母子ではなく“家族”の産後ケアを実現 「ともこさんち 里帰りプラン」八王子のケアハウスで提供スタート
助産師ほか専門スタッフが夫婦の産後クライシス防止に向けて全力サポート
2018.08.23 11:30
産前産後ケアを行う一般社団法人家族支援専門職協会(所在地:東京都八王子市、代表理事:青木 智子)は、産前産後ケア施設「ともこさんち」にて、妊産婦とその家族を対象とした新サービス「里帰りプラン」の提供を開始しました。
ともこさんち 詳細 : http://www.tomokosan.com
ともこさんち スタッフブログ: http://tomokosan.com/staffblog/
談話室(助産師待機所)
■「里帰りプラン」提供の背景
2012年に“産後クライシス”という言葉が生まれ、出産後の夫婦関係の破綻について問題視されるようになりました。しかし現在でも、離婚する夫婦のうち4割が、子供が2歳になる前に離婚するというデータが出ています。そこで離婚につながりかねない“産後クライシス”の原因の一つと言われる「里帰り」について、専門職としてかかわる必要があると考え、産後に家族で里帰りができる施設を作りました。
■サービスの特徴
*「母子ケア」から「家族ケア」へ
今まで産前産後ケアは「母子」と「その家族」のケアとされてきました。しかし今回のプラン・施設では「夫婦」と「子供を含むその家族」という視点から家族ケアを行うことを重視しています。助産師だけでなく、医師、弁護士、臨床心理士、介護福祉士、キャリアカウンセラーなどあらゆる専門職が今後の夫婦関係について一緒に考えていきます。専門職が常にそばにいる安心感の中で育児と家族形成を始めることができます。
*里帰りのデメリット
里帰りは母の体調を整えるという意味では有効な手段です。しかし、母子のリズムができてしまった後に帰宅することで、夫婦のリズムを作ることに困難が生じる可能性があります。また、実家に帰っても思うように手伝ってもらえない、里帰り先でない側の両親が会いに行きにくいなどの問題もあります。
*家に帰るまでの産後のリハビリ
出産後は生活リズムの急激な変化や、不慣れな育児による精神的不安により、母親だけでなく父親にも産後うつのリスクが生じます。「ともこさんち」は家に帰るまでに夫婦としてどのような家庭とするのか、実際に生活をしていただき、スムーズに家に帰ることができるように援助します。
■ご利用の流れ
1. 電話による予約、来所前の状況確認
2. 普段の生活状況、母乳の希望、母と子の全身状況の観察などから
日々のプランを作成
(赤ちゃん預かり、食事提供、清掃、育児支援、全身マッサージ、
カウンセリング、整体、母乳ケア等から必要なものを選定)
3. 徐々に家事を行っていき、生活リズムを身につけられるように援助
4. フォトスタジオにて家族写真の撮影を行い、ご帰宅
※ニューボーンフォトの場合は別途費用が発生
■サービス概要
サービス名: ともこさんち 里帰りプラン
所在地 : 一般社団法人家族支援専門職協会 ともこさんち
(〒193-0832 東京都八王子市散田町4-12-5 Pas a Pas201)
アクセス : JR中央線「西八王子」駅 徒歩8分
料金 : 360,000円(税込)
(1週間、大人2名+子供宿泊可 布団追加時は寝具追加料金有)
申込方法 : 電話にて空き状況確認後、
https://tomokosan.official.ec から予約
URL : http://www.tomokosan.com
■法人概要
法人名 : 一般社団法人家族支援専門職協会(APFS)
所在地 : 〒193-0832 東京都八王子市散田町4-12-5 Pas a Pas201
代表者 : 代表理事 青木 智子
設立 : 2018年6月3日
事業内容: 産前産後ケア
URL : http://www.tomokosan.com
■本件に関するお客様からのお問い合わせ先
一般社団法人家族支援専門職協会
MAIL: info-t@tomokosan.com
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