日本パブリックリレーションズ研究所が きずな(絆)絵本シリーズ第1弾『なかなおり』を 朝日学生新聞社から出版 ~グローバル社会を生きる力を育む絵本~
2018.07.19 13:00
独自のパブリック・リレーションズ(PR)モデルを教育活動とPR普及活動の2つの領域で展開する日本パブリックリレーションズ研究所(本部:新宿区四谷、所長:井之上喬、以下 JPRI)は、きずな(絆)絵本シリーズ第1弾『なかなおり』(NAKANAORI)を2018年7月20日に朝日学生新聞社から出版することを発表しました。
『なかなおり』表紙
この「きずな(絆)絵本シリーズ」は、グローバル社会のさまざまな人達とコミュニケーションすることで、きずなをつくり、目標を達成する、パブリック・リレーションズというスキルを、お子さんにもわかりやすく学べるように作られています。絵本を読み、絵本にでてくる「なかなおりのうた」を覚えることで、21世紀を生きるお子さんが、世界中の人々と仲良しになるためのスキルを学ぶことのできる、今までにない、新しい教育の絵本です。
『なかなおり』には、パブリック・リレーションズに欠くことのできない目的達成のための3つの要素「倫理観(相手をおもいやる)」、「双方向性コミュニケーション(お互い話し合う)」、「自己修正(間違っていたらなおす)」のエッセンスが詰まっています。この3つを学ぶことで、友達とケンカをしても、仲直りできるようになり、さらに大人になってからも、学校や職場、国内や海外で出会う様々な人々と協力して目標を達成できる、コミュニケーションの基礎力を育みます。
創作を担当した「カピリナ」は、1975年生まれの加藤志異(かとう しい)と1976年生まれの古沢たつお(ふるさわ たつお)、絵本作家二人によるユニット。カピリナはハワイ語で、きずなを意味します。加藤氏はこれまで、絵本『とりかえちゃん』、『ぐるぐるぐるぽん』、『クッツケロ』、『せかいいちたかい すべりだい』など、古沢氏は、絵本『おしゃれなからすガラフィーさん』、『クヌギくんのぼうし』、挿絵に『コヨーテ太陽をぬすむ』や『コヨーテ七人の巨人とたたかう』などの作品があります。
監修を担当した当研究所井之上喬(いのうえ たかし)所長は日本におけるパブリック・リレーションズ分野の第一人者。日本パブリックリレーションズ研究所や井之上パブリックリレーションズの経営とともに、2004年、早稲田大学でグローバル社会における次世代のリーダー育成を目的に教鞭を執って以来、京都大学経営管理大学院、国際教養大学でパブリック・リレーションズ講座の導入を図り、最近では神戸情報大学院などへも拡大しています。同じく監修を担当した長深田悟(ながふかた さとる)氏は、長深田教育再生研究所所長で社会福祉法人北寺尾むつみ保育園の園長でもあり、幼児教育に豊富な経験と深い造詣をもちます。
日本中国友好協会会長、元伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎(にわ ういちろう)氏は、次のように推薦の言葉を寄せています。「『なかなおり』は希望のことばです。世界にはさまざまな考え方を持った多くの人々がいます。意見がぶつかりあったり、誤解による対立を乗りこえたりするためにも、いまこそ『なかなおり』が必要です。」
また、発売に先駆け同絵本を試用した東京都江戸川区の保育園に勤める矢木睦美(やぎ むつみ)保育士は、次のように感想を寄せています。「保育園では、ケンカと仲直りが、日常茶飯事のようにおきますが、この絵本を通して、子供達は、歌を歌いながら、なかなか素直になれない気持ちを表現していました。子供達の世界観を広げる絵本でした。」
きずな(絆)絵本シリーズは、今後継続的に作品を発表していく計画です。第1弾『なかなおり』の詳細は、専用ホームページ https://kizuna-ehon.com を参照ください。『なかなおり』の楽しい歌声や映像を視聴することができます。
■絵本『なかなおり』概要
あらすじ:クマくんはビーバーくんとケンカをしてしまいました。泣いていると、リスおばあちゃんが「なかなおりのうた」を教えてくれます。そして…。
発売日:2018年7月20日
発行 :株式会社朝日学生新聞社
判型 :A4 変型判
定価 :本体1,500円+税
販売 :全国の主要書店、Amazon、絵本ナビ、楽天ブックスなど
作 :カピリナ、監修:井之上喬/長深田悟