Kaizen Platform、ユーザーデータ基盤 「Customer Datastore」をリリース

データを活用した分析からマーケティング施策実行まで クラウド上の専門チームと接続し簡単にパーソナライズされた 体験をサイトで提供可能に

株式会社Kaizen Platform(本社:東京都港区、代表取締役:須藤 憲司、以下 Kaizen Platform)は、CRMデータやユーザー行動データを蓄積し、分析~施策実行まで一貫した改善活動を可能にするユーザーデータ基盤「Customer Datastore」をリリースします。


クラウド上での運用イメージ


昨今のWebマーケティングでは、ユーザーデータを活用し一人ひとりに適した顧客体験を提供することが求められています。一方この多様化したニーズを細かく分析・実行を継続的におこなうことは負荷が大きく、データは貯めているものの十分に活用できていないという課題がマーケティングの現場では数多く起きています。


今回リリースする「Customer Datastore」は、弊社が提供しているJavaScriptタグで収集できるサイト上のあらゆるユーザー行動ログと、企業が今まで投資してきた会員基盤やDMPなどのデータを接続し、分析や施策実行へ活用しやすい形で蓄積することできます。特別なシステム開発や巨額のIT投資をせずに、データを活かした施策設計をスピーディーに実行してPDCAを回していく事が可能になります。


この機能は、すでに提供開始している「KAIZEN TEAM for X」※1というクラウド上の専門チームとの連携が可能になっており、ユーザーデータを分析、施策実施と一貫した改善活動をクラウド上で全ておこなう事ができます。

特別なデータ基盤を用意したり、社内に分析者やデータ接続のためのエンジニアがいなくても、専門チームをすぐに立ち上げて、パーソナライズされた顧客体験をサイト上で提供することが簡単にできるようになります。


現在「KAIZEN TEAM for X」をご利用いただいている企業様であれば、すぐに「Customer Datastore」をご利用開始する事ができます。

多くの企業様が保有するビッグデータの活用促進を進め、より滑らかな顧客体験を実現し、様々な業種の企業様が掲げているデジタル戦略の実現に貢献して参ります。



■「Customer Datastore」の特徴

従来は1ユーザーは1ユーザー、1CV(コンバージョン)は1CVとして、定量的なCVR(コンバージョンレート)を高めてきました。これからは「Customer Datastore」を通じて1CVの価値の向上まで含めてデータの蓄積、可視化、施策実行にまで活かしていく事ができるようになります。

ユーザーが誰か?ということを深く理解し、一人ひとりに寄り添った顧客体験を提供することでより多く・長くサービスを愛用してもらい、LTV(顧客生涯価値)を高める活動を加速して参ります。


~データを収集・蓄積する~

会員データなどの貴重な情報は貯めていても、活用できなくては宝の持ち腐れになってしまいます。「Customer Datastore」は企業の資産であるCRMやDMPなどのセグメント情報を、サイト上の行動ログに紐付けて収集することができ、分析・施策実行と活用しやすい形で蓄積します。

CRM情報などの紐づけは、WebサイトにKaizen PlatformのJavaScriptタグを設置することで手軽におこなうことができます。


(活用例)

・成約データとサイト上の行動ログを紐付ける

・会員データと紐付けて、LTVやロイヤリティ別にサイト上の行動ログを蓄積する

・CV時のデータやサンキューページでのアンケートなどで1CVの価値の違いを計算する


~データを可視化する~

蓄積したデータから、サイト上の行動ログと会員データやCRMデータと接続した分析する事で、1CVの価値を可視化する事ができます。

単なるCVRを高めるだけではなく、LTV(顧客生涯価値)を高めるための分析も可能になります。


(活用例)

・ロイヤリティ別のCVユーザーや離脱ユーザーのサイト上の行動差を分析する

・ロイヤルカスタマーの流入導線や離脱箇所を把握する

・アクティブ率が高まるマジックナンバーを特定する

・解約可能性が高まる予兆を発見し、解約防止のためのKPIを設計する


~データを活用し、施策を実行する~

ユーザーデータの活用は、会員データと紐づけたユーザーだけでなく、Webサイトへ訪れた全てのユーザーに対して行えます。ログイン前でも行動データを活用した施策をおこない、ログイン後はより継続的に利用してもらうための施策を実施することで、全てのユーザーへパーソナライズした顧客体験を提供します。


(活用例)

ログイン前

・「◯人が見ています」「昨日◯人が予約しました」と他者の存在を意識させ背中を後押しする

・閲覧履歴を表示して手軽に比較検討を促す

・「他のユーザーはこんな商品を見ています」と他商品への誘導


ログイン後

・アクティブ率を高めるためのマジックナンバーの達成率を高める改善を実施する

・解約可能性が高まっているユーザーへの再アクティベートをサイト上で促す

・アップセルの可能性が高いユーザーを特別な導線へ誘導する



※1「KAIZEN TEAM for X」とは

Kaizen Platformが有する世界40ヶ国8,500人以上のネット専門人材ネットワークを活用して、サイト改善によるCVRやLTV向上をおこなうマーケティングチームをクラウド上に構築しご提供するサービスです。改善に必要な分析者やプランナーやグロースハッカーやQAチームを丸ごと顧客へインソースでご提供します。



■お客様 お問合せ先

https://kaizenplatform.com/contact



■提供会社情報

会社名 : 株式会社Kaizen Platform

設立  : 2017年4月

      (2013年8月創業の米国法人Kaizen Platform,Inc. から事業譲渡)

代表者 : 代表取締役 須藤 憲司

URL   : http://kaizenplatform.com/ja/

所在地 : 〒108-0072

      東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル 10F

事業内容: WebサービスやモバイルのUI改善をするA/Bテストサービスと、

      改善提案を依頼できるグロースハッカーネットワークから成る

      「Kaizen Platform」ならびに動画広告改善の

      「Kaizen Ad」を開発し提供

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