地域経済を活性化を目指す愛知・岡崎の中小企業無料相談所 「岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Biz」相談件数1万件達成へ
~お金をかけずに事業者の強みを引き出す地方創生の切り札として全国へ波及~
2018.06.27 11:00
岡崎市と岡崎商工会議所が2013年10月に開設した売り上げアップに特化した公的産業支援施設、岡崎ビジネスサポートセンター(所在地:愛知県岡崎市、センター長:秋元 祥治、以下「OKa-Biz」)は、2013年10月の開設以来、4年8ヶ月を迎えた2018年5月31日で相談件数1万件を達成いたしました。
OKa-Biz1万件達成セレモニー
▼岡崎市長 内田 康宏/挨拶
2013年10月にOKa-Bizを開設して4年8か月となります。
想像以上の早さで相談件数1万件となるこの日を迎えることができました。
これまでご支援いただきました皆様に対し、改めて感謝申し上げます。
これだけ多くの相談が寄せられるということは、事業者の皆様にとって、OKa-Bizが役に立つ経営相談施設として評価いただいているものと考えております。
また、秋元センター長をはじめとする、専門家による、お金をかけずに事業者の強みを引き出し、発想の転換による売り上げアップに特化した相談が実施されていることが、事業者の皆様の信頼を得ている結果だと思っています。
市としても、最小の経費で最大の結果を生んでいるOKa-Bizを、各関係機関と連携しつつ、今後も、相談件数2万件、3万件を目指し、売り上げアップの更なるサポートをしてまいりますので、事業者の皆様のご利用をお待ちしております。
2018年5月31日 岡崎市長 内田 康宏
▼岡崎ビジネスサポートセンターOKa-Bizとは
岡崎市と岡崎商工会議所が2013年10月に開設した売り上げアップに特化した公的産業支援施設。富士市産業支援センターf-Bizをモデルにし、人による相談を重視した個別支援を行っています。開設時の年間目標相談件数600件に対し、開設1年目は1,404件、4年目は2,522件にのぼりました。長いときで、約1ヶ月ほどの予約待ちをいただいています。新規相談の8割は口コミから、寄せられる相談のうち8割がリピーターです。
また、地方自治体が取り組む地方創生事業として注目度も高く、2018年5月末までの視察件数は178件になります。
▼全国20以上の地域に広まる中小企業支援を軸とした地方創生の切り札
この富士市産業支援センターf-Bizをモデルにした中小企業相談所は、OKa-Bizへのモデル移転をきっかけに、適性人材が相談に応じることでどの地域においても一定の成果が出るとし、全国に広がっています。
これまで地方自治体において、経済政策はほぼ企業誘致か企業への融資制度しかありませんでした。しかしどの地方においても、中小企業は売り上げをあげたいという悩みを抱えており、行政の政策として直接的に中小企業の売り上げが上がることで、地域経済を活性化することができます。
f-Bizモデルは、お金や人がいない中小企業に対し、強みを引き出し、知恵でこれまでの流れを変えるという支援を展開。各地のビズでは、行列ができる相談所として多くの地域中小企業から支持を受けています。
2018年6月には岐阜県大垣市、8月には北海道釧路市がビズを新しくオープンさせる予定です。
▼【モデル施設】富士市産業支援センターf-Biz
富士市産業支援センターf-Biz(エフビズ)。2008年に産業支援の第一人者、小出 宗昭氏をセンター長として静岡県富士市が開設。年間4,000件以上の相談が寄せられる行列のできる相談所として全国から注目されており、国の産業支援拠点「よろず支援拠点」のモデルにもなっています。
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