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犬と猫の熱中症に関する調査 ~「ペットも熱中症にかかる」ことを知っている割合は約8割~

アイペット損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山村鉄平)は、犬・猫(以下、「ペット」)飼育者の1,114名を対象に、ペットの熱中症が増加する夏に合わせて熱中症対策に関するアンケート調査を実施しました。


      【調査結果】    
・ペットも熱中症にかかることがあることを知っている飼育者は約8割
・2頭に1頭は熱中症の症状が疑われたことがある
・ペットが熱中症にかかる場所は「家の中」が最多
・ペットが熱中症にかかってしまったとき、動物病院に連れて行った経験のある飼育者は約7割    
・ペットの熱中症対策として、ペットが留守番中も冷房をつけている飼育者は約8割  

調査結果1.ペットも熱中症にかかることがあることを知っている飼育者は約8割

ペットも熱中症にかかることがあることを知っているかをお聞きしたところ、犬飼育者は84.0%、猫飼育者は73.0%が「知っている」と回答しました。犬飼育者の方が、猫飼育者より認知度が高い結果となりました。また、全体としては80.7%となり、約8割もの人がペットも熱中症にかかることがあることを知っているということが分かりました。


調査結果2. 2頭に1頭は熱中症の症状が疑われたことがある

ペットも熱中症にかかることがあることを知っている飼育者に、ペットに対して熱中症の症状を疑ったことがあるかお聞きしたところ、半数近くの方が疑ったことがあると回答しました。このことから、約2頭に1頭は熱中症の症状が疑われたことがあるということが分かりました。


調査結果3.ペットが熱中症にかかったのは7月~8月という回答が多数

続いてペットが熱中症にかかった時期をお聞きしたところ、やはり7月、8月に熱中症にかかったという回答が多い結果になりました。


調査結果4.ペットが熱中症にかかる場所は「家の中」が最多

続いてペットが熱中症にかかった状況をお聞きしたところ、「家の中でお留守番中」が最も多く、次いで「家の中で一緒にいるとき」が多かったことから、「家の中」という日常環境でも熱中症に注意を払うことが必要だということが分かりました。


調査結果5.ペットが熱中症にかかったときに見られる症状は「ぐったりしていた」が最多

さらに、ペットが熱中症にかかってしまったとき、どのような症状がみられたかお聞きしたところ、犬・猫共に「ぐったりしていた」が最も多く、次いで「息苦しそうにしていた」という回答でした。なお、猫は「食欲が低下していた」という症状もこれと同率でみられました。


調査結果6.ペットが熱中症にかかってしまったとき、動物病院に連れて行った飼育者は約7割

ペットが熱中症にかかってしまったとき、どのような行動をしたかお聞きしたところ、犬飼育者は75.9%、猫飼育者は63.5%が動物病院に連れて行ったという結果になりました。


<当社獣医師による熱中症のポイント1>

熱中症は治療が遅くなってしまうと、後遺症が残ったり、悪化すると命に関わることのある恐ろしい緊急疾患です。熱中症の症状が見られたら深刻な状況になる前に動物病院に連絡する、もしくは連れて行くようにしましょう。


調査結果7.ペットの熱中症対策をしている飼育者は約8割 

ペットも熱中症にかかることを知っている飼育者に、ペットに対して熱中症対策をしているかお聞きしたところ、犬飼育者は81.7%、猫飼育者は75.9%が熱中症対策をしていることが分かりました。


調査結果8.ペットが熱中症にかからないための対策として「冷房をつける」が最多

続いて、どのような対策をしているかお聞きしたところ、犬・猫共に「冷房をつけている」が最も多い回答となりました。他にも「冷却マットを置いている」「扇風機をつけている」などの回答も多く、やはり涼しい環境を整えることを熱中症対策としているということが分かりました。


調査結果9. ペットの熱中症対策として、ペットが留守番中も冷房をつけている飼育者は約8割

また、自宅にペットだけしかいないとき、冷房を付けたままにしているかお聞きしたところ、犬飼育者は82.6%、猫飼育者は74.8%の人が「付けたままにしている」と回答しました。約8割もの飼育者がペットの熱中症対策として冷房を付けたままにしていることが分かりました。


<当社獣医師による熱中症のポイント2> 

熱中症の予防は特に以下の4つを心がけて下さい。

1. 過度な運動をさせない 

 高温多湿な場所、道路の照り返しが強い場所、および直射日光下での散歩や運動は控えましょう。

2. 風通しの良い快適な環境をつくる

 室内はエアコンを使用し、ペットの過ごす場所全てが快適になるようにしてあげましょう。

 人が不快だと感じない温度・湿度の設定が最低限の目安になります。 

 また、合わせて冷却マットなどを置いてあげるのも効果的です。 

3. 体温上昇と脱水を防ぐ 

 常に十分な量のお水が飲めるよう複数の場所に置いてあげましょう。 

 体の熱さや、呼吸数の増加などに気づけるよう、普段からよく見て、触ってあげましょう。

4. 緊急時の準備 

 緊急のときにすぐ相談できる動物病院の連絡先を用意しておきましょう。


今回の調査では、ペットも熱中症にかかることがあることを知っている割合は約8割ということが分かりました。また、熱中症対策をしている人も約8割いるにも関わらず、熱中症の症状を疑ったことがある人は半数近くもいることが分かりました。

熱中症は、「冷房を使用する」「こまめに水分補給をさせる」といった日常生活における工夫で予防することが可能です。暑い季節を乗り切るためにも、熱中症の正しい知識を得て身近に潜む危険に備えましょう。


当社の運営するペット飼育者向けの情報サイト「ワンペディア」と「にゃんペディア」では、獣医師によるペットの熱中症についての記事もございます。こちらも併せてご覧ください。


ワンペディア:https://wanpedia.com/disease-heatstroke/

にゃんペディア:https://nyanpedia.com/post-4691/


【調査概要】

調査対象:全国の犬・猫飼育者 

調査人数:1,114名 

調査期間:2018年7月25日~7月29日 

調査方法:インターネットによるアンケートを実施


【アイペット損害保険株式会社について】

会社名:アイペット損害保険株式会社

代表取締役:山村 鉄平

本社所在地:〒106-0032 東京都港区六本木1-8-7 MFPR六本木麻布台ビル

事業内容:損害保険業

URL:https://www.ipet-ins.com

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