日本生産性本部、2018年度 新入社員 春の意識調査を実施 入社した会社が第一志望の新入社員80%超えで過去最高の結果に
2018.05.24 14:00
公益財団法人日本生産性本部は5月24日、2018年春に実施したグローバルマネジメント・センター主催の新入社員教育プログラム等への参加者を対象としたアンケート結果を発表しました。本調査は1990年より継続的に行っており、今回が29回目となります。
今の会社が第一志望である割合
<主なポイント>
1.「第一志望」、4年連続で上昇し初の8割超えで過去最高(80.6%)
設問Q4.「あなたにとって、今の会社は第何志望でしたか?」という設問に対して「第一志望」と答えた割合が80.6%と4年連続で上昇し、1997年の設問開始以来過去最高となりました。
2.「自分のキャリアプランに反する仕事を、我慢して続けるのは無意味だ」の質問に対し「そう思う」、6年連続増加傾向で過去最高(38.0%)
設問Q7.(a)「そう思う」と答えた割合が38.0%と、昨年度比6.4ポイント上昇し、2006年の設問開始以来最高となりました。
3.「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」を望む回答が過去最高(75.9%)
設問Q6.(d)「1.残業は多いが、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力が高められる職場」と「2.残業が少なく、平日でも自分の時間を持て、趣味などに時間が使える職場」の二者択一の設問で、後者と答えた割合が75.9%と、1998年の設問開始以来最高となりました。
4.マニュアルに書かれていないことが起きた際、「すぐにストップしてあとは先輩や上司に聞く」とする回答が過去最高(73.9%)
設問Q5.(b)「ある仕事をやっているうちに、研修で教わったマニュアルに書かれてないことが起きました。このとき、あなたは…」との問いに対し、「2.すぐにストップしてあとは先輩や上司に聞く」と答えた割合が73.9%と、1997年の設問開始以来最高となりました。
5.「従来の基準や慣習には反しても、法律に反しないことであれば、どんな手段や方法をとっても問題はない」の質問に対し「そう思う」と答えた回答が3年連続増加傾向で過去最高(23.4%)
設問Q7.(k)「そう思う」と回答した回答者が3年連続増加して23.4%となり、2006年の設問開始以来過去最高となりました。
◆調査方法
(1)調査名 :2018年度新入社員 春の意識調査
(2)調査対象 :2018年春に実施した日本生産性本部
グローバルマネジメント・センター主催の
新入社員教育プログラム等の参加者
(実施時期:2018年3月下旬~4月中旬)
(3)有効回答数:1,914通
◆添付書類
本調査結果3ページ(2018年度の主だった調査結果)
https://www.atpress.ne.jp/releases/157043/att_157043_1.pdf
属性表(調査対象者の属性、性別など)1ページ
https://www.atpress.ne.jp/releases/157043/att_157043_2.pdf
集計結果(全ての設問データ) 6ページ