クラウド利用に最適な 高速で高セキュリティのインターネット接続サービス 「OCN光 IPoEサービス」を提供開始
~ビジネスで求められる「スピードと安心」を更にレベルアップ~
2018.06.27 10:00
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、IPoE方式(※1)に対応した、高速で高セキュリティな企業向けインターネット接続サービス「OCN光 IPoEサービス」を、2018年6月27日より提供開始します。
1. 背景
近年、高解像度の動画をはじめとした大容量の通信や、企業活動におけるMicrosoft「Office 365」、Google「G Suite」などのクラウドサービスの利用急増によるインターネット通信量の飛躍的な増加に伴い、ネットワークの混雑状況に左右されない、高速なインターネット接続へのニーズが高まっています。
このようなニーズに応えるため、IPoE方式を採用しIPv6通信およびIPv4通信の両方が利用できる(※2)新たな高速インターネット接続サービスを開始します。
2. サービスの特長
(1) ネットワーク混雑の影響を受けにくい高速な通信
IPoE方式は、従来のPPPoE方式(※3)より大容量化した設備を利用するため、混雑しにくいネットワーク構成となっています。さらに、混雑の原因となりやすい個人のお客さま向けサービスのトラフィックを論理的に分離することで、ビジネスで必要となる、高速で安定したインターネット利用環境を提供することが可能です。
また本サービスには、従来サービス比2倍の帯域設計となる「標準プラン」と、従来サービス比6倍の「ワイドプラン」(※4)があり、「ワイドプラン」では、Windows Updateによる通信(※5)を業務用の通信から分離できるため、Windows Updateが実行されている間でも、他の通信が安定して利用できるようになります。
詳しくは[別紙1]を参照ください。
(2) 導入は簡単、サポートも充実
本サービスのご利用にあたり、回線に接続するだけで必要な設定が自動的に行われるIPoE対応ルーターをレンタルで提供します。
また万一故障が発生した際には、「OCN」のネットワーク/「フレッツ 光ネクスト」/IPoE対応ルーターのいずれに原因がある場合でも、24時間365日、ワンストップで受け付け(※6)し、故障区間を特定します。オプションサービスのオンサイト保守(24時間365日対応)を契約されている場合には、4時間以内(※7)にIPoE対応ルーターの設置場所へ駆けつけ、交換対応を行うことも可能です。
(3) 固定/動的のグローバルIPv4アドレスを提供
ご利用用途に合わせて、固定/動的、いずれかのグローバルIPv4アドレス(※8)をお選びいただけます。固定IPアドレスを利用すると、送信元IPアドレスによるセキュリティ認証や、防犯カメラなどの遠隔管理を行うことができます。
(4) クラウド型セキュリティ機能をセットで提供
NTT Comのクラウド型セキュリティ機能をパッケージ化した、「OCN光 IPoE vUTM(※9)セット」の提供も行います。
推奨のセキュリティポリシーがあらかじめ設定されているため、複雑な設定をすることなく安心してインターネット接続を開始することができます。またお客さまの用途に応じてセキュリティポリシーをオンラインで設定できる機能や、不正の検知ログ/ブロックログといったセキュリティ対策の見える化機能を、ポータルサイト上で提供します。
詳しくは[別紙2]を参照ください。
3. 月額利用料金 (税抜)
■「OCN光 IPoEサービス」
例:光回線が「フレッツ 光ネクスト ファミリー」で、IPoE対応ルーターレンタルの保守タイプとしてセンドバック保守(郵送による修理・交換対応)を選択した場合。
また、固定IPについては、利用するアドレスが1つの場合。
上記の場合以外の料金については、[別紙3]を参照ください。
■「OCN光 IPoE vUTMセット」
「OCN光 IPoE vUTMセット」は、標準プラン、動的IPのみでの提供となります。
また、オンサイト保守(24時間365日対応)を標準で提供します。
4. お申し込み開始日
お申し込みは、NTT Com営業担当者または法人コンタクトセンター(0120-106107)までお問合せください。
5. 今後の予定
回線のスループットやデータ使用量など、インターネットのご利用状況をポータル上で閲覧いただけるトラフィックレポートを提供予定です。
※1: IPoEは、IP over Ethernetの略。イーサネットを使ってIPパケットを伝送するインターネットの通信方式。
※2: 本サービスでは、IPoE方式によるIPv6通信、およびIPoE方式を活用したIPv4 over IPv6技術によるIPv4通信を合わせて提供します。
※3: PPPoEは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略。イーサネットを使ってPPPというプロトコルを伝送する通信方式。インターネットの利用者とISP事業者間の接続で多く利用されています。
※4: いずれも提供開始時の帯域設計値です。
※5: Microsoftが、同社製OSのセキュリティ向上などを目的として、定期的にリリースしているセキュリティ更新プログラム。一斉に実施されるため、例えば企業においては、更新時に企業内のパソコンへの通信量が一気に増大します。
※6: 「OCN 光 IPoE」および「OCN光「フレッツ」 IPoE」で「一元故障受付サービス」をご契約の場合。
※7: 駆け付け時間は目標時間です。離島や遠隔地、また交通事情や気象状況によっては、さらに時間がかかる場合があります。
※8: 固定のグローバルIPv4アドレスは、NTT Comから決まったグローバルIPv4アドレスを割り当てます。動的なグローバルIPv4アドレスは、インターネット接続のたびにNTT Comから空いているIPアドレスを自動で割り当てます。
※9: vUTMは、virtual Unified Threat Management の略。ファイアウォール、IPS、IDS、URLフィルタリングなど複数の異なるセキュリティ機能を統合し、クラウド上で集中的に管理を行います。
■関連リンク
「OCN光 IPoEサービス」
https://www.ntt.com/business/services/network/internet-connect/ocn-business/ftth.html
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