鹿児島市は都市としての認知度やイメージの更なる向上と、それによる交流人口・関係人口の拡大等を図るため本年度、シティプロモーションの指針となる戦略の策定を予定しています。この戦略策定にあたり地方創生・ブランディング・ICT・メディア・観光等の各分野の各有識者の識見を参考にするため「鹿児島市シティプロモーション懇談会」を7月31日、鹿児島市役所で初めて開催しました。

懇談会の様子1

　懇談会は座長の藻谷 浩介氏をはじめ県内外の9人の委員が出席して行われました。委員からは従来の観光による交流人口の他に、地域外から何らかの関わりを持つ人々を指す「関係人口」という考え方を取り入れるなど、鹿児島市のファンを増やす取り組みが大切との意見が出されました。また、方言や郷土料理など独特な地域性を逆手に取り「鹿児島市を日本の中の「外国」としてPR」する案や「鹿児島湾と桜島で開催するトライアスロン」などファン作りのきっかけとなる様々なアイデアの他、若者の関心を引く手段としてインターネットを介したSNSや動画の活用などについても活発に意見が交わされました。今後、市はシティプロモーション戦略の素案をとりまとめ、意見公募を経て本年度中の策定を予定しています。

有識者委員は以下をご覧ください。

https://www.atpress.ne.jp/releases/163500/att_163500_1.pdf