加熱式・紙巻たばこの臭いを強力脱臭　厚生労働省助成金にも対応した分煙用脱臭ブースを発売

2018.05.23 10:30

株式会社トルネックス(本社：東京都中央区、代表取締役：松井周生)は、オフィス等にある喫煙ブースから周囲へのたばこの煙、臭いの拡散を防ぎ、強力に脱臭する「分煙脱臭ブース IKBJP」を開発、2018年6月より販売開始いたします。

分煙脱臭ブースシングル

「分煙脱臭ブース IKBJP」製品ページ： https://www.tornex.co.jp/smokingbooth/

■「分煙脱臭ブース IKBJP」の製品開発背景

現在、世界的に有名なスポーツの祭典の開催に向け「健康増進法」の改正が検討されており、オフィスやホテル、商業施設、飲食店では、喫煙専用室以外では喫煙ができなくなる可能性があります。さらに東京都も独自の受動喫煙防止対策条例を検討しており、国の対策よりも厳しい内容になる可能性があります。

また、厚生労働省は、事業場における受動喫煙防止対策推進のため、受動喫煙防止対策助成金を2011年から開始しており、助成金基準に適合した排気設備や仕切りを備えた喫煙室の設置を支援しています。しかし、10年以上前に建てられた施設では、喫煙室を設置するのに、十分な排気風量を確保するのが難しく、喫煙室内に臭いがこもったり、臭いがもれたりという問題が発生します。

そこで、今回発売いたします「分煙脱臭ブース IKBJP」は、トルネックス独自の特殊吸着剤に1回通過させるだけで、たばこの臭気成分を約95％以上※脱臭します。また、たばこの主なガス成分であるTVOCについても95％以上除去します。もちろん粉塵についても、微粒子フィルタで99％以上除去いたしますので、分煙脱臭ブースからの煙や臭いが気になりません。

※たばこの臭いの主成分であるアンモニアで98％以上、アセトアルデヒドで95％以上、酢酸で95％以上除去します。

喫煙室を作る時に、建物の構造上屋外排気を増設するのが難しい場合は、臭いや煙の漏れが気になりますが、「分煙脱臭ブース IKBJP」は、煙や臭いを除去した空気を天井から排出し、喫煙室入口に向かう0.2m/s以上の空気の流れを作り出しますので、ブース周辺への臭いの漏れを防ぎ、たばこの臭いが気にならない分煙環境を作ることができます。さらに、機器からの排気を建物の屋外排気と接続することで、受動喫煙防止対策助成金に適合した喫煙室を作ることができます。

「分煙脱臭ブース IKBJP」(価格：オープン価格)は、全国の販売代理店、販売店を通じて、6月から販売開始いたします。トルネックスでは、厚生労働省の分煙基準や各県の受動喫煙防止条例に適合した喫煙室の環境を無料提案しておりますのでお気軽にご相談ください。

■「分煙脱臭ブース IKBJP」の特徴

1. 気流制御技術でたばこの煙を効率よく吸引　99％除去。

トルネックスの気流制御技術により、ブース内に煙が充満せずに効率よく吸引され、微粒子フィルタを通過することで、たばこの粉塵を99％除去(0.3μm以上の粒子)します。

2. たばこ臭を95％除去、加熱式たばこも脱臭。

トルネックス独自の特殊吸着剤に1回通過させるだけで、たばこの臭いを95％以上※除去し、周囲への臭いの拡散を防ぎます。

※たばこの臭気3成分(アンモニア、アセトアルデヒド、酢酸)でのワンパスでの除去効果は、それぞれの成分の除去率が95％以上と高い脱臭効果を発揮します。

3. 排気接続で助成金対応(受動喫煙防止対策助成金対応)

設置は組み立て工事のみ。浄化した空気を天井から排出し、喫煙室入口に向かう0.2m/s以上の空気の流れを作り出しますので、ブース周辺への煙や臭いの漏れを防ぎます。また、建物の屋外排気と接続することで、厚生労働省受動喫煙防止対策助成金に適合した喫煙室を作ることができます。

4. シングルタイプとダブルタイプの2種類

サイズはシングルタイプとダブルタイプの2種類があり、オプションでスライドドアを設置できます。

■株式会社トルネックス会社概要