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慶應大准教授 中室 牧子がN高生に特別授業 「思い込みにとらわれない為のエビデンスアプローチ ~8キャンパス同時で行う実験を通じて体験しよう~」 9月10日、N高・通学コース千葉キャンパスにて実施

学校法人角川ドワンゴ学園「N高等学校」(以下、N高)は、9月10日(月)に、通学コース・千葉キャンパスにて、中室 牧子氏による特別授業「思い込みにとらわれない為のエビデンスアプローチ ~8キャンパス同時で行う実験を通じて体験しよう~」を実施します。


中室 牧子氏


N高・通学コースでは、N高独自のプロジェクト型学習「プロジェクトN」にて、生徒たち自身が新しいアイデアやサービスを企画・提案したり、課題解決型のプロジェクト学習に日常的に取り組んでいます。思いついたアイデアの正当性を統計データや調査資料などで検証したり、課題に対して立てた仮説を実験や調査によって実証することで、自らの企画やプロジェクトの成果を客観性を持って説明することが求められます。「エビデンス(根拠)」は、情報の価値を裏付ける重要な要素の一つであり、エビデンスに基づいた結論の提示が重要となります。


今回の特別講師の中室 牧子氏は「エビデンスベースト」(統計データなどの科学的根拠に基づいた)の重要性をかねてより提唱しており、これまで当たり前とされてきた通説をデータを用いた実証分析で次々に解明してきました。日本の教育政策と科学的根拠を結びつけた研究が注目を集め、教育経済学の第一人者としてメディア等でも活躍されています。


特別授業では、生徒たちが「エビデンス」というキーワードを念頭に、多面的なアプローチで課題に取り組む足がかりとなる学びを展開します。「お金が人をやる気にさせるとき、やる気にさせないとき」というテーマでお金とインセンティブ(動機)について考え、8キャンパス横断で行う実際のワークを通じた生産性の検証によって、「なぜそうなったのか」という視点から結果を紐解いていきます。専門家である中室氏による授業を通じて、生徒たちが「エビデンスベースト」を身近な考え方として身につけ、実証分析や効果測定など今後の学びにつなげていきます。


なお、特別講師は千葉キャンパスへ来校しますが、授業は全国にある8つの通学コースキャンパスを中継でつないで実施します。



<中室 牧子(なかむろ・まきこ)プロフィール>

慶應義塾大学総合政策学部 准教授。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、日本銀行、世界銀行、東北大学を経て現職。コロンビア大学公共政策大学院にてMPA、コロンビア大学で教育経済学のPh.D.取得。専門は教育経済学。産業構造審議会委員、行政改革推進会議(歳出改革WG)有識者委員、スーパーサイエンスハイスクール支援推進委員を兼任。著書はビジネス書大賞2016準大賞を受賞し発行部数30万部を突破した「『学力』の経済学」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、週刊ダイヤモンド2017年ベスト経済学書第1位の「『原因と結果』の経済学」(共著、ダイヤモンド社)など。



<中室 牧子氏による特別授業 概要>

● 日時 :2018年9月10日(月)14:15~16:05

● 場所 :N高等学校 通学コース・千葉キャンパス

● 講師 :中室 牧子氏(慶應義塾大学総合政策学部 准教授)

● テーマ:「思い込みにとらわれない為のエビデンスアプローチ

      ~8キャンパス同時で行う実験を通じて体験しよう~」

● 参加者:N高・通学コース生(代々木キャンパス生・御茶ノ水キャンパス生・

      横浜キャンパス生・大宮キャンパス生・千葉キャンパス生・

      名古屋キャンパス生・心斎橋キャンパス生・福岡キャンパス生)



◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆

<本校:沖縄県うるま市、校長:奥平 博一/N高公式サイト: https://nnn.ed.jp/

2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は6,784名(2018年7月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。

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