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<『乳児用液体ミルク』国内製造・販売解禁 ~ママ・パパ使用意向調査> 「乳児用液体ミルク」ついに解禁!! 災害時の備蓄用から日々の育児シーンまで幅広い期待!

・ママ・パパの半数以上(51.8%)が乳児用液体ミルクを使用してみたいと回答。 ・「外出時の授乳61.8%」「災害時などの緊急時49.6%」 「夫や家族に預けた際の授乳41.0%」と、災害備蓄用から日常シーンまで幅広く期待。

2018.08.31 11:00

江崎グリコ株式会社は、『乳児用液体ミルク』に関する制度改正により、国内製造・販売が解禁されることを受け、現在授乳中(0~12か月)の子を持つママ・パパ計1,000名を対象に「乳児用液体ミルクに関する調査」を実施致しました。


図2(製品情報提示後の回答)


2018年8月8日、厚生労働省は『乳児用液体ミルク』についての製造・販売の規格基準をまとめ、省令を改正。これにより、『乳児用液体ミルク』の国内製造が可能となりました。常温で保存可能な『乳児用液体ミルク』は、2016年の熊本地震ではフィンランドからの支援物資として配布され、また7月の西日本豪雨においても、岡山県倉敷市の要請を受けた東京都が救援物資として送り、注目を集めています。粉ミルクのようにお湯で溶かすなどの手間がかからず、常温での長期保存が可能で、温めずに飲ませることができるので、清潔なお湯の入手が困難な災害時に大いに役に立ちます。


江崎グリコ株式会社による調査の結果、『乳児用液体ミルク』の認知度は低く、わずか約3割しか乳児用液体ミルクを知らないことが明らかになりました。一方で、製品情報を知った後の使用意向を尋ねると、全体の半数以上が「乳児用液体ミルクを使用してみたい」と回答※。また、使用意向を示した方の具体的な使用シーンとして、“外出時の授乳”や“夫や家族に預けた際の授乳”など日常の育児での使用から“災害時などの緊急時”の備蓄用まで幅広い期待が見られました。また、『乳児用液体ミルク』の気になる点としては、特徴の一つである“常温での長期保存性”に高い関心が集まりました。※製品情報提示後の回答


母乳での授乳が最良であることは世界中どこでも共通する認識ですが、海外では、育児の選択肢の一つとして、粉ミルク以外に液体ミルクという選択肢があり、フィンランドやスウェーデンでは、『乳児用液体ミルク』はメジャーな存在です。災害時の備えだけにとどまらず、外出時に、パパの育児にと、各家庭の事情に合わせて日常のシーンに取り入れられています。


江崎グリコ株式会社では、赤ちゃんに最良の栄養は母乳と考えていますが、今回の制度改正により解禁された、災害時に赤ちゃんの命を守り、また、日々の育児シーンにも活躍する新たなカテゴリーとしての『乳児用液体ミルク』に今後も注目し、情報提供をしてまいります。



<調査トピックス>

1.『乳児用液体ミルク』の認知度は約3割。一方、製品情報を知った後の使用意向は5割以上。

・『乳児用液体ミルク』の認知度は、わずか約3割(31.3%)に止まることが判明。

・一方で、全体の半数以上(51.8%)が「使用意向あり」と回答※し、認知度が低い中、製品情報を知った後の高い使用意向が伺えた。特に、有職ママ(育休含む)では、約6割(57.1%)が使用意向ありと回答※。

※いずれも製品情報提示後の回答

・『乳児用液体ミルク』を知る経緯としては、テレビ番組、インターネットの記事、育児系専門雑誌となり、メディア報道を通じて知るケースが多く見受けられた。


2.『乳児用液体ミルク』を使用してみたいシーンは、「外出時の授乳」が1位。「災害時などの緊急時」が2位。

・『乳児用液体ミルク』の使用シーンとして、「外出時の授乳」が1位。「災害時などの緊急時」が2位という結果に。

→1位:外出時に授乳するとき(61.8%)、2位:災害時などの緊急時(49.6%)、3位:夫や家族などに預けた授乳時(41.0%)

・また、『乳児用液体ミルク』の使用意向のある方に限定した場合、1位:外出時に授乳するとき(67.8%)、2位:夫や家族などに預けた授乳時(49.0%)、3位:災害時などの緊急時(48.5%)という結果だった。


3.『乳児用液体ミルク』の商品化で気になるところは「常温での長期保存」

・『乳児用液体ミルク』の気になる点として、1位:常温で長期保存(60.2%)、2位:価格は手ごろか(55.0%)、3位:熱をかけずに飲ませる衛生面(53.8%)という結果に。

→トップ3は全体の半数以上を占めており、特徴である“常温での長期保存性”に高い関心が浮き彫りに。


<コラム>フィンランドでは『乳児用液体ミルク』利用率9割



1.『乳児用液体ミルク』の認知度は約3割。一方、製品情報を知った後の使用意向は5割以上。

『乳児用液体ミルク』の認知度は、テレビ番組、インターネットの記事、育児系専門雑誌などメディア報道を通じて知るケースが多く見受けられるものの、わずか約3割(31.3%)に留まることが明らかになりました。一方で、全体の半数以上(51.8%)が「使用意向あり」と回答※し、認知度が低いながら、製品情報を知った後は高い使用意向が伺えました。特に、有職ママ(育休含む)では、約6割(57.1%)が使用意向ありと回答※しています。※いずれも製品情報提示後の回答

調査結果から、『乳児用液体ミルク』の認知度は低いですが、製品情報を知った後の使用意向は高く、『乳児用液体ミルク』に対する期待の高さが伺えます。


▼図1:あなたは、「乳児用液体ミルク」をご存知でしたか。

▼図2:あなたは、「乳児用液体ミルク」を使用してみたいと思いますか。



2.『乳児用液体ミルク』を使用してみたいシーンは、「外出時の授乳」が1位。「災害時などの緊急時」が2位

『乳児用液体ミルク』の使用シーンとして、「外出時の授乳」が1位となり(61.8%)、続いて2位:災害時などの緊急時(49.6%)、3位:夫や家族などに預けた授乳時(41.0%)という結果となりました。また、『乳児用液体ミルク』の使用意向のある方(51.8%)に限定した場合をみると、『乳児用液体ミルク』を使用したいシーンの1位は「外出時に授乳するとき(67.8%)」、続いて2位が「夫や家族などに預けた授乳時(49.0%)」、3位が「災害時などの緊急時(48.5%)」という結果となりました。災害時の備蓄用から日常での使用まで幅広い期待が伺えます。


▼図3:あなたは、どんなときに「乳児用液体ミルク」を使用してみたいと思いますか。



3.『乳児用液体ミルク』の商品化で気になるところは「常温での長期保存」

『乳児用液体ミルク』の気になる点として、1位:常温で長期保存(60.2%)、2位:価格は手ごろか(55.0%)、3位:熱をかけずに飲ませる衛生面(53.8%)という結果となりました。トップ3は全体の半数以上を占めており、『乳児用液体ミルク』の特徴である“常温での長期保存性”に高い関心が集まっていることが浮き彫りに。


▼図4:あなたは、「乳児用液体ミルク」に対してどんなことが気になりますか。



【調査概要】

■調査対象:現在授乳中(0~12か月)の授乳中の子を持つ人

      (パパ:300名、専業主婦:350名、有職ママ(※育休を含む):350名)

      計1.000名

■調査日 :2018年7月12日(木)~14日(土)

■インターネット調査:全国

■調査主体     :江崎グリコ株式会社



【コラム】フィンランドでは乳児用液体ミルク利用率9割

日本では解禁されたばかりの「乳児用液体ミルク」。1970年代から普及しているフィンランドやスウェーデンではすでにメジャーな存在です。母乳の代替栄養として、フィンランドでは約9割、スウェーデンでは約5割を占めており、フィンランド・スウェーデンのパパママの声を聞いてみると、災害時の備えだけにとどまらず、外出時に、パパの育児にと、各家庭の事情に合わせて日常のシーンに取り入れられています。


<フィンランド・スウェーデンのパパママの声>

◎『液体ミルクなら夫でも授乳ができるので、夫が子どもたちを連れ出してくれる土曜日には、安心して自分の時間が持てます。』(5ヶ月と6歳の2児のママ)

◎『子育ての分担はママとパパで半々。パパが授乳するときは、家では粉ミルク、外出時は液体ミルクにすることが多いです。ミルクだとパパでも簡単に授乳することができます。』(3ヶ月男児のママ&パパ)

◎『作る手間がかからない液体ミルクはとても便利。外出時はとりわけ重宝です。』(1歳2ヶ月男児のママ)

(出典:当社調べ(2018年6月時点))

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