『デジタルアーカイブ 基点・手法・課題』発売のお知らせ ~デジタルアーカイブ第一人者が語る文化資源保存~
2010.09.08 10:30
株式会社水曜社(所在地:東京都新宿区)は、新刊『デジタルアーカイブ 基点・手法・課題』を2010年9月25日に刊行いたします。
■著書内容
人類の情報資源を“デジタル”データで“体系記録”する「知の貯蔵庫」 デジタルアーカイブが1994年に唱えられて15年がたった。
その間、2003年にはNHKアーカイブスが川口に開館、映像アーカイブスの全国放送が始まった。2009年には福田内閣により通称「公文書管理法」が成立、「主権者である国民が主体的に利用し得るものであること」を担保するために、全国の公文書館や地方自治体は、公文書の保全が義務づけられるようになった。
著者は96年のデジタルアーカイブ推進協議会(JDAA)創設に参加、その後も国・行政委嘱の各種報告書に関与するなど、この間の変遷を調査・分析し続けてきた。
本書は、全国の事例多数を紹介。最新の知見によりデジタルによる文化資源の蓄積・公開・更新・著作権の処理法などを概説しており、博物館・図書館・美術館・公文書館関係者、自治体担当者・研究者の必読書となっている。
■著者について
笠羽 晴夫(かさば はるお)
青山学院大学非常勤講師。東京大学理学部数学科卒、富士通で人工衛星追跡管制・画像処理のシステム開発などに従事後、デジタルアーカイブ推進協議会(JDAA)事務局長に就任。主著に「デジタルアーカイブの構築と運用」など。
■書籍情報
A5判/並製/本文208頁/2,625円(税込) 2010年9月25日発売
詳しい内容はWebサイトをご参照下さい。
http://www.bookdom.net/suiyosha/1200machiz/1234digital.html
発売: 株式会社水曜社 東京都新宿区1-14-12
URL : http://www.bookdom.net/suiyosha/