音なども紹介

 本書の冒頭では、大人になった発達障害の人たちが、どのような場面で困っているのかを事例で紹介。それ知ることで、子どもの時からやっておきたいことが見えてきます。また、誤ったやり方で覚えてしまう「誤学習」や、知らない、経験が足りない「未学習」を防ぐためのポイントも解説します。

さらに、「発達障害」と診断された子どもの親たちの声も多数紹介。「取り組みによって子どもがどう変わったか?」「よその家庭ではどうしてる?」など、知りたい内容が詰まった1冊です。


■書籍情報

 『誤学習・未学習を防ぐ!発達の気になる子の「できた!」が増えるトレーニング

著者:橋本美恵、鹿野佐代子 

発売日:2018年5月21日

定価:1,500円(税別)

判型:B5変・176ページ

http://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798153698


■目次(抜粋)

1章●「誤学習」「未学習」が大人になってから困る原因に?

(1)発達障害の大人の相談からわかること

(2)成長してから、行動を変えるのは難しい?

(3)子どもへの関わり方、この方法で大丈夫?

 

2章●心を育て、「わかった」「できた」を増やすトレーニング&療育

・「座って学ぶ」ができると学習がスムーズになる

・「食べる」方法を工夫して偏食を減らそう

・数の世界へようこそ!数字の並びを覚えよう

・1~10のタイルを3回並べて、「位」の理解につなげよう

・お金を「持って」「使う」は自立の第一歩

・時計を作って「時間」と「生活」をつなげよう

・困った時に「手伝って」を伝えられるようになろう

・自分の物と他人の物の区別を身につける

・折り紙の「やっこさん」で指先の感覚を磨く

・字と字を合わせてひらがなを学ぼう

・「料理」には子どもの力を伸ばす要素がいっぱい

・「片足立ち」は自分でズボンや靴を履くチャレンジ

・和式トイレも怖くない!「あひる歩き」

・走りながらやり遂げる力を身につける「マラソン」

 

3章●発達障害のある子の子育て、よその家族はどうしている?

・「発達障害」と診断されて

・イライラと自己嫌悪

・何気ない言葉が辛い……

・療育への一歩を踏み出して

・中学生・高校生になったら                      

                 

      

■著者について

 橋本美恵(はしもと・みえ)

兵庫県内の発達障害者支援機関で30 年間、療育現場に関わる。外来療育や親子教室での早期療育を担い、現在は、幼児期と学齢期の相談及び家庭でできる個別療育に取り組む。その他、保護者勉強会等の開催や、保育所、幼稚園、児童発達支援事業所、小学校などの現場に出向いて、子どもの見立てや関わり方を伝えるコンサルテーションや連続講座、兵庫県下の市町保健センターにて「家庭療育支援講座」(ペアレント・トレーニング)に関するコンサルテーションと普及活動も行う。臨床発達心理士、特別支援教育士、保育士、特別支援学校教諭一種免許、小学校教諭一種免許、幼稚園教諭二種免許。

 

鹿野佐代子(しかの・さよこ)

大阪府障害者福祉事業団の職員として33 年間勤務。通勤寮における知的障害のある人の結婚支援をきっかけに、「性」と「お金」の支援の大切さに気づき、性教育を行うための支援プログラム開発に取り組む。また、金銭教育支援のためにFP 資格、「親なき後」対策の活動に生かすために終活アドバイザー資格を取得。現在は、キャリアを活かして、障害のある人やその家族を対象に、楽しく学べる「性」と「お金」の勉強会や、親が元気なうちにできる「親亡き後の対策」について全国で講演を行う。テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。AFP・2級FP 技能士、終活アドバイザー、保育士、幼稚園教諭二種免許。著書:『今日からできる!      障がいのある子のお金トレーニング』(共著・翔泳社)

 



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