ジョエル・ロブション氏の哲学を受け継ぐ 日本におけるロブション・グループからの追悼
世紀の料理人 ジョエル・ロブションの訃報によせて
株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都港区、代表取締役:長谷川 仁)、株式会社フォーシーズ(東京都港区南青山、代表取締役社長:淺野 幸子)は、2018年8月6日、73歳でその生涯を終えられたジョエル・ロブション氏の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表すとともに、偉大なる料理人であり、素晴らしい人格者でもあった同氏の哲学を受け継ぎ、今後も引き続き日本におけるレストラン事業、ライセンス事業に邁進し、ジョエル・ロブション氏の類まれなる美意識とスピリットをロブション・ブランドとして将来的に継続していくことを表明いたします。
ジョエル・ロブション氏は、1945年フランス西部のポワティエ市に生まれ、15歳で料理人の修行に入ってから、各所で研鑽を積み、31歳でM.O.F.(フランス国家最優秀職人章)を獲得。36歳で独立し、パリ16区に「ジャマン」を開店。3年後の39歳の頃、史上最短でミシュランの3つ星を獲得しました。
1994年、故郷ポワティエの石材を切り出し作られた、特別なシャトーレストランを恵比寿に誕生させ、2003年に東京 六本木に世界で初めて、カウンタースタイルのフレンチレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の一号店をオープンさせました。
その類まれな発想はいずれも前例がなく、中でも日本は彼にとって常に挑戦の場でもあり、レストラン・カフェ・パティスリー・ブランジュリーと全9店舗を展開し、同ブランド中、世界で最大の事業規模に育て上げました。また日本独自の展開として、ライセンスビジネスを開始し、多くの方々が気軽に楽しめる日常的な食品(ビール、アイスクリームなど)やファッションアパレルを監修していました。
20世紀最高の料理人として賞賛され、32個ものミシュランの星を持つ世界で唯一のジョエル・ロブション氏の真の姿は、実に厳格で緻密でした。彼のフランス料理の教えは私たちに技術として、また精神にも宿り、今日も変わることなくフレンチの頂点を目指し、追求、革新を続けています。
私たちはジョエル・ロブション氏の哲学を、受け継ぎ、更に昇華させ、邁進してまいります。
ロブション氏が私たちに望み、そして私たちがすべき唯一のこと、それは「料理は愛」という彼の教えを一皿に込め、今日ご来店くださるお客様に贈ることだと信じています。
以下、ジョエル・ロブション氏からのメッセージ
https://www.atpress.ne.jp/releases/163150/att_163150_1.pdf
【公式サイト】
ジョエル・ロブション公式サイト: http://www.robuchon.com/
レストラン事業の公式サイト : http://www.robuchon.jp/
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