ダークトレース、前年比売上倍増で全世界の 合計契約金額が452億円を突破
~脅威を自動遮断する独自のサイバーAI技術が市場に浸透~
2018.07.20 09:30
最先端のAIで世界をリードするサイバー防御企業、Darktrace(以下、ダークトレース、本社: 米国サンフランシスコ、英国ケンブリッジ、最高経営責任者(CEO):ニコール・イーガン)は、2017年度(2017年7月~2018年6月)の売上が過去最高を更新し、製品導入に伴う契約金額が全世界で合計4億ドル(約452億円)を超えたことを発表します。
設立から5年で評価額が12.5億ドルを超え、前年比で売上が倍増しているダークトレースは世界最速の成長を遂げる民間企業の1つです。従業員数は700名を超え、米国や欧州などの主要な市場における事業急拡大に大きく貢献しています。また、ダークトレースのサイバーAIに対する需要が高い日本、豪州、ラテンアメリカなどの地域でも急成長が続いています。
ダークトレースの製品を導入したネットワークは世界各国で7,000件を超え、未知の脅威をAIが自動遮断するソリューションであるDarktrace Antigenaの導入実績は、直近四半期において30%増加しました。平均して1分間に7つの深刻度の高い脅威を24時間365日体制で自動遮断し、1名のセキュリティアナリストにつき週10時間の工数を削減できるDarktrace Antigenaは、デジタル抗体が脅威を軽減することで人間のセキュリティチームを補完し、サイバー攻撃によるデータの暗号化やコンピュータのロックを防ぐ技術です。
顧客には、世界的な半導体メモリ企業であるMicron(米国)、食品製造大手のKing's Hawaiian(米国)、保険サービス大手のPhoenix Group(英国)、香港科技大学、ロンドン・ガドウィック空港、日本の大手通信企業などが含まれます。販売代理店には、シーメンス、BT、NECネッツエスアイ、テルストラなどが含まれます。
ダークトレースの最も直近の投資家であるVitruvian Partnersのマネージングディレクター、Sophie Bower-Straziota氏は、「ダークトレースの高度に革新的なAI技術により、組織は内部および外部のサイバー脅威を根本的にユニークな方法で理解して対処することができます。企業のセキュリティスイートに「必須」のソリューションを提供しながら業績が急速に成長していることは、ダークトレースの価値命題の強みの証左です。ダークトレースのチームを支援できることは嬉しく、今後も継続的な成功と事業拡大をサポートできることを楽しみにしています」と述べています。
ダークトレースのCEO、ニコール・イーガンは、「ダークトレースの驚異的な成長を反映するように、AIはもはやサイバー防御に対するデファクトスタンダードのアプローチになりました。クラウド環境のすべてを可視化するDarktrace Cloudと自動遮断技術によって、私どもがより多くのデジタルインフラ、重要インフラを保護していくことに加えて、今後新たな市場において事業拡大を推進していくことを楽しみにしています」と述べています。
ダークトレースは2018年7月24日(火)~26日(木)に東京で開催される「ガートナー セキュリティ&リスク マネジメント サミット 2018」にプラチナスポンサーとして協賛し、ダークトレースの技術ディレクター(Director of Technology)で創業者の一人、デイヴ・パーマー(Dave Palmer)が7月25日(水)午前10時15分に登壇します。
(※)本広報資料で適用する為替レートは、1米ドル=113円です。
【参考資料】
ダークトレースについて
ダークトレースは、サイバーセキュリティ分野で世界をリードするAI企業です。Enterprise Immune Systemは、数学の専門家が開発した機械学習とAIのアルゴリズムを応用して、クラウド、仮想、IoT、産業用制御システム(ICS)を含むあらゆるデジタル環境で機能する自己学習型プラットフォームにより、事前定義を必要とせず、ゼロデイ攻撃や内部脅威、ランサムウェアなどのサイバー脅威をリアルタイムに検知・遮断します。本社は米国サンフランシスコと英国ケンブリッジにあり、世界に30以上の拠点を置いています。
詳しくは、日本語ウェブサイト( http://www.darktrace.jp/ )をご覧ください。