学生が自主的に企画・立案する「学生プロジェクト」 2018年度、13団体が活動スタート
~地域活性化、インタラクティブアート、空き家の再生など多様な活動展開~
2018.07.04 11:00
芝浦工業大学(東京都港区/学長 村上 雅人)では、学生が自主的に企画・立案し、プロジェクト活動を行う「学生プロジェクト」を2003年より実施しています。このたび今年度のプロジェクトが決定し13団体の多様な活動がスタートしましたのでお知らせいたします。(※活動団体・活動内容一覧はPDF参照)
空き家を改修して地域活性化を目指す取り組み、防災をテーマにしたまちづくり・ものづくりなど毎年、個性的なプロジェクトが学生たちにより展開されています。大学外に出て社会と協働するものも多く、建学の精神「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を体現する本学の特徴的な取り組みとなっています。
「空き家改修プロジェクト」
※活動団体・活動内容一覧: https://www.atpress.ne.jp/releases/160370/att_160370_1.pdf
■「学生プロジェクト」夏休み中の活動例
<ものづくり×クリエイティブ×アート「ShibaLab」>
・9月中旬 学内で「ハッカソン」を実施
「インタラクティブアート」の制作と発信をするプロジェクト。
夏休み中には学内で、「インタラクティブ作品」をテーマに1、2年生を対象とした講習会を2日間実施予定。数人のグループで各々が作りたい作品を制作し、最後にはプレゼンテーションを行います。上級生がチューターとして技術のアドバイスをします。
<空き家改修プロジェクト>
・8/1(水)~10(金)静岡県の船チケット売り場を改修
全国的に広がる空き家を改修し地域コミュニティの場をつくることを目的としています。
静岡県東伊豆町の船のチケット売り場(東海汽船事務所)の1階、2階全体を、昨年に引き続きものづくりスペースへと改修中。8月中に家具や洗い場の製作を進めると共に、地域の子ども向けのワークショップを開く予定です。
<東大宮キャンパスタウン化 プロジェクト>
・8/11(土)夏休みの自由研究セミナー実施
大宮キャンパスのブランド力向上と東大宮地域の活性化を目指して活動しています。
8月11日には、ペットボトルの回収工作や片栗粉を使用した実験など、地域の小学生を対象とした夏休みの自由研究向けのワークショップを東大宮のショッピングセンター「ハレノテラス」にて開催予定です。
■学生プロジェクトとは
学生たちは、既存のクラブ・サークル、研究室以外のメンバーで新しいチームを組み、それぞれのプロジェクトを企画・実行していきます。学長を委員長とする「学生プロジェクト選考委員会」による選考会にてプロジェクトが採択されると、1団体につき年間50万円を上限に活動資金が援助されます。
また、大学ブランド力の向上を図る「(1)大学チェンジ部門」、地域の活性化を図る「(2)社会貢献部門」、グローバルな視野を持った活動の「(3)グローバル部門」、以上3部門に該当しない自由でユニークな活動の「(4)自由部門」と4つの部門を設定し、活動の目的・成果を明確にしています。
岩手県陸前高田市の丘陵地に東屋を建設する復興プロジェクト(2017年度)
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