アウトソーシングテクノロジー、人型ロボットの プログラミング授業をクラーク記念国際高等学校にて開始
~プログラミングだけではない、思考力や想像力を育てるアクティブラーニング~
2018.09.18 11:00
株式会社アウトソーシングテクノロジー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:茂手木 雅樹、以下 アウトソーシングテクノロジー)は、クラーク記念国際高等学校秋葉原ITキャンパス(東京都千代田区、校長:三浦 雄一郎、以下 クラーク高校)において、5月21日より人型ロボット「NAO」(以下NAO)のプログラミング授業を開始しました。
<ロボットプログラミング授業の様子 1>
本授業は、ロボット専攻、ゲーム・プログラミング専攻の生徒を対象にした選択専攻の授業で、週1日2コマずつ、全38コマの授業を、年間を通して行います。
コミュニケーションを目的とした人型ロボットのアプリケーション開発を行うことで、プログラミング「技術」だけではなく、相手に伝える表現力や会話の流れを組み立てる思考力、想像力を身につけることを目的としています。
■これからの時代で活躍できるスキルを身につける
大学入試制度改革が迫っています。これまでの、知識をインプットするだけの知識偏重型の試験が廃止となり、思考力や表現力を重視した試験「大学入学共通テスト」が、2020年度(2021年1月)より開始します。大学に合格するための知識ではなく、「知識をどのように活かすのか」という、思考力や応用力が問われる時代に突入しつつあります。
クラーク高校では、大学入試やこれからの社会で求められるスキルを、「6つの力(思考力・判断力・表現力・主体性・多様性・協働性)」と定義し、積極的に育成に取り組んできました。また、アクティブラーニングやICT教育も取り入れ、高等学校という枠を超えた学びの場を展開しています。
今回のNAOのプログラミング授業も、プログラミング技術の習得が目的ではありません。
年間を通して履修できる内容は、会話や動作つきの案内はもちろんの事、センサーの活用、HTML、JavaScriptを用いたディスプレイ連動、データ取得・記憶など、ロボット単体ではできないことや、AI開発に必要なプログラミング言語、pythonにまで触れさせるカリキュラムとなっています。
プログラミングの基礎がある生徒が、これらの要素技術を活かしたサービスを考える授業となっており、生徒たちがこの先、社会で働く際にも重要になってくるアウトプット力の向上が期待されています。
<ロボットプログラミング授業の様子 2>
アウトソーシングテクノロジーでは、これまでも小学生向けのロボットプログラミング授業や大学生向けのロボットアイデアソンなど、生徒の年代に応じて人型ロボットを活用した教育事業を展開してまいりました。
柔軟な発想力を伸ばし、楽しみながら実践的な学びを習得して行く。人型ロボットを活用した教育には、能動的に学習に参加するというアクティブラーニングの要素も含まれています。また、今後求められる21世紀型スキルの向上に大きく貢献できると考えており、アウトソーシングテクノロジーでは今後も積極的な取り組みを行ってまいります。
※本取り組みはソフトバンクロボティクス社が開発した自立型人型ロボットNAOを活用したもので、アウトソーシングテクノロジーが独自に実施しているものです。
関連サイト
クラーク記念国際高等学校
アウトソーシングテクノロジー ロボティクスWEBサイト
https://www.ostechnology.co.jp/robotics/
■このプレスリリースに関するお問い合わせ
株式会社アウトソーシングテクノロジー
担当:ロボティクス事業課、高瀬
TEL :03-3273-3700
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