あべのハルカスから大阪中を厄祓い&運気上昇祈願 阿倍野の厄年男がわっしょいわっしょい!地上300mの夏祭り!
~3度甦った!「阿倍野神輿」~
2018.06.15 15:30
阿倍王子神社の「阿倍野神輿」が、大阪一円を見渡せる日本一高いビルの展望台「ハルカス300」に上り、大阪の厄除けと運気上昇を祈願することとなりましたのでお知らせします。
~「阿倍野神輿のはじまりと、1度目の復活」~
今から約130年前、大阪船場・安土町の商人たちが地元の八幡さま(氏神さま)のために新しく神輿を作りました。この神輿は当時、毎年、夏祭りに担がれていましたが、神社の数を整理して少なくすることを目的にした「神社合祀令」という国の命令によって、1907年(明治40年)八幡さまは阿倍野の王子神社(阿倍王子神社)に移りました。八幡さまは阿倍王子神社に合祀され、神輿は阿倍野まで運ばれます。
当時、大阪南部の片田舎から急速に発展を遂げていた阿倍野の地で、船場で親しまれた神輿巡幸は復活し、夏祭りは活気あふれるものだったとのことです。
~「戦災を乗り越えて、2度目の復活」~
地元の方々に愛された神輿でしたが、第二次世界大戦がはじまり、大規模な空襲で船場・安土町は焼け野原となり、阿倍野も戦災に遭いますが阿倍王子神社は奇跡的にこれを免れました。戦後復興と共に神輿巡幸は再び復活を遂げました。その活気は戦災で傷ついた街に希望を与えたと言います。
しかし平成の時代に入り、世話人の減少と共に巡幸は中止とされ、神輿は十数年の間、蔵の奥で出番を待ち続けました。
~「3度目の復活、そしてハルカスへ」~
2017年の秋、神社で厄除け祈願を受けられた方々から「厄年に神輿を担いで神様のお役に立ちたい」という希望が寄せられ、神輿巡幸は有志の力によって3度目の復活を遂げました。その時「今度は阿倍野の新しいシンボル、あべのハルカスへ」という声が上がりました。
あべのハルカスにとっても阿倍王子神社は建設時をはじめ、様々な場面で安全祈願などをしていただいており、かねてよりご縁がありました。
神輿の巡幸には、厄祓いと運気上昇の意味があり、当日は近鉄大阪阿部野橋駅の交通安全祈願などを経て、最後は大阪一円を見渡せる「ハルカス300(展望台)」で厄祓いと運気上昇を祈願します。
何度も災難を払って甦るこの「阿倍野神輿」にあやかって、皆様も厄除け、運気上昇のご利益をいただいて下さい。
【イベントの詳細は下記URLをご覧ください】
https://www.atpress.ne.jp/releases/159008/att_159008_1.pdf