AIを活用する次世代タクシー配車アプリ「タクベル」対象エリアを神奈川県※1に拡大

県内約半数※2のタクシー事業者が導入し、スピーディーな配車を実現

2018.07.10 15:00

一般社団法人神奈川県タクシー協会(所在地：神奈川県横浜市、会長：伊藤宏、以下神奈川県タクシー協会)は、株式会社ディー・エヌ・エー(本社：東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO：守安功、以下 DeNA)と共同で開始したAIを活用する次世代タクシー配車アプリ「タクベル」の対象エリアを2018年7月11日(水)午前10時に神奈川県※1に拡大します。

タクベル　対象エリアを神奈川県※1に拡大

「タクベル」は、2018年4月19日より横浜・川崎エリアでサービスを開始し順調に利用回数を重ねてきました。今回新たに横須賀市、鎌倉市※1、逗子市、三浦市、葉山町、相模原市※1、大和市、厚木市※1、海老名市、座間市、綾瀬市※1、清川村※1、藤沢市、平塚市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市※1、寒川町、大磯町※1、小田原市、南足柄市、湯河原町、開成町、大井町、箱根町、松田町、山北町、中井町、真鶴町で配車が可能となります。「タクベル」は神奈川県タクシー協会の推奨アプリに採択されており、神奈川県内の約半数※2のタクシー事業者が導入しています。

※1：一部地域を除く

※2：神奈川県タクシー協会に加盟している182事業者のうち82事業者がタクベルの導入を決定済み(2018年7月10日時点)

■今後の展開について

「タクベル」は今後、タクシー事業者向けにお客様用後部座席タブレットを提供予定で、交通情報やニュースなどのコンテンツ配信のほか、乗車時や支払い時の案内表示などを多言語対応で提供する予定です。

また、クレジットカード(接触型／非接触型ICカード対応)および交通系電子マネーに対応する決済機の提供も一部のタクシー事業者で予定しています。これまで、全車両でネット決済に対応していましたが、それ以外の決済手段は個々の事業者に委ねており、決済機の提供をおこなうことで多様な支払いを可能とし、お客様の利便性向上を図ります。

「タクベル」は、2018年秋以降の全国展開を目指し、2020年には配車回数国内ナンバーワンを目指しています。また、タクシー会社との連携を強化し、労働力不足などのタクシー会社が抱える課題の解決に貢献していきます。

■「タクベル」について

次世代タクシー配車アプリ「タクベル」は、対応する乗務員専用端末とセットで、タクシーの配車をスムーズに行えるサービスです。乗客は、アプリで予想到着時間を事前に確認した上で指定の場所へタクシーの配車依頼を行うことが可能です。周辺を走行中のタクシーがリアルタイムに可視化されて表示されるため、空車走行中のタクシーを簡単に確認することもできます。その上、迎車地点で乗客と乗務員が効率よく出会えるよう、お互いの現在地を確認できる機能や定型メッセージを送り合える機能を実装しています。また、車内決済のほか、全車両でネット決済に対応し、事前のクレジットカード登録で降車時の煩わしい支払い・領収書受け取りなどの手続きが不要で、目的地に到着と同時にスムーズな降車が可能です。

また、「タクベル」にはAIを活用する「需要予測システム」を導入予定です。運行中のタクシー車両から収集するプローブデータ(自動車が走行した位置や車速などの情報を用いて生成された道路交通情報)とタクシー需要に関連する各種データ(気象、公共交通機関の運行状況、イベント、商業施設などのPOI情報、道路ネットワーク構造など)を解析し、乗務員へリアルタイムかつ個別に走行ルートを推薦する予定です。今後とも神奈川のタクシーをご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

■「タクベル」の詳細

アプリ名　　　　　：タクベル

アプリアイコン　　： https://www.atpress.ne.jp/releases/160818/img_160818_2.png

配信開始日　　　　： 2018年4月19日(木)

配信形式　　　　　：スマートフォン(iPhone、iPad、Android端末)向けアプリ

利用料　　　　　　：アプリのダウンロード料、会員登録は無料

　　　　　　　　　　 ※サービス利用時には、タクシー事業者が定める

　　　　　　　　　　タクシー運賃および迎車料金、有料道路通行料、

　　　　　　　　　　駐車場料金などが別途かかります

権利表記　　　　　： (C)DeNA Co., Ltd.

対応OS　　　　　　： iOS10.0以上、Android5.0以上 ※一部非対応の端末があります

配信地域／対応言語：日本／日本語 ※配車可能エリアは順次拡大予定です