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創設55年・老舗の「菊水連」ロシアで阿波おどりを公演! 「ロシアにおける日本年」事業として開催する 「J-FEST Summer 2018」(モスクワ)で

2018.06.26 15:45

 東京高円寺阿波おどり連協会所属の「菊水連(きくすいれん)」は8月4日と5日、「ロシアにおける日本年」(※1)事業としてロシアのモスクワにあるゴーリキー公園で開催する大規模日本文化フェスティバル「J-FEST Summer 2018」(モスクワ)(※2)において、阿波おどりを公演することが決まりましたのでお知らせします。本公演は、国際文化交流を実施・支援する「国際交流基金」の平成30年度海外派遣プログラム助成事業として実施するものです。

 「菊水連」は、阿波おどりを通して日本文化の普及拡大に貢献していきます。


菊水連・舞台公演の様子



■※1「ロシアにおける日本年」

 2016年12月のプーチン大統領訪日の際、日露間における人的交流の拡大に向けた方策の1つとして、2018年に「ロシアにおける日本年」及び「日本におけるロシア年」を相互に開催することで一致し、開催にかかる政府間覚書が署名されました。「ロシアにおける日本年」の開催により、2018年にロシアにおいて、政治、経済、文化、科学、教育、青年、スポーツ、自治体間交流、その他の分野において日本を紹介する行事が広く行われ、日露の二国間関係の更なる発展に寄与することが期待されています。(外務省資料より抜粋)



■※2「J-FEST Summer 2018(モスクワ)」

 「J-FEST Summer 2018(モスクワ)」は、在ロシアの日本国大使館もメンバーとなる「J-FEST実行委員会」が主催するイベントです。ロシアのモスクワにあるゴーリキー公園内の現代アート美術館「GARAGE」前の広場で開催し、日本の伝統的夏祭りをコンセプトに、和太鼓演奏と伝統的な踊りをはじめ、日本文化ワークショップ、映画上映、和食・日本関連商品の販売等を大規模に展開します。

 菊水連は、昭和39年に新高円寺の商店街「ルック商店街」の連として結成し、半世紀にもわたり阿波おどりを踊ってきました。お囃子(はやし)と踊りの調和の難しさや阿波おどりの持つ魅力に魅了され、昨今では練習を倍に増やし活動しています。伝統的な文化である阿波おどりの技術向上だけでなく、国際文化交流(途上国支援)やボランティア、青少年育成等にも力を入れています。これからの阿波おどりの担い手となる連員に、自信を持って誇れる踊りを伝えて いけるよう努力しています。



■菊水連について

・主な海外での出演実績

2010年 南アフリカ(プレトリア→ヨハネスブルク)国交100周年記念

2011年 南アフリカ(プレトリア→ケープタウン)

2012年 フィリピン(マニラ) KIZUNA ALL TOGETHER BAYANIHAN

2016年 フランス(ストラスブール)



■菊水連の活動

 菊水連には、3歳の子供から81歳のシニアまで幅広い年齢の連員が在籍しています。練習や出演だけでなく、阿波おどりのない日も様々なイベント、レクリエーションを企画し、仲よく楽しい連員同士の絆を大切にしています。

 子供の教育にも注力しており、「子供を家庭だけでなく連員全体で育てていく」という考えのもと、大きな家族のように活動しています。

 年間を通じて練習しているので、シーズン以外の急な依頼にも出演者をそろえることができます。高齢者施設や障害者施設等、様々な依頼にも対応しています。例えば、大きな音で演奏できない会場では事前にCDを用意し会場にあわせた音量で阿波おどりを披露しています。また、十分にスペースの取れない会場でも、その会場でできる範囲の演出を行うなど、柔軟な対応を心がけています。

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