能登輪島の贅が満載！プロが選んだ日本の小宿「お宿たなか」　ワンフロア貸し切りの「はなれ」や特別室を設え新装オープン

2018.10.10 10:00

　「輪の風ただよう漆の宿・お宿たなか」(所在地：石川県輪島市・代表：田中孝一)は、さらに能登輪島らしい快適な空間づくりのために一年をかけて改装し、よりサービスの質を高めるために受入客数を1日5組として新装オープンいたしました。

特別室(1)

「輪の風ただよう漆の宿・お宿たなか」

(2018年10月ウェブサイトリニューアル予定)

【サービス提供の背景】

　2016年に、プロが選んだ日本の小宿10選(旅行新聞新社主催)に択ばれ、また、ミシュランガイド富山・石川(金沢)特別版に「快適な宿」として(日本ミシュランタイヤ出版)に掲載されたことを機に、さらに能登の暮らしのなかで育まれてきた文化と素材に親しんでいただける空間づくりを目指してまいりました。

　しかし、既存の施設での理想を求めるには限界があり、受け入れ人数をあえて1日5組に変更し、館内を改装してサービスの質を高めて行くこととしました。そのため、2017年6月より全面改装工事にかかり約1年後の2018年6月末に完成、サービス提供の準備期間を経て、2018年8月1日の新装オープンとなりお客様には現在好評でリピーターのお客様が増えています。

【お宿たなかのおもてなし】

＜特長1＞館内のしつらえ

　能登ヒバと漆をふんだんに使っている館内に入ると、自然に溶け込むような空気感がただよい、五感で能登を感じながらお泊まりいただくことができます。

　アレルギーをお持ちの方々が増えていますが、少しでも軽減できるように、私たちは能登の自然素材で健康に快適に過ごせる宿をコンセプトにしています。そのため、お部屋の壁は能登の珪藻土や、能登の農村部の赤土などを使用し、能登ヒバの無垢板に黒の拭き漆を施したささら板貼りの空間がお客様を迎えます。夏はカラッと乾燥し、冬は暖かく、輪島を象徴する素材であり自然が持つ調湿性や抗菌性も利用しています。

　また、同じお部屋が二つと無く、漁師小屋をイメージした板張りの天井や太い梁の部屋など、客室の一つひとつがすべてオリジナルとなっています。

＜特長2＞特別室のこだわり

　新たに設けられた特別室は、専用のパウダールームやトイレ、洗面、畳敷きにソファーを配するなど、細部にわたり女将目線でおもてなし空間をアレンジしました。

　また、柱と天井には無着色の生漆を使い、漆本来の色を。土壁は合成のりや海藻のりなどを使用せず、土だけで塗り上げ能登の壁職人の匠の技をご覧いただくことができます。寝室は塗師の蔵をイメージし、無垢の能登ヒバの床を無塗装で施し、木の香りで森林浴気分を満喫していただけるようより能登輪島らしいこだわりの部屋となっています。

＜特長3＞館内の「はなれ」和洋室

　館内の一部には1日1組限定の大人の隠れ家的な「はなれ」を新設し、共有フロアとは一線を画した造りとなっております。フロアには、6畳の洋室と和室があるほかに、人数によって8畳のエクストラルームも利用できます。

　また、真空管アンプのやさしい響きでレコードを聴くことができるリラックススペースや専用のトイレ、洗面所があります。もともと隠れ家のような館内ですが、さらに魅力的な「はなれ」として快適にご利用いただけます。

＜特長4＞地物づくしのお宿料理

　四季折々の山海の幸が豊富な能登輪島。その地物を使った料理はお宿たなかの自慢のひとつです。主人が港で仕入れた魚介類、女将が山で摘んだ山菜と花、季節ごとに新鮮な旬の素材を活かした創作料理は、輪島塗の朱の御膳と器に盛り付けられます。1日5組様だけに新鮮で最高の素材を使い、時間をかけて主人が自ら調理します。

＜特長5＞小さなお宿でも魅力は大きい

　館内にはそのほかにもお客様にお伝えしたい魅力が数々あります。

・田中孝一、佐智子夫妻とお母様の玲子さんが家族の阿吽の呼吸で最高のおもてなし

・24時間利用可能な男女別輪島温泉風呂(漆の椅子と桶がご利用できます)

・貸し切り露天風呂(総あすなろ造り、お1人様、ご夫婦でご利用できます)

・食事処はお膝が楽なテーブル席か掘りこたつ風の個室(プライバシーに配慮します)

・地元作家作品、お店や観光のパンフレットなどのギャラリースペース(お店にご案内できます)

・囲炉裏端サービスが豊富(季節ごとにお餅、干し芋、焼き芋、甘酒などが味わえます)

・館内何処でもカフェスペース(セルフサービスコーヒーサーバーがご利用いただけます)

・主人、女将と体験観光(抹茶挽き・蛍見学・書道・かき餅焼きなどが体験できます)

・地酒やワインの語り部、職人を招いて食談義などのイベント多数(事前予約が必要です)

■価格(税・サ・込)　1泊2食付　全館禁煙